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京都一周トレイル①2021/12/25桃山御陵~出町柳

YAMAPはこちら
↑時間とルートが見れるよ(写真は少ない)

メリークリスマス!の聖なる日にソロ登山というかソロトレイルしてきました。
今回も長いです!
最後に今回の行程の感想やまとめを書いているので、時間ない人は目次から飛んでね。

京都一周トレイルを年末年始をかけて挑戦していこうと思います。
何日も泊まりながら歩くよりも、日帰りを何日かに分けて挑戦するグレートアップストリーム方式をとっています。

■1日目-行程

詳しくはYAMAPリンク参照
東山トレイルの途中
・桃山御陵駅
・伏見桃山城
・伏見北堀公園
・大岩山
・伏見稲荷大社
・泉涌寺
・清水山
・蹴上インクライン
・大文字山
・出町柳駅

■出発

始発で迎えば6時に桃山御陵からスタートできるはずが見事に寝坊
出発は7時となった。

まだ明るくなりきっていない街を歩く

■伏見桃山陵、伏見桃山城、北堀公園

市街地を抜け、伏見桃山陵へ入る。
霧が濃くて、静かで、空気が冷たくて、なにか気持ちが引き締まる思い。

伏見桃山御陵に入ったところ

御陵にはいかず、伏見北堀公園へ向かう京都一周トレイルの道へ行く。
京都一周トレイルには要所要所に案内地図があるので、これを注意深く見ておけば、一定は安心。でも地図も併用したほうがもっと安心。

伏見桃山城から北堀公園へと抜ける。
霧がいい仕事してくれているのでとても雰囲気がいい。

城と月
大岩山の方面(多分)
北堀公園を抜ける

■市街地、竹林、大岩山

一旦市街地を抜ける道に出ると、朝日が差す時間になり、街に降る光がとてもよかった。

市街地から大岩山の山道に入ると竹林になっており、これまた朝日と霧の具合が素晴らしかった。

ノスタルジー

大岩山の目印はこの大きな鉄塔。ちょっとだけ登るけどここまでは全然疲れない。

大岩山展望台からの眺め

大岩山が最初のピークになるので、少しここで休憩。
市街地からすぐにこんな景色の良い場所があるのはとてもいいな。
と、思いながら出発したら道を間違えました。
来た道をそのまま進むのではなく、展望台から延びる細い脇道に入るのが正解でした。引き返して戻りました。

ここの案内地図折れてます。。。ちゃんと見つけてね。

ここからはいつものような登山道。細くて傾斜もある道を下っていく。
社がたくさんあるので、余裕があれば参拝する。
下りきったところの大岩大神小岩大神の鳥居?が珍しい形と模様でかっこよい。
再び竹林に入り、ここで素晴らしい光芒に出会った。

凛々しいね狛犬
かっこいい鳥居?ワンダと巨象みたい
スーパー光芒タイム★

またまた道路に出て進むと、この辺りからほかのトレイルしている人たちの姿も観るようになってきた。

■伏見稲荷神社

街から稲荷山の登山口付近は畑の間を抜けていく。
なんだかわからないが植物が元気に生長しているとこちらも元気になってくる。

稲荷山のピークは踏まずに伏見稲荷大社まで抜ける。
外国人観光客のイタズラ?や彼らに配慮した看板が見られる。

近づいてきた

伏見稲荷の参道に合流。登山用のザックや服装が目立って恥ずかしい。
本殿まで降りるのもしんどいので、荒神峰に登る。
お参りして、ここで休憩をとる。
パンと紅茶で優雅な休憩。(この辺あんまり写真撮ってない)

東福寺や泉涌寺の方面へ降りていく。
柿を咥える鴉、無数の巨岩を祀る神社、山ガールたち、が印象的でした。

柿食えば
巨岩かっこいい
山ガールたち

■泉涌寺からアップダウンを経て清水山

泉涌寺までの道はちょっとだけわかりにくいので注意。
泉涌寺のお参りもスルーしましたが、硫黄のにおいがしたので、温泉あるんでしょうか。確認したらよかった。

泉涌寺を抜けた先の市街地は高級そうで雰囲気もあっていい町でした。

ここから次の登山口までの道もわかりにくいです。注意してください。
ここまでは街歩きのついでに高台に登る程度でしたが、ここからは登山ぽくなります。
トレランの人も多いです。傾斜自体は急登って程のものはないのでちょうどいいかも

