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Fine Woodworking program開始!

さて、学校が始まって早1ヶ月が経ちました。あっという間です。

これまでは学校の手続きやここまで至った過程など紹介してきましたが、これからは学校での内容、学び、またその中で自分が感じたことや思ったこと、どうでもいいボヤキなどを書いていけたらなと思ってます。

英語で学ぶ。 そして自分を知る。

ここまで約1ヶ月、日々とにかく学ぶことが多く、目がクルクル回るほど毎日があっという間に過ぎていきます。そしてこれからもそうなることでしょう。

最初の数週間はまず学校や生活の環境、先生や他生徒との関わりに慣れることや新しいことを学ぶにあたって、精神的にも肉体的にも疲れました。(かなり充実しているとも言えます。)

ただでさえ新しい分野でしかも英語で学ぶとなると現地の人より1つ2つハードルが増します。これは約15年カナダにいても、かつてカレッジに通っていたとしても、どうしても慣れません。。。
まぁそもそも今までカナダ社会でがっぽり生活していたかと言われると否で、友人も日本人が大半で、移民大国のカナダ、特ににユーコン準州では働く環境もインターナショナルの同僚が多く、同じような待遇の人たちと主に付き合ってきたからでもあります。

そして、今回通うことになったプログラムは蓋を開けてみると約20人いるクラスの中でベネズエラ人と自分を除く全ての生徒さんは主にカナダ人の英語のネイティブスピーカーさんたちです。もうちょっと国際的豊かで移民の生徒がいると心強いし、コミュニケーションも取り易いんけどなぁ、、、と埒が明かないことも思ったりもしました。

ここで学校とは関係ありませんが、改めて自分の弱点というか、特性というかそういうものを再発見させられました。

慣れないもしくアウェイ感のある環境(特に他人との付き合い方に関して。そしてこの場合自分が日本人で周りは皆カナダ人という環境)に身を置くと、当然かもしれませんが、そこに慣れるまで現地の人たちよりも時間がかかってしまいます。最初から自分を出せればいいのですが、まず周りの様子を伺ってしまったり、コミュニケーションが消極的になってしまう傾向があります。
英語という言語ツールを通してのコミュニケーションにもなるので、まず相手の口語のクセや発音に慣れるのにも時間を要したり、そもそものバックグランドが違うので共通の話題を見つけるのにも時間がかかってしまうのが要因でもあるのかなと。
結果、相手を知ることもそうだし、自分を知ってもらうことにも時間を要してしまいます。

しかーーーーし、そこに焦点を当ててもしょうがありません!他生徒との出会いや触れ合いも大事ですが、何よりも「学校に何を学びに来たのか」にフォーカスポイントを絞ることが大事です。そう、英語の上達を目指しに来たわけではなく木工を学びに来たわけです!
その過程でちょっとずつ他生徒とも打ち解け、分かり合っていければ、そんな楽しいことはありませんね。実際1ヶ月経って自分も積極的にコミュニケーションを取れるようになり、そして相手も自分に話しかけてくれるようになってきたので、学校生活が更に充実してきました。やはりいざとなった時に協力、助け合えるのは周りにいる仲間です。

そして、カナダ人環境の中で揉まれながら英語で何かを学ぶというのも自分のメンタル、コミュニケーション能力を成長させるのにもいいキッカケになると信じています。

サッカーの長友選手がこのように言ってます。(彼は生きるか死ぬかの世界でやってきたので、すごい極端な例になりますが…)

約11年の海外生活で学んだことは、一番はメンタリティー。自分が育った環境ではない、全く違う文化や言語もそうだし、そこにすぐさま適応しないといけない。なので、メンタル面が一番成長したかなと思う。
腹をくくっているし、『何があってもこの場所で戦い抜くんだ』『ここで活躍するんだ』と。そこはブレたことがない。それは夢や目標がしっかりとあり、その目標を叶えるために日々をしっかり過ごすという覚悟が強く柱としてあるので、そこがブレなかったということ。

木工の技術や知識は当然の如く、そう、メンタル面も強化していくのだ!!笑
そして新しい環境に踏み入れることは必ず将来の糧になると信じ、耐え抜く。いや、学び、楽しみ抜く!
と改めて考えさせられる序盤の学校生活でした。笑




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