ヒッチハイクで北海道一周?【0~1日目】
行くことになった経緯
まず、ヒッチハイクで北海道一周しようと思った経緯から話そうと思う。
出発の1週間前、ついに推しと直接会ってしまった。
その人は北大医学部のSくん。
アメリカ横断などをすでに行なっていて、あったことはなかったけど存在は知っていて、いつの間にかファンになっていた。
いつか会ってみたいなと思っていた。
とあるシェアハウスの交流会に参加したところ、普通にいた。少し話した。ファンです。って言ったのは覚えてる。
Sくんは明日から相棒と二人でベトナム縦断をするらしい。
なのに普通にいた。もっと話したかったけど、明日出発するからガツガツ行きすぎるのもなと遠慮した。
翌日の朝、朝会っていうイベントに参加する。
後ろから肩を叩かれる。
「よっ!」
Sくんが何故かいた笑
朝会がおわった後、二人でなか卯で朝ごはんを食べた。奢って貰っちゃった。
そこでたくさん話しをした。
昼には札幌駅で見送りしに行った。
「自分は何もやってないなー。なんか面白いことしたい!」
そー思った。
まずは北海道一周でしょ。そんなわけで行くことに
ひよりまくる自分
いつも何かを始めるときは緊張で足がガクガクして、頭が真っ白になって、心臓が爆発しそうになる。
そしてびびってやらない言い訳を考えてしまう。
だから今回は人と約束をして後に引けない状況に自分を追い込んでやろうと思った。
ちょうど出発予定日の前日にお会いできることになった、Tさんに明日からヒッチハイクで北海道一周します!と言ってしまった。おすすめスポットまで教えてもらった。感謝しかない。
これであとに引けない。
親の反応
ぼくの親は、そこまで干渉してこないタイプだ。なので、
ぼく「明日からヒッチハイクで北海道一周してくるわ!」
母「ふーん(呆)」
こんな感じでおわった笑。
ぼくはいつも口だけなので、またはじまった。と思ったと思う。
まあ出発前にデカめなおにぎりをつくってくれたり、ヒッチハイクの理想のルートを一緒に考えてくれたり、色々と感謝している!
最高の友達
出発前夜、オンラインの授業の課題を全くやっていなかったので、悩んでいた。夜中に高校時代からの友達にLINEをする。
「ビジネスエコノミクスの課題やった??」
そして全部やってもらった。ほんとうに感謝してる。
北海道一周スタート
Sくんと同じ流れで行きたかったので、まずは朝会に参加した。
朝会の1分スピーチで
「今からヒッチハイクで北海道一周します!もし見かけたら拾ってください!」
そこからスタートした。
札幌駅で同学年の人に会う。写真を撮ってもらう。
もうあとに引けない。どこでヒッチハイクすればいいんだか、わからない。人に聞く勇気もない。時間がたっていく。あああああ、もうやるしかないのはわかってるんだけど、最後の勇気がないんだよな。
大通、札幌あたりを行ったり来たりうろうろしてから、自分にこう言い聞かせた。
ヒッチハイクしたらモテるヒッチハイクしたらモテるヒッチハイクしたらモテるヒッチハイクしたらモテるヒッチハイクしたらモテるヒッチハイクしたらモテるヒッチハイクしたらモテるヒッチハイクしたらモテる
なんとか勇気を振り絞り、車に笑顔で「大谷地方面」とかいたスケッチブックを掲げる。スケッチブックを笑顔で掲げるだけでモテるんだったらやらないわけないだろ。そう思い、無視してくる車もたくさんいたが。とある車が止まってくれた。
記念すべき1台目の奇跡
その車には北大生の息子とその両親が乗っていた。
話をすると、その息子さんと出身高校が一緒、お父さんと大学が一緒、弟さんと出身中学校が同じで家も近所だという奇跡。
世間狭すぎる。
こんな奇跡あるか?この家族に会えただけでヒッチハイクしてよかったと心から思った。もう帰ってもいいんじゃないかってくらいに。
「作り笑いがよかった」みたいなことを言われた。
達成感が凄すぎて話した内容はあまり覚えていない笑
ジョジョ、宇宙兄弟、ブルージャイアンツとかの漫画をおすすめしてくれたのは覚えている。絶対読みます。
帯広を目指して
GWということで帯広方面に向かうひとは多いのではないかと予想していたので、そこで乗せてくれる人を見つけるのは簡単だと思っていた
実際簡単だった。
「帯広方面」のスケッチブックを掲げた瞬間にお兄さんが止まってくれた。乗せてくれた。
函館住みで実家が帯広。ヒッチハイカーをのせるのが夢だったという。
このお兄さんと話して、一番印象的だったのが、結婚の話。結婚についての価値観が大きく変わった。