登山口
これぞ登山

ここではピーク踏まずに下山して、道路を挟んで清水山へ。
これもまた登山道っぽい登山道。傾斜はちょっときつい。

清水山はちゃんと山頂標識があるので撮影。
長居はせず、東山山頂公園までいってお昼ごはん休憩。

ヘリポートのある公園

■東山山頂公園で孤独のクリパ

お昼ごはんはクリスマス仕様。
とりあえずにゅうめんで小腹を満たし、
ロールちゃん(クリスマス仕様)と紅茶でボッチクリスマス山頂パーリー。

にうめん
屋根があるので安心。
ええ景色のところもあるよ。小雨がぱらついて、ホワイトバランスもミスって、この世の終わりみたいな写真。

■蹴上インクライン、日向大神宮

良い感じのカロリーをとって、あったかい紅茶も飲んで次なる目的地は蹴上インクライン
小雨ぱらぱらのなか細めの傾斜を下るので怖かった。
落ち葉が積もって滑りそうな道でした。

蹴上インクラインは人気ですね。和装の方々や綺麗に着飾った方々の間をドロドロアセアセの体で通り抜けるのがとても緊張しました。

グーパンチかわいい

蹴上から少し登って日向大神宮へお参り。
少し雨が強くなってきたので、レインウェアを着る。
天岩戸で開運厄除けの儀式(トンネル通過)もしました。

日向大神宮への階段
ここをくぐること自体にご利益があるとのこと

■ラストスパート大文字山

本日のトレイルも終盤。
大文字山まで行って下山を日没までに完了しなければならない。
少し急ぎ目でここから歩くことにする。

最後の山だ。頑張ろう。

大文字山までの行程は、400mほど標高あげて本日の行程の最も高いところまで行く。
だんだんとカメラを構えることもおっくうになってくる。
疲労感を感じながら一歩ずつ確実に。
途中足がつりそうになってかなり焦った。なんとか最悪の事態は免れた。水分補給水分補給。

そして、待望の、大文字山山頂へ登頂!!

これまでの行程を祝福するかのように、通ってきた道を見渡せる眺望と雲間に差す光。
達成感とはこのことか。
なんてすばらしいトレイルだろうか。

あの山々を超えてきたのだと感動
良い光が差している

しばらく感動しながら写真を撮っていたが
下山のためにも、大文字の火床へむかう。

こちらもいい景色で上京区が全部見える。

火床は四角のブロックを二つ並べただけの簡素なつくり。「大」の字の「一」と「人」であうところ?は十字になっていて大きい(写真中央)

■下山

無事に下山し、街へ着いた。麓に銀閣寺もあったが、疲労回復が優先だった。

まずは銭湯でさっぱりする。
東山湯温泉で汗を流す。
古き良き日本の銭湯で、番台のおじさんもやさしくてかなりよかった。

気持ちよくなってからは、近くの中華そばたく味へ。
瓶ビールで祝杯を挙げて水餃子。
しめはチャーシューメン。おなか一杯で満足して帰路へ着く。

最高
死ぬほどチャーシューとネギ乗っ取る


京都タワーもクリスマスカラー

■感想とまとめ

感想としては、かなり良かったです。
トレイルなる旅は初めてでしたが標識など親切で楽しめました(それでも紙やアプリの地図は必携お思います。)。
序盤の伏見区は高低差もあまりなく、朝日と霧の京都が美しい道でした。
市街地を通りながら、人々の暮らしを感じながら歩くのもなかなか普段の登山では感じれないことなのでそれもよかった点ですね。
なんといっても最後の大文字山は眺望素晴らしく、特にトレイルしてきた道が一望できるのが、これまでの行程が報われたようでうれしかったです。
ただかなり時間と体力が要ります。
今回9時間ほどで25キロ以上の行程でした。達成感もその分あるんですけどね。

次回は出町柳から比叡山へ登って、どこまでいけるかな?

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