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【食レポ】まつじん総本山で食べてきた

ここのところ、いつもはIT関係の話をしていますが、今日は北海道の家族旅行で老舗のジンギスカン店「松尾ジンギスカン本店」に言ってきたのでレポートしてみたいと思います。
なおあくまでも個人的な感想をもとに書いてますので、そのあたりはご配慮願います。

松尾ジンギスカンとは?

松尾ジンギスカンは北海道民のソウルフードのなかで「味付けジンギスカン」の始祖的な存在の老舗です。北海道で食べられるジンギスカンは味のついていないラムやマトン(通称:まるいの)を焼いてタレを付けて食べるタイプと、焼く前に羊肉をタレにつけておく味付け肉タイプが存在します。最近のジンギスカン店はほぼ味付け肉タイプですが、松尾ジンギスカンは昭和30年代から開業し、北海道内でも「味付けジンギスカンといえば松尾」というくらいに知名度が高かったブランドです。
その発祥の地は滝川市、旭川から少し札幌寄りに行ったところにあります。

今回は滝川市にある松尾ジンギスカン本店へ行きました。ものすごく昔に行った記憶はあるのですが数十年前の記憶なので、今回はまっさらな気持ちで向かいました。
道央自動車道からはインターを降りて滝川市街、滝川駅を目指して進んでいくと看板が出ています。街がかなり近くなってから左折して本店前の道路に入ります。店の前には120台駐車できる大きな駐車場があえいます、店も本店と別館がありかなり大きいです。店の前には自動販売機もあり、開店時間な生きこれなかった人も冷凍のジンギスカンやカレーザンギを買って帰る事ができます。

松尾ジンギスカン滝川本店

店に到着した時間帯は昼もとっくに過ぎた3時過ぎ、基本的に開店時間内はずっと入れるようです。売店のあるカウンターの奥に通されると同じ形の4〜6人がけのテーブルがならんでいる店内に通されます。4人だとかなりゆったりと座れます。

テーブル

メニューは食べ放題のコースと、特上ラムやラムのセット。セットは3500円くらいですが300グラムのジンギスカンにご飯、味噌汁、漬物、行者にんにくのおひたし、締めのうどんが付いていてかなりボリューミー。
きっと食いきれないので成人4人で2セットと、別に特上ラムをたのみました。
結果的には丁度いい量というかそれでもお腹いっぱいでした。

最初に気になったのは新しくなったジンギスカン鍋。従来の鍋は真ん中のところがこんもりと半球体になったタイプ・・・まさによくあるジンギスカン鍋でした。以前赤坂店で食べたときのそういう鍋でしたし売店でもこのタイプが売られていましたので新しい鍋であると推測されます。

これがあとで本領を発揮することになります。

新しいジンギスカン鍋

注文してしばらくすると料理がテーブルに到着します。肉ともやしやネギなどの野菜、そしてセットのご飯と味噌汁、お新香と行者にんにく(アイヌネギ)のおひたし、サラダ、うどんと餅などの食材や料理がテーブルに並びます。

そしてもう一つ「かけダレ」なるものが置かれました。なんでも焼くときに野菜にかけるとのことです。そのほかのタレは備え付けのものにもありません。

特上ラム

ここから焼くことになります。すでに鍋はお店の人の操作で温まっています。

順序としては、まず周囲の溝にもやしを中心とした野菜をたっぷりと入れます。台形型の新しい鍋は溝と山の境界線がわかりやすく野菜の分量もわかりやすくなっています。

そしてさきほどの「かけダレ」を野菜にかけます。野菜は最初から煮る形になります。

最後に真ん中のところで肉を焼いていきます。このときも境界がはっきりしているので載せすぎること無く焼くことが出来ます。台形の上は少しだけ傾斜がついているので肉汁は以前の鍋と同様に溝の方に流れていきます。

肉は焼けたら、そのまま食べます。充分に味はついているので「つけダレ」は不要です。
そして野菜は煮えて火が通ったら食べられます。こちらもタレと肉汁でちょうどよい味付けになっているのでそのままいただけます。

ジンギスカンを焼く

セット2人前の肉はぜんぶで600グラム。追加注文したラムを入れて750グラムもあります。さらにうどんを食べたら4人で食べてもお腹いっぱいです。若い男性4名ならばセットや食べ放題でもいけますが、そうでなければこれくらいでも充分です。

「おいしかったー」という余韻を残して美味しくいただききりました。


駐車場にある「羊魂碑」

最後は、お土産を買ってから駐車場の奥にある「羊魂碑」で、今まで食べてきた羊たちの魂の鎮魂です。

「ごちそうさまでした」


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