お兄さんの結婚話
結婚について面倒くさそうと敬遠していた節があった。だが、それ以上に楽しそうだなに変わった。
お兄さんはちょうど付き合って5年目の彼女がいるとのこと。
プロポーズの時期を伺っているタイミングらしい。なんと彼女さんと誕生日が2日違いだそう。その間の日にプロポーズをしようとしたが、指輪が間に合わないそうだ。
指輪を選ぶ時の話も面白かった。自分がポケモンが好きだからイーブイの指輪にしようか迷って、指輪のコンシェルジュさんに優しく止められたそう。
帯広のデートスポットも教えてもらった。
「デートスポットはいっぱい知っておいて損はないから」
なんかかっこよかった。
帯広のインデアンカレーをごちそうになった。初めて食べたけどおいしすぎた。札幌に持ち帰りたい。
帯広の先輩に会いたい
帯広に行って明確にこれをしたいというのはなかったけど、高校時代にお世話になった先輩が帯広に住んでいるので会いに行こうと思った。到着して早速連絡。
ぼく「帯広つきました!!」
先輩「え、今日札幌帰ってるけど笑」
完全にすれ違ってしまった笑。
帯広をうろつき不安になる
駅周辺をウロウロしてる途中、一気に不安になった。
1日目にどこまでいくのかとか全く決めてなかった。いつまで北海道一周するのかの期限も全く決めてなかった。なんとかなると思っていたが、大学が8日に再開するので、まあ一週間くらいはサボっても大丈夫か程度にかんがえていた。
どうしよ。今日でもっと行ったほうがいいんかな。不安になった。どこで野宿しようかとかも決めてなかったし
インスタでアンケートを作成。今日中に北見or帯広とまる
アンケートに従うことにした
そんなとき、知り合いの先輩からDMがきた。
「自分で決断!」と。
かっこよすぎる。
北見に行くか帯広とまるか。そんな小さな決断もできないようじゃダメだな。
決断力をつけるために他人の意見に依存するのはやめよう。
先輩ありがと
その結果、今日中に北見に行くことに決めた
北見にいけるのか
北見に行くことに決めたが、18時。間に合うか。しかも見た感じ北見ナンバーが全く通っていない。大丈夫か?
パン屋さんの前でヒッチハイクをしていたら、お店の人がでてきてパンを差し入れしてくれた。嬉しすぎた
ヒッチハイクをしてて、歩いてくる女子小学生に声をかけたら無視された。悲しくなった。逆に怪しいひとには近づかない教育がしっかりとされているんだ、と開き直ってメンタルを保った。
少し気分が落ち込んでるなか、一台の車が止まってくれた。
小学教員Fさんと人生相談
その車に乗っていたのは、十勝で小学教員をしている母親くらいの年代の女性Fさん。帯広から上士幌町に帰る途中だという。
上士幌町から北見というと結構な距離だ。なのに北見まで乗せてくれた。
そして、インデアンカレーをご馳走になった笑。本日二杯目!二杯目もうますぎる。何杯でも食べれる。30秒くらいで食べた。
昼にインデアンカレーを食べたことは言えなかった。人生はじめてのインデアンカレーを食べるふりをしてしまった。申し訳ない。
車の中で話したのは、ぼくのこれからのこととFさんのこれまでの人生のこと。深すぎるので内容は割愛。野宿するといったらトイレットペーパーをくれた。22時ごろに北見到着。ほんとに感謝しかない。
北見で人生初の野宿
駅のなかで寝ようと思っていたが、駅員さんが閉めまーす。と駅の中から追い出してきたので、
この辺りで寝られる場所がないか質問をした。
ネットカフェは駅から離れているので、駅の通路のベンチか近所の公園をおすすめされた。
めちゃめちゃ協力的だった。応援してくれた。今時期は警察の見張りはないことを教えてくれた。それは安心して寝られる。
駅の通路に寝ることにした
駅通路の中は快適すぎた。ホテルかと思った。
爆音で音楽を流してダンスしている人がいて、とてもうるさかった。けど僕の好きなミセスの曲でおどっていたので、ぎり許す。
ダンスホールを聞きながら就寝。
1日目の反省
この1日は移動することを重視しすぎていて、地元の人との交流が少ししかできなかった。
2日目からは移動はゆっくりでいいから、地元の人と話しまくろう。
まとめ
僕のヒッチハイクで北海道一周?の1日目はどーだったでしょうか??
こんな形式で書いていこうと思ってます!何か改善点とかあれば言ってほしいです!明日かく2日目は古武術の知識が活きた話をします!
では、また明日!!
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