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外国人が介護現場で働きやすくなる3つの方法をご紹介します。

執筆者
#Ishikawa・Hironao
当施設では介護事業所でたくさんの実習生・特定技能生が勤務しておりますが、現場で働きやすくするために色々と対策をしています。すると外国人の方が現場で活躍できるようになってきています。この記事では簡単に3つの方法をご紹介したいと思います。

漢字の読み方をリストにします


自分で調べる

外国人にとって現場で難しいとされているのは、漢字の理解です。非漢字圏の人にとっては、壁に貼っているポスターやアセスメント記録などを読解するのにまず時間がかかります。なぜなら、その漢字が何と書いてあるのかを知らないからです。まず、そのようにならないためにも漢字にフリガナをつけてリスト化するようにします。自分でフリガナがあれば、そこからGooGle通訳、ネットの情報から調べることが出来ます。すべて意味を書いてしまうと、自分で調べることがなくなるかもしれないので、自分で考えさせてそれを言葉として活用することで専門的な言葉のやりとりができるようになります。

ロールプレイングで電話対応を訓練する


訓練する

電話対応は介護現場にとって必要な能力になります。そして、外国人にとってはかなり難しい事になります。だれが、なんのために、どんな要件でということを聞き取ってそれを伝えないといけないので、視覚的な情報がないので難易度が上がります。いきなりは電話対応することは難しいので、少しずつ練習する必要があります。まずは視覚な情報から、電話で聞いたことを書きとる訓練から始まり、だれから電話が来たのか、どんな要件なのかを聞いたことをしっかりと書き記します。それから、実際に内線を使ってもいいので場面と人物の設定を行い、ロールプレイングをやっていきます。これを何度も繰り返していくうちにだんだんとできるようになります。

しぐさ、相槌、挨拶といった会話方法を学ぶ


会話を学ぶ

高齢者と会話していると理解することは難易度が高いです。もちろん、日本人でさえ聞いていて分からないこともありますので、外国人にとってはなおのことです。理解できないかといって、怒ったり、イライラするのは違うと思うので、コミュニケーション技術を学ぶ必要があります。これも電話対応と同じでいきなりできるようなことはないので、言語学習を少しずつステップアップしていくしかないです。語彙や文法を学びながら、理解していくことで利用者様との会話や信頼が得られるようになっていき、現場のやりがいを感じるようになります。

今のことを考えると、介護で働く外国人にとって必要なことは日本語のサポートも大切であるかと思います。それも短期で行うというよりは少しずつ課題を改善していくことは大事かと思います。

言葉の理解や現場での仕事がしやすくなったときにその方の本質的な能力や力が発揮されていくようになります
。そこで自信をもって現場でのやりがいを感じることができれば、だんだんと仕事に定着していくようになっていきます。自分で自発的に提案したり、活動するようになります。生き生きしている人はそもそも目が輝いており、この仕事が好きだと感じさせます。そういう方が一人でも増えてくると現場の雰囲気もだんだんと変わってくるので、良い連鎖が出来てくると思っています。

役立つ情報をまとめています。






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