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古田重然

この記事は「注目の歴史上の人物紹介 Advent Calendar 2020」の企画です。歴史上の人物で自分が注目した人物を勝手にサクッと紹介します。

誰(一般的な解説)?

戦国時代から江戸時代初期にかけての武将であり茶人として有名な人です。茶器の世界では「古田織部」の名前のほうが有名で、「織部焼」とか「織部好み」という言葉が残っているくらい茶道の世界では高名な人で千利休の弟子でもあります。元々は美濃の黒人であったのが織田信長から豊臣秀吉に仕え様々な戦や調略にかかわっています。最後は徳川方につきますが豊臣方に内通していた疑惑をかけられ切腹します。

どこが好き?(もしくは注目)

やっぱり漫画「へうげもの」の影響が大きいです。元々山田芳裕の漫画が好きだったのもあり、当時読んでいたモーニングの連載は楽しみに見ていました。武将としては「そこそこ」という立ち位置で、茶人としての地位とかそういうのをうまく使ったのか知らないけど・・・いろいろやって戦国時代を生き延びたというキャラクターはやっぱり魅力がありますし感情移入しやすいですね。

有名なエピソード

古田重然は千利休の高弟「利休七哲」として有名ですが、千利休が豊臣秀吉の怒りを買い切腹させられた際に、ほとんどの弟子は秀吉の怒りに触れることを恐れて見送らなかったのに、古田織部はそれを覚悟して見送ったという話があります。茶人ですがこういうところは「剛の者」ですよね。

参照

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