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ビジネスにおいて大切なことが学べる記事3選 vol.1

私はこれまで大手通信事業会社、花資材を扱う商社、Webメディアを運営する事業会社(この業界は2社)で働いてきました。転職多いw

その中であらゆる職種の方々とコミュニケーションしてきました。マネジメント、ビジネスマナー・テクニック、あらゆるシチュエーションの中でビジネス現場の知見をためてきたわけですが、その度にビジネスの奥深さを感じてきました。

ビジネスに正解はありません。人によって、シチュエーションによって有機的に変化していくのがビジネスです。その中で大事なのはやはり普遍的な部分、本質的な部分になります。ここは押さえておきたい。そのような記事をご紹介していければと思います。

属人性の排除か、作家性の発揮か

ソニックガーデンの倉貫さんのnoteをご紹介させていただきます。実は数年前から勝手にブログを愛読しておりまして、ビジネスの本質を学ばせていただいてます。今回の「属人性」というテーマは、効率性、仕組み化が進むこれからのビジネスにおいてより一層考える機会が増えることになると思います。私自身、感じていたモヤモヤがクリアになった記事でもあります。

仕事の属人化は問題の本質ではない

属人化を排除したオペレーショナルな仕事はアウトソースしたり、コンピュータで自動化したりできる。
だけど、その人ならではの成果が差別化になり、価値になるとしたら、属人性は排除すべきではないのでは。
その人だけに依存することへのリスクヘッジは取り組むべきかもしれないが、属人性=悪とするのは短絡的。
つまり良い属人性と悪い属人性があるのだとして、良い属人性のことを「作家性」と考えてみれば良い気がした。
仕事に作家性が求められる時代になり、誰もが作家性を発揮できるようになれば、仕事が楽しくなりそう。

属人性に関する論考

「属人性の排除」=標準化というのは手段の話であり問題ではない。継続性をどう確保するのか、ということが問題の本質である。であれば、標準化ではない方法で継続性を確保すればよいのではないか。
属人性の問題と捉えるのではなく、継続性の問題として捉えることができれば、それに対する手段の選択肢は増やすことができる。かつ、継続性には「いつまで」という期限も付ければ、よりクリアになる。
属人化の問題が起きるのは、「ルーチン的なオペレーション」がブラックボックス化されてしまうこと。そもそも、そういった「作業」は標準化されてるのだからオープンに共有してしまった方がよい。

効率化が進むと、属人化すべき業務の見極めが難しくなります。属人化すべき業務をルーティンにしてしまって崩壊したケースも多々あります。ここを柔軟に考えることがなかなか難しい。その業務の全てをルーティンにするのではなく、全体の工数を抑えるために一部をルーティン化したオペレーションにする方がパフォーマンスを担保できる場合もあります。

このテーマは、組織によって変わるのでそれぞれの現場において最適な答えを見出すことが重要なのだと思います。

ビジネスで必要なのは、テクニックよりマナー

ビジネスにおいて最も大切なのは、「良い人間関係」だと思います。

今回ご紹介する記事は、「人間関係が仕事のモチベーションに大きな影響を与える」という話です。

「良い仕事には良い人間関係」というのは、わたしの持論だ。人間は、好きな人のためにがんばれる生き物だと思っているから。たとえばあなたも、嫌いな同期のためには融通利かせたくないけど、仲良い同期のためには積極的にいろいろ取り計らったりするでしょう。ムカつく上司には反抗するけど、信頼してる上司のためならちょっとの残業くらいするでしょう。
好きな仕事をやってたくさんお金を稼いでいても、毎日上司にネチネチと嫌味を言われ、同僚から無視されていたら、だれだって胃が痛くなる。辞めたくなる。環境が最高でも、人間関係ひとつで最低な職場になりうるのだ。逆に、仕事がしんどくても、「まわりがいい人ばかりだから辞めるのは……」と留まっている人もたくさんいる。人間関係がモチベーションに及ぼす影響は、想像以上に大きい。
だから、円滑に、心地よく、うまいこと仕事をまわすためには、お互いが好きでいること、要は仲良しなのが一番効率的なのだ。そしたらみんな、勝手にがんばるから。

ビジネスにおいて、仲良しであることは必ずしも良しとされませんが、基本的に人間関係が良好でないと仕事のパフォーマンスに影響が出ます。上司との関係、同僚や部下との関係、クライアントとの関係、これらが良好に保たれていることはビジネスにおいて重要なことです。私も業務で関わる多くのパートナー(ライターさんや編集者さん)がおりますが、仕事のパフォーマンスが下がる要因の多くが人間関係だったりします。コミュニケーション不足や、ちょっとした配慮の欠如で簡単にクオリティが下がってしまうものです。まずは人間関係を大切にすることがビジネスでは大事なことだと思います。

「続けられない人」は、「練習方法」にフォーカスすると良いかも。

この記事は非常に示唆に富んだ内容でした。何事も「続けること」って難しいですよね。基本的に人間は怠惰な生き物だと思います。その前提でいかに続けられる仕組みを設計するかはとても大事なことだなと改めて思いました。セルフマネジメント、メンバーマネジメントにおいて有用な内容なのでぜひ読んでいただきたいです。

努力が苦しくなくなる方法

スキルは「反復練習」で身につけることができる。したがって、「反復練習」を仕事に細かく組み込んでしまえば、努力はさほど苦しいものではない。
私は彼に
・目標を細かく分割してあげ
・定期的にアウトプットを私に送ってもらい
・ある部分はエクセルなどで自動化し
・私の使っていたテンプレートを与え
・恥ずかしがっていたのでロールプレイを行い
・勉強会でやり方を発表させた
別に大したことをしたわけではない。部下の日常のアクションに少し手を加えただけだ。だが、結果として、半年もしないうちに、彼は「毎日の努力目標を守る」ことができるようになった。もちろん私が指導したからではない。まぎれもなく彼が「毎日続けるスキル」を練習によって獲得したからである。

この話は仕事以外のあらゆる物事に共通することだと思います。サッカーに置き換えても、試合に出てパフォーマンスする機会から逆算して、細かく目標設定をするというのはコーチングの基本でもあります。これをベンチマークにして取り組むことができれば必然的にパフォーマンスレベルは向上すると思います。

引き続き学びを深めていきたいと思います。


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