アイスホッケー観戦記vol.17 成長と足りなさを痛感(横浜対日光)
今日はアジアリーグアイスホッケーを見に新横浜のスケートセンターへ。
相手は相性のいい日光です。(相性がいいと言っても、相対的にですが。。。)
★苦しいシーズン
9月に開幕したアジアリーグも11月に突入。開幕ダッシュに成功したものの強豪との試合も続き波にのれない横浜GRITSですが、アウェイで日光に勝利し連敗をストップ。その日光が今回の相手です。
強豪ではあるものの戦い安い相手でもあります。
また、ホームゲームも3年目に入り少しずつ運営が変わっています。そんな変化を見ていくのも楽しいです。
★試合
今日の試合では今年新加入した石田選手が初めてのベンチ入り。石田選手が勤めるケンタッキーのサポート試合ということもあり
キーパーの石田選手がフェイスオフをする珍しい一幕も。そんな和やかなイベントも終わり試合開始です。
☆第一ピリオド
試合開始と同時に仕掛ける日光。最初の攻撃であっさりと先制します。
しかし、そこからの横浜グリッツは素晴らしかった。気迫溢れるプレーで同点にすると、勢いそのままに逆転!その後も勢い変わらず、押せ押せムードになります。
しかし、ここでトラブルが!自陣ゴール前で日光のファウルらしきプレーが流されてパックは日光に。そのまま同点弾を決められてしまいます。これにはラウター選手も大激怒💢しますが逆にペナルティをとられてしまいます。チーム一番の主力が10分間の出場停止。横浜グリッツの勢いは一気に衰えてしまいます。
横浜 2-2 日光
で第一ピリオドを終えます。
☆第二ピリオド
ラウター選手がいないなか踏みとどまる横浜グリッツ。しかし、スタミナは徐々に失われ、勢いをなくしていきます。
そして終了間際に古橋選手の得点で遂に勝ち越されます。時間もないため、ここで終わらせたい所でしたが立て続けに失点。
横浜 2-4 日光
で第二ピリオドを終えます。
☆第三ピリオド
終了間際の立て続け2失点で意気消沈となる会場。そこをMCの方が逆転するぞとかけ声をかけ、選手が出てくるゲートへ。
そこに子供たちも集まって選手を出迎えます。そのおかげか、スタミナ切れのグリッツでしたが相手の猛攻を防いで逆転の機会を狙いましたが、最後に決められて万事休す。
横浜 2-5 日光
で試合は終了しました。
★振り返って
振り返ってみてこの試合のターニングポイントはいくつかありました。
その最たるものは日光の同点ゴールでしょう。
確かにあのシーンはファールだったと思います。しかし、スポーツに審判はつきもので、その人は人間です。ミスもあるでしょう。また、微妙な判定で人によって判定が別れるものもあります。
あれはまだ第一ピリオドでした。そこで抗議するにしてもスティックの放り出すなどの行為はやりすぎでした。スタミナに不安があるグリッツにとって序盤での10分は終盤の10分より痛かった。
また、エースの存在は大きかったですね。勝ち越しゴール含めてスゴかったです。
それから日光の早田選手。ペナルティボックスに入ったとき、近くの子供に手を振っていました。多くの選手が割りと荒れ気味で入ってくることも多い中、彼の人となりがわかるシーンで微笑ましかったです。
★最後に
今日の観客数は799人。アニャン戦含めて700人を超えることも増えてきました。
そこで、11月6日時点の平均観客動員について。
ホームの試合数にバラつきはありますが横浜グリッツは徐々に増やせていけています。また、レッドイーグルス北海道もV字回復の兆しを見せています。
日光や東北は去年と同じ推移。もう固定客かしていないか心配です。
そしてひがし北海道クレインズは去年に引き続き右肩下がり。チームが上向きだけに観客も戻ってきてくれると良いのですが。
さて、最後に試合に戻ってご紹介。
今回の試合もYouTubeでハイライトが見れます。気になる方は近くのアイスホッケー会場までぜひ足を運んでみてください。
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