観光ブームの中で東南アジアのホテル客室料金が急騰

新型コロナウイルスの感染拡大後の観光需要の高まりにより、東南アジアの観光都市のホテル料金が急騰しています。特に、ベトナムやタイなどの国では、ワクチン接種率が高く、国境を開放していることが要因となっています。例えば、ハノイでは、2022年12月に比べて2023年1月の平均宿泊料金が約30%上昇しました。また、バンコクでは、2022年12月に比べて2023年1月の平均宿泊料金が約40%上昇しました。

https://e.vnexpress.net/news/travel/hotel-room-rates-in-southeast-asia-skyrocket-amid-tourism-boom-4578950.html

確かにホテル料金高くなっています。ベトナムに住む者として値上がりを実感しています。

ホーチミンの日本人が集まるレタントン通りにあるシルバーランドサキョー(https://www.agoda.com/ja-jp/silverland-sakyo-hotel-spa/hotel/ho-chi-minh-city-vn.html)は私の会社でもよく出張者の定宿になっているホテルですが、普段120万ドン(=7000円くらい)/泊で泊まれるのですが、最近ではAgodaで見てみると200万ドン(=11,500円くらい)/泊近い価格になっています。

このホテルに限らずいまのホーチミンでは100万ドン/泊以内で泊まることができるホテルはなかなか見つからないと思います。

ここまでホテル料金が高騰しているのは、ホーチミン市、ハノイ市ともに多くの海外旅行者がみられるようになったことからも、観光市場が回復してきていることが見て取れると思います。

出張でベトナムに来るならまだしも、観光で来る人たちにとっては大きな問題ですよね。「ベトナムのホテル、全然安くないじゃん!」と。

円安の影響もあるのか、ベトナムに来ている観光客を見ると韓国、欧米の方が多く日本人はあまり見ないという印象です。ベトジェットでよければ航空券という面ではけっこう安く行けるようになったんですが、ホテルが高いとなると他国に流れてしまいますよね。

ベトナムの近くにはタイやインドネシアといった観光面で魅力的な国があります。バンコクやバリにはイメージでは負けているというのが所感です。

今後原油市場が落ち着いてくればフライト代は下がると思いますが、ホテル代はどうなるかですね。。

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