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書籍紹介: 科学がつきとめた『運のいい人』

こんにちわ!

コンディショニングコーチの寺田です。

今日は水曜日なので書籍の紹介♪

科学がつきとめた『運のいい人』
中野信子著 

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少し前の本(2013年出版)ですが、最近また読み返したので紹介させていただきます♪

本当に運が良いのか?悪いのか?

本著は脳科学者の中野信子氏が科学的に

・運が良い人とはどんな人なのか?
・運が悪い人とはどんな人なのか?
・どうすれば運が良い人になれるのか?

といった事について書かれている本なのですが、

『運が良い人には共通した物事の捉え方や行動がある』 

と著者はエピローグで書いています。

つまり『運が良い人』に共通する事をすれば、
『運が悪い人』も『運が良い人』になれる
という事です!

これはなかなか凄い事だなぁと個人的には思うのですが、
いかがでしょうか?

運も不運も『ランダムウォークモデル』

『運が良い人』の具体的な行動や考え方に行く前に紹介したいのが、

数学にある『ランダムウォークモデル』というもの。

これはコインを1万回投げて表だと+1、裏だと-1として、
表に点を打っていくと実際には表と裏という50%の確率だとしても

5000回ずつ表と裏が出るという事はほとんど無い
・表に200-300、裏に200-300ぐらいの偏りが出る
・1万回全てが表、全てが裏という事はほとんど起きない

という数学の理論です。

著者は『運もこれと似たいようなもの』と書いているのですが、どういう事かというと

人の人生という限られた期間の目の出方はある程度はどちらかに偏ってしまいます(±4700~5300)。しかし、圧倒的にマイナス(ー10000)だとか、プラス(+10000)だとかいう事は滅多に起こらない。

と書いています。

だからこそ、起こった物事に対して『どう捉えるのか』が大切だと本著は続いていきます。

『運が良い人』の捉え方

人生には運が良い時も悪い時もあるし、
どちらかに偏ってしまう。
ただ、『完全にどちらかだけ』というのはなかなか起きない

だから、『起こる物事に対してどう捉えるか』で
既にある偏りを『運が良い』に寄せる事ができる!というのが本著の大きなポイントです。

では、『運が良い人』どんな捉え方をしているのでしょうか?

細かい事例は本著を読んで欲しいので、ここでは簡単に紹介したいと思います♪

運の良い人は
自分のものさしをもって、それを基準にして判断する
・『自分は運が良い』と決めこむ
・他人と共に生きる事を目指す
・目標や夢も自分のものさしで決める
・祈る

以上が各章のタイトルにもなっている『運がいい人の捉え方』ですね。

まとめ

『運が良い人』の捉え方や物事の考え方を知ることができる本著。

少し前の本ですが、かなりおススメの本なので『運が良くなりたい!』という方は是非チェックしてみてください♪

ただ、
紛争や戦争が無く社会的にも安定していて、
インフラも充実していて、
銃などの凶悪犯罪も少なく、
国民皆保険があって、
経済規模も世界3位の日本。

そんな日本に生まれた時点で、実はかなり『運が良い』と個人的には思っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました♪

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編集後記:
誕生日にアカデミーで一緒に働く幹夫さんからプレゼントを頂きました!
ありがとうございます👏


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