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マネーフォワードのルーツを辿る~Mission/Vision/Value/Cultureに込められた想いとは~

tanaka.kei

みなさんこんにちは!
マネーフォワードで新卒採用を担当しております田中と申します。

採用担当者として、日頃マネーフォワードを志望する学生さんに向けて当社のMission/Vision/Value/Culture(以降MVVC)や創業ストーリーについてお話しすることがあります。

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(当社のMission/Vision/Value/Culture)

そのたびに強く思うのは、「当社のMVVCの根底にあるのは、創業者である辻の経験や想いなんだな」ということ。そこで、当社代表の辻に「MVVCのルーツになる経験や想い」について話を聞いてみました。

今回はMVVCのうち、行動指針にあたるValueに着目してみました。当社のValueは「User Forcus」「Technology Driven」「Fairness」の3つ。
例えば、辻はエンジニアではありませんが、「Technology Driven」を最重要指針のひとつに掲げるのにはどんな理由があるのか。それぞれのValueのルーツを探っていきたいと思います。

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Technologyとの出会い

ーTechnology DrivenをValueに掲げる当社ですが、辻さんとテクノロジーとの出会いについて教えてください。

辻:僕は新卒でソニーに入社した後、2004年にマネックス証券に出向しました。当時は、99年に株式売買に係る手数料が完全自由化され、インターネットの普及と相まってインターネット証券がたくさん生まれた時代。それまで電話や対面でしかできなかった証券取引を、インターネットを介して簡単に行うことができるようになり、証券業界はまたたく間に変貌を遂げました。手数料はこれまでの10分の1以下になって、世界中の商品を購入できるようにもなった。個人の取引はほぼインターネット取引に移行しました。すさまじい世の中の変化を目の当たりにして、テクノロジーの力に感動したことを今も覚えています。
同時期に『Facebook』が出てきたこともあり、オープンであることがこんなにも世の中をつなげ、人々の可能性を広げるんだ、ということも感じていました。インターネットやTechnologyの力、オープンであることの可能性に出会い、後に「こういったことをお金の分野で起こせば、世の中の人々がハッピーになるのではないか?」と思ったことが、僕たちの創業ストーリーの始まりです。

ーここに、Technologyで世の中を良くしたい、という我々の想いの原点があるんですね。

辻:でも、当時のインターネット証券には課題もたくさんありました。取引のツールは便利になったけれど、そのツールを使いこなせなければ逆に損をしてしまうことだってあります。それに、個人の取引がほぼインターネットに移行したと言っても、そもそも日本で証券取引をしている人の数が非常に少ない。日本ではお金の勉強をする機会がほとんどないですから、「証券取引」と聞いただけで「難しそう」と多くの人が尻込みをしてしまう。もっと多くの人々が気軽に使えるお金のサービスがあったらいいな、ということは当時から考えていました。

ただ「便利なサービス」を作るのではなく、その先のユーザーに価値を届けたい。そんなUser Focusの原点も垣間見えるエピソードですね。

「お金×Technology」

ーマネックスからのMBA留学の最中に創業メンバーである瀧さんに出会い、「お金×Technology」のサービスへの想いを強くされました。

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辻:瀧さんとは、MBAの同級生を介して知り合いました。お互いにアメリカのMBAに在籍していましたが、僕は東海岸、瀧さんは西海岸。東西の端にいたので話すときはいつもSkypeで。お金にも金融サービスにも詳しい瀧さんとディスカッションするのはすごく面白かった。

僕自身、当時の日本の金融サービスはユーザーの方を向いていないと思っていたし、もっと良くなるべきだと思っていた。お金って人生においてこんなに大切なものなのに、このままでいいはずがないと。
一方で、金融サービスを作るのはとても難しい。ほかにやる人がいないのであれば、知識があって教育も受けさせてもらっている僕たちがやるしかないのではないか。瀧さんとディスカッションをする中で、そんな使命感のようなものが芽生えました

とはいえ、ふたりとも社費で留学をさせてもらっている身。MBAを終えたら会社に戻るつもりでしたし、起業することは考えていませんでした。
ところが、帰国後マネックスに戻り、社内起業でお金のサービスを作ろうとしたところ、様々な事情で叶わなかった。

その時、自然と瀧さんに声をかけていました。僕一人では起業しなかったと思います。熱い想いを持ち、同じレベル感で課題感や価値観を共有できる瀧さんだったからこそ、自然と「一緒にやろう」という話になったんだと思っています。創業して8年、大変なこともたくさんありましたが、こんなに苦しいことを瀧さんがずっと一緒にやってくれているのは、根本にある想いや課題感が一緒だから。それを少しずつではあるけれども解決できているからじゃないかなと思っています。

User Focusは必然

ーその後、ソニー時代の同期など、6人の創業メンバーで起業されました。実は当時のサービスは『マネーフォワード ME』ではないんですよね?

