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「ファッション通り〜東京・原宿〜」 - よみがえる新日本紀行:一戸信哉の「のへメモ」20221002

先日子どもを連れて原宿に行き、「初めての原宿」に興奮気味のムスメの横で、「若者の街」を歩く居心地の悪さをちょっと感じていたのだが、考えてみれば、若いときから原宿に居心地の良さを感じたことはあまりなかったような気もする。

「若者の街」としての原宿は、さらにさかのぼって、昭和48年(1973年)にも、すでに「若者の街」だったことがよくわかる映像が、新日本紀行で放送されていた。この街の魅力にひきつけられて、若物たちが各地から集ってきていた。

コープオリンピアがうつっていたので、ムスメとあらためてみてみる。若き山本寛斎さんも登場し、感慨深い。当時の若者が年齢とともに登場するが、いまはもう70代、ということになる。映像には「竹下通り」はでてこないが、こちらが10代の若者の集まる場所になるのは、もう少し後のことなのだろう。

新日本紀行らしく、この街にも、裏通りには「地元の人々」の暮らしがあるというのを、きちんと描いているが、今は流石にもう町内会は消えたのだろうか。

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