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書籍紹介: 大富豪からの手紙

こんにちわ!
社会人ラグビーチームでS&CコーチをしているKeithです。

このnoteでは
・スポーツ現場で働きたい学生
・スポーツ現場で働いている専門家
向けに記事を書いていますが、
前提として『自分が書きたい事』を書いています(笑)。

今日は書籍の紹介。

大富豪からの手紙
本田 健 著

物語形式の自己啓発書

本著は父親と疎遠になっている主人公が大富豪だった祖父から9つの手紙を受け取り、
その手紙の内容に導かれる様にして旅をして
自分の進むべき道を見つけていくという内容の
物語形式』の『自己啓発書』になっています。

最近、自己啓発についての書籍を読んでいなかった事や、
自分が置かれている状況にも通じる事が書いてあった事もあり、
そこまで斜に構える事も無く(笑)、
スッキリと腹落ちする部分もありながら読むことができました♪

特に初めの章にあった
単なる偶然では説明がつかない、人との出会い
・一見偶然に見える、意味のある必然

という部分や、
本著の手紙の中で主人公の祖父が書いていた、
後で振り返った時に偶然の点と点が繋がっている
・これ以外の人生はありえなかったのかもしれないと思う

などは、
人との偶然の出会いからプロとしてチームで働かせてもらっている身としても実感している事なんですよね。

『ただ旅をする事』に意味はあまり無い

冒頭でもあった様に、
大学生である本著の主人公は手紙に導かれる様にして、
日本国内や海外へ旅に出て
自分がしたい事を見つけていくのですが、
これに関しては
『ちょっと無理があるなぁ(笑)』
と思ってしまいました。

正直な所、本著の主人公と同じ様に海外に『自分探しの旅』に普通の人が出かけても、得るものはあまり無いでしょう。

奇しくも本著に出てくる主人公の友人も言っていますが、
本当の自分はヨーロッパの田舎町やインドの道端でみつかるもんじゃない
・本当の自分は心の中にある
(結局はその友人は旅が必要だ!となるのですが笑)

もちろん、『何かしらの行動』を起こさないと自分というものが見つからないのかも知れませんが、
それなら別に海外旅にいかなくても
目の前の事に真剣に取り組む →そこから自分がどう感じるか判断する
・日々の内省をする →自分が何に、どんな事を感じるのかを知る

だけで、十分だと思うんですよね。

もちろん、海外に旅をする事で得るものはあって、
・自分とは違う文化や考え方
・現地の生活様式や習慣
などを知る事で、
『当たり前と思っていた事が当たり前では無いと気づく』
というのは大きなものでしょう。

しかし、本著の主人公の様に自分がやるべき事をしっかりとやっていなかった人がちょっと旅をして色々な事を経験したからといって、
大きく何かが変わる!というのは無理がある
と思ってしまいます。

『決断』と『行動』

話の展開の仕方にはツッコミを入れつつも、
『決断』と『行動』の大切さについての部分はとても納得する部分でした。

決断すること=自分の新しい未来を創り出すこと
・決められないことは現実にならない

という言葉は最近『ある決断』をした自分にとっては勇気をもらえるものでした♪

また、
いくら『決断』をしても『行動』しなければ望む未来は近づいてこない
というのも、
正にその通りだと感じています。

”恐怖は反応; 勇気は決断”

『決断』をして『行動』を起こすことはいわゆる会社員では無い、
スポーツ現場で働く専門家には必ず求められる事なので、
本著からはそこに関しての勇気や考え方のヒントを得る事ができると思います♪

まとめ

今回は『大富豪からの手紙』という書籍を紹介してきましたが、
いかがだったでしょうか?

少し物語の展開にツッコミどころはあるものの、
比較的読みやすく、
祖父からの手