辻:起業して最初に始めたのは、『マネーブック』というサービスです。自分の資産をオープンにすれば、他のユーザーの資産を匿名で閲覧できるというもの。お金を上手に使っている人からその手法を学んでほしいという想いで始めたのですが、1日の利用者数が10人ほどにしか伸びず大失敗。すぐに閉鎖しました。

ユーザー数が伸びないと言うことは、課題に対するアプローチの方法が間違っていたということ。要するに「User Focus」しきれていなかったということです。

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(『Money Book』)

でも、当時の創業したばかりで味方もいない、誰も知らない会社の僕たちには、ユーザーさんに喜んでもらえるサービスをひたすら愚直に作るしか生き延びる道がなかった。そうやってユーザーさんを見つめ続けて生まれたのが『マネーフォワード ME』です。「User Focus」は僕たちにとって必然だったと思っています。

フェアであること

ー当社のValueの最後の一つ、「Fairness」のルーツについても教えてください。

辻:会社のValueとしてのFairnessは、初期のメンバーとの「こんな会社は嫌だ」という議論の集合体です。創業当時、それぞれみんな自分の勤めていた会社を辞めて来てくれたわけですが、会社って当然いいところもあれば改善したほうがいいところもある。それぞれが過去に感じた「こんな会社は嫌だ」を、自分たちの作る会社のメンバーには感じさせたくない、という想いがありました。

その中でみんなの共通の想いが「フェアじゃない会社は嫌だ」ということ。例えば、どんなに頑張っても年功序列の会社とか、上の人が偉そうに指摘するばかりで代案を出さないとか、そういう会社にはしたくない。年齢や性別、学歴などに関わらず、きちんと競争があって、結果を出した人がフェアに評価される、新しい価値観の会社を作りたいと思っていました。
それから、すべてのステークホルダーに対してもフェアでありたいと考えました。例えば利益の配分を考えたときに、株主さんだけに還元してメンバーの給料を上げないのはフェアじゃない。完全にフェアであることは難しいですが、フェアであろうとすることはできるのではと思っています。

ー実際に社内には、新卒2年目からリーダーになるメンバーもいます。辻さんご自身が、そこまでフェアであることにこだわるのはどうしてでしょうか。

辻:元々持っていた価値観だと思いますが、アメリカにいたときに感じた「チャレンジした人を称賛する」文化に感銘を受けたことも大きいかもしれませんね。

「お金を前へ。人生をもっと前へ。」

ーこれまで当社のValueの根底にある辻さんの想いを聞かせていただきました。これらを踏まえて、当社のMissionである「お金を前へ。人生をもっと前へ。」というのがどんな世界観なのか、改めて聞かせてください。

辻:お金は人生においてツールに過ぎません。でも、そのツールの使い方を間違えると人生はうまくいかなかったり、やりたいことにチャレンジできなかったりします。お金を前向きに使うことで、人生や会社をより前向きにすることのお手伝いが少しでもできればいいなぁと思っていて、それで「お金を前へ。人生をもっと前へ。」。みなさんが人生に夢や希望を持つことができて、不安を減らすことができる。少しでもそういうところの役に立てたらいいよなぁと思っています。

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ーありがとうございます。改めて、当社のMVVCには辻さんやメンバーの想いがたくさんこめられているんだと実感しました。最後に「マネーフォワードで働く」ことの魅力について教えてください。

辻:僕は、仕事ってとても楽しいものだと思っています。なぜかというと、世の中の役に立ち、人々の課題を解決できるから。どんな仕事も、その先には必ず人がいて、何かしらその人の役に立っているから、仕事として存在しているわけですよね。そして仕事は、人生の大切な時間を使ってするもの。だからこそ、自分自身が「どんなふうに世の中の役に立ちたいか」に向き合うことが大切だと思っています。

マネーフォワードは、お金というすごく大きなテーマを扱っていて、社会のど真ん中の課題に立ち向かうことのできる会社です。その課題の解決のためにはチャレンジを惜しまないメンバーがたくさんいて、日々チャレンジをしています。
世の中の大きな課題を解決したい、チャレンジしたいという気持ちのある方には、とてもやりがいのある会社だと思います。年齢や性別、学歴に関係なく、チャレンジする人にどんどんチャンスを与えていきたいと思っているので、そんな志のある方はぜひ、当社で一緒に成長していきましょう!

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入社して4年経つ私にも初めてのエピソードがあったりして、とても新鮮な気持ちになったりしました。
どんな会社にも、その会社「らしさ」が必ずあります。私たちにとってはこのMVVCがまさに「マネーフォワードらしさ」
あ、こんなMVVCを持つ会社っていいな、と興味を持ってくださった方は、ぜひ一度お話しを聞きにきてくださいね!

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(密を避けてインタビュー)

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tanaka.kei
株式会社マネーフォワード 人事本部 人材採用部