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書籍紹介: 『遊ぶ』が勝ち

こんにちわ!
社会人ラグビーチームでヘッドS&CコーチをしているKeithです。

このnoteでは
・スポーツ現場で働きたい学生/ 専門家
・スポーツ現場で働いている専門家
の方に価値を届けられる様に記事を書いています。

今日は水曜日なので書籍の紹介。

もう一つのnoteアカウントでも紹介したのですが、
スポーツに関わる専門家の方も是非読んで欲しいと思ったので加筆修正をして、こちらでもシェアさせて頂きます!

『遊ぶ』が勝ち
為末 大 著


『人間は遊ぶ存在』

この本を知ったのは元々、為末氏の座右の書でもあるらしい
『ホモ・ルーデンス』
という本について私が調べた事がキッカケでした。

以前、こちらのnoteでも紹介した『LEGO』の最後に書かれていてその言葉や本を知ったのですが、

調べて本を見つけた後に表紙を見ただけで
『なんだか難しそうだ・・・』
となって、購入には至らなかったんですよね(笑)。

そんな中で関連した本として上がっていたのが、
今回紹介する為末氏の本でした。

『PLAY』が持つ意味

本著には為末氏の

・子供の頃の体験
→ 色々な『遊びのルール』を考えていた
・現役時代の経験や苦悩
→ 早熟タイプの選手だったこと
・壁を打ち破っていく過程で感じた事
→ スランプだった大学時代を経て23歳で自己ベストを出した事

などが書かれているのですが、

その中でも印象に残ったのが、
夢中で遊ぶ様に練習している時ほど集中して結果も出ていた
・『誰かの為』となった時にプレッシャーを感じていた
・『PLAY』 には色々な要素が含まれている

といった事。

特に『PLAY』という単語に含まれる色んな意味についての考察は『ただの言葉遊び』では無く、考えさせられるものでした。

Playという単語の意味は使われる場面によって変わるのですが、
・遊ぶ=Play
・競技をする=Play (Sports)
・演じる= Play (One's Role ) などの意味が含まれています。
それを踏まえて 

スポーツ競技も、本質的な所で『PLAY』に繋がる要素がたくさんある様に思う。

『遊ぶ』が勝ち

と著者は書いています。

自分の身体と向き合う

既に書いた様に『遊び』についての考察がたくさん書かれている内容になっているのですが、それとは別に興味深かったのが
・身体の感覚
についての話でした。

子供の頃に楽しくて、集中して走っている時の身体の感覚
・目が見えない選手に『まっすぐ』という身体の感覚を教える事
・競技で使う道具、手足が無い選手の義手や義足などは『どこまでが自分の身体なのか?』
・コーチはつけずに自分で身体を動かして、色々と試しながら取り組んでいた事

などが書かれているのですが、

やっぱりスポーツに関わる専門家も自分で身体を動かして、
身体の感覚を養っておくことは大切

と感じましたね。

アスリートの様には動けなくても自分の身体と向き合う経験が、
選手が動いている時の感覚を分かりやすくしてくれると思います。

『走る』というシンプルな競技だからこそ、
自分の身体と向き合いやすいのかもしれないなぁとも思うので、
個人的に大人の陸上教室に行ってみたくなりました(笑)。

まとめ

今回は元陸上選手の為末大氏の著書を紹介しました。

・『遊ぶ』という事を哲学した著書、『ホモ・ルーデンス』
・PLAYという言葉の持つ色々な意味
・自分の身体と向き合う事の大切さ
などについて書いてきましたが、
いかがでしたでしょうか?

YouTubeでも発信をされていて、そちらも私はチェックしているので、
著書と合わせてチェックしてみてください!

最後まで読んでいただきありがとうございました!
このnoteでは日曜日と水曜日に記事を更新しています♪
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編集後記:
今日から更新頻度を上げていこうと思います!
意気込みレベルですが。。。

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