女王様と僕　｜　1−1　｜　 僕と9✖︎9マスで描いた人生の話

これを読んでいる、君。
そう、君だ。
歓迎するよ。

いきなりだけど、一つ想像してみてほしい。

たとえば、君の人生が9✖︎9のマスだったとする。
この際、マスの数は何でもいい。
ちょうど手のひらに収まりそうな数字ってだけだ。
まぁこれは、君の人生が何によって占められているかを表していると
しよう。
この内、君自身は何マスかな？

ん？わかりづらい？

じゃ、一気にわかりやすくするよ。
24個のマスを想像してみてくれ。
これは、一つが1時間。24個でそう、24時間。つまり、1日だ。
これを、横に並べてもいい。
3✖︎8でもいい。
この中で、自分自身だ、っていうマスが何マスあるかな？
まず、これを読んだいる瞬間。これは、正直どっちとも取れる。
なぜなら、こういった類のものは、読んで咀嚼して自分の思考に取り入れ
たりアウトプットしたりして、自分のものになる。
ただ、流行っているからとか、押し付けられて手に取っているとしたら、
これは自分だとは言いづらいかも。
ま、要は
「人生は、思考・選択・決定・行動」
というプロセスを伴っている、ってことだね。
だから、自分と対話し、考え、決めて、何かをするってことが非常に
大切なんだ。

たとえば、寝ている時間。これは胸を張って自分の時間と言って
いいんじゃないかな。
じゃあ、起きて、スマホを開く。インスタで誰かのタイムラインを見る。
ってホラ。その瞬間、君かい？誰かの情報で埋めていってないかい？

って考えると、あれ、以外と自分の時間って少なくない？
って思わない？

つまりこれが、君がAIに乗っ取られ始めている警報だ。
課金ゲーム、プッシュ通知、ほら、どんどん君の思考のスピードを緩め、
止め、1日をプログラムの中に取り込もうとしているよ。

さ、この呪縛から飛び出す準備をしよう。

まず心がけること。
１君の一日を、自分のものとして留めること。
２汗水流して働いて得られるものが、金だけはないようにすること。
３さらに、その金をむやみやたらに人に奪われないこと。
４理想的には、君が使う金もまた買ったモノだけではない、＋αを得られること

この物語は、僕が、とあるきっかけで様々な人に出会い学ぶ物語。
現代古代、事件醜聞、どうでもいい日常から祭りまで。
その中にある気づきって奴はどうも何かを伝えようとしているんじゃ
ないかって思ったのでまとめる事にした。

つまり、僕も君と同じ、一つ間違えば他に取り込まれて思考が止まりかけ
たポンコツだ。
ただ一つ、書き留める、という事が好きだから、今こうしてただただ
人生を文字で描き殴っている。

この文章自体、考えながら僕は書いている。
だから、思考のプロセスにのっとって書かれている。
ので、とても沢山の（ほら、この時点で同じ意味の言葉が二つも）矛盾や
重複があると思う。
ただ、そこが大事なんだ。
整理された思考は、何も留めない。
いいかい。
整理された思考は、何も留めない。
ほら、これくらい強調されると、心に残るだろう。
誰かに見せる前提なら、この日記だか小説だかわからないけど、
これくらいでいいんだ。

グーグルはさまざまな予測変換をしてくれるけど、その変換自体を一つ一つ吟味しながら、実際問題変換できたとしても読み方が想像できないような
変換は使用しないようにしている。

たとえば、さっきの行に出てくる、
のっとって
という表現。
漢字になれば
則って
となるわけだけど、パッと出てきて君はストレスなく読めるかい？

読める、って人は、うん、できる人だ。
だけどこの物語は、決して貴方のような出来る人を主眼とした物ではない。
遍く人類を対象とした、救済書のようなものだ。
読んで救われる。南無阿弥陀仏、主の祈り、的なアレだ。

ので、改めて言うよ。
この物語には様々な人物が登場する。
どうか、気になるところだけでもいい。
目を通してみてほしい。
きっと君なりの発見があるはずだ。