起業した時、なぜ「合同会社」にしたのか
※サムネイル写真は1月25日にパネラーとして登壇するイベントでスクリーンに映される紹介スライドです。久しぶりに「合同会社」と書いたのでこのブログネタを思いつきました笑
講演などでよく聞かれる質問に、
「なぜ株式会社ではなく合同会社にしたのですか?」
というものがあります。
恥ずかしながら起業する時、その違いをはっきりと知っていたわけではありませんでした。以下の動画がわかりやすいと思いますが、起業した2016年時点でこのような動画コンテンツはありませんでした。よい時代になりました。
須崎くんといろいろと調査して、合同会社を最終的に選んだ理由は
・起業時にかかる費用が低い
・出資者と経営者が一致しているので、意思決定が素早くできる
・途中で株式会社に変更することもできる
→ビジネス未経験の二人が株主の意向を反映しながら会社運営していけるか不安だった
・知名度の高い「株式会社」という形態にこだわる必要性を感じなかった
という4点ぐらいでした。
その他、「一般社団法人」という非営利の法人格も迷いました。僕がその前に勤めていた地方創生系の会社が「一般社団法人」でした。他にも地方創生の文脈で「一般社団法人」を起業した人たちの知り合いが複数いたからです。「株式会社」よりもむしろ「一般社団法人」にするかで悩む時間が長かったように記憶しています。
粘り強くミッション達成に向けてアプローチするためには、マーケットと対話しながら、地方の一次産品(特に水産物)のポテンシャルを引き出して商いとして収益を出していくことこそが大切と二人で考えるようになり、営利企業として合同会社を選びました。
※講演などでよくされる質問についてはこのようにまとめておくと良いかなと、投稿してみました。
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