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【第2回】企業の成長可能性に関する説明資料を読もう ~株式会社カオナビ~

こんにちは。株式会社ホロックスの鷲尾です。

現在、私自身勉強のためにいろいろな企業の成長可能性に関する説明資料を読んでいるのですが、やっと自分なりに意見や感想を待てるようになってきたので、それに対する皆さんのご意見やフィードバックを頂きたいと思い、この度noteにまとめることにしました。

まだまだ未熟なので読むに堪えない内容かもしれませんが、どうかご容赦下さい。

第2回では『株式会社カオナビ』をご紹介

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画像出展:株式会社カオナビ 成長可能性に関する説明資料

株式会社カオナビとは、『カオナビ』という顔写真で人材情報がパっとわかる人材管理システムを提供するB2BSaaSの企業です。

部門別に社員の顔写真が表示されることで、直感的に操作できるインターフェースを構築している点が特徴で、売上高のCAGRは脅威の+103%を誇ります。

社長の柳橋さんはアクセンチュア出身で、教育機関や官公庁の業務改革プロジェクトで業務基盤の整備や大規模データベースの開発業務を担当していた経緯などもあり、対エンタープライズのデータベース系ソリューションへのナレッジは深いように思われます。

その他の経営人の顔ぶれはかなりバリュエーションに富んでおり、ヤフーやマリーンといった大企業のマネージャークラス以上出身の人や、ベンチャー企業で経験を積んだ人もいます。

『カオナビ』の特徴と強み

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画像出展:株式会社カオナビ 成長可能性に関する説明資料

『カオナビ』は3年連続で国内シェアNo.1を達成しており、日本における人材マネジメントシステムをリードする存在となっています。

そんな『カオナビ』の特徴と強みとは、なんといっても”高い顧客エンゲージメント”と”リクルートグループとの強固なパートナーシップ”でしょう。

工数と費用をかけず、顧客自身で簡単にデータベースや評価制度等を構築できる自由度の高いカスタマイズ性と、オンラインとオフライン双方において顧客に対し有益なコンテンツやサポートを提供し続けることによるカスタマーサクセスによって、高い顧客エンゲージメントを誇ります。

またリクルートグループと強固なパートナーシップを構築することにより、リクルートグループが持つさまざまなリソースと連携し、『カオナビ』自体の顧客価値を向上させています。

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画像出展:株式会社カオナビ 成長可能性に関する説明資料

『カオナビ』の今後

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画像出展:株式会社カオナビ 成長可能性に関する説明資料

現在においても圧倒的な市場シェアを誇る『カオナビ』ですが、今後も”既存事業の拡大”と”プラットフォーム化の推進”によって更なる成長を目指しているようです。

現在のカオナビの利用者は従業員100人~1,000人程度の中規模の企業が主ですが、マーケティングや営業活動の強化、新機能リリースや先端テクノロジー活用による付加価値上昇をもって、より幅広い顧客基盤の獲得を狙っていくようです。

またさまざまな外部のサービスとの連携を進めることにより、人事・マネジメント業界におけるディファクトスタンダードとなるプラットフォームの構築を目指しています。

まとめ

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画像出展:株式会社カオナビ 成長可能性に関する説明資料

『カオナビ』は、”高い顧客エンゲージメント””リクルートグループとの強固なパートナーシップ”という強みによって業界をリードする人材マネジメントシステムです。

現在は従業員100人~1,000人程度の中規模の企業を主な顧客として抱えており、今後はそれら顧客基盤の拡大を狙っていく他、プラットフォーム化によって、業界のディファクトスタンダードとなるプラットフォーマーになることを狙っているようです。

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