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地球温暖化の本当のところ

① 温室効果が地球の生命を育んでいる
生命が誕生してから、これまでに少なくとも9回の大量絶滅がありましたが、それらの原因は大規模な気候変動や地殻変動、小惑星の衝突でした。

その中でも全球凍結は興味深いものです。なんとシアノバクテリアの大発生で大気中のCO2濃度が減少し、温室効果が弱まったためとされています。

地球にもたらされる熱エネルギーは太陽由来で、太陽活動の低下もその要因に考えられますが、温室効果がなければ地球は氷の星になってしまうのです。

ちなみに太陽からの距離が地球と等しい月の表面温度は、昼が110℃、夜は-170℃です。


② 気候変動の理由は実に多様
気候変動の原因を学ばずに地球温暖化を語ることは無意味です。

未解明の部分が多い上に非常に複雑ですが、一通り紹介すると、火山活動、小惑星の衝突、太陽活動・海流・地軸の傾きの変化など、とにかく沢山の要素があります。

もちろん、現在問題視されている大気の組成の変化もあります。現在の状況も、いつ、どんな要素の変化で別の方向へ傾くか分かりません。

また、氷期と間氷期のように周期性のある変化もあれば、突発的に起こる変化もあります。科学者たちは様々な要素に注目して予想を試みていますが、それらはあくまでもひとつの説にしか過ぎず、誰も未来の気候について確証は持っていません。

あまり報道されることはありませんが、今後太陽活動が低下し、2030年頃には気温が大幅に低下するという予想さえあります(https://wired.jp/2015/07/14/mini-ice-age-earth-sunspots/)。

そして、気候変動は地球全体に一様に起こるものではありません。事実、地球温暖化しているとされる現状とは反するように、南極の寒冷化やカラコルム山脈の氷河の成長などが報告されています。


③ なぜ地球温暖化を大きな問題として取り扱うのか
はっきりと言えるのは、この問題をビジネスチャンスと捉える人々が多いことです。もちろん、生態系の保護は地球の住民として我々が果たすべき責務ですが、経済力を持つ国々が資本主義体系の中にあることを考えれば、利益至上主義はやむを得ないことです。

うがった見方かも知れませんが、氷河の崩壊やホッキョクグマが飢えに苦しむ映像は、それを正当化するためとも捉えられます。

ビジネスチャンスとは具体的にどういうことかと言えば、エコエネルギーの開発の促進や、原子力事業の推進などです。

事実、日本もこの流れに乗って、原発建設に関わるT芝やH立は、海外での新たな原発の建設に乗り出しています。これまでに発展を遂げてきた国々は、エネルギー資源を化石燃料に頼ってきました。

その恩恵を受けて産油国は莫大な利益を得ましたが、アラブ諸国への資本の集中は欧米諸国にとって決して愉快なことではありません。この状況を打開するために、地球温暖化は格好のアイテムと言えるのです。


④ 我々はどう考え、行動すべきか
地球温暖化がどの程度のものか、私たちに1つの真実が示されることはありません。公的機関が発表する資料でさえも何者かの意図が働いています。

何を信じれば良いのかよく分からなくなってきます。だからこそ、私たちは沢山の情報を入手し、様々な立場の人の意見に耳を傾ける必要があります。

大声で叫ばれる意見が正しいとは限りません。常に真実を追い求める姿勢が大切です。

しかし、忘れてはならないのは、私たちの人間活動によってこれまでも生態系は大きく変化してきたことです。その変化は「破壊」と表現するのが適切かもしれません。

地球温暖化がどうであれ、搾取のみを生業としてきた生活スタイルを見直す時期かもしれません。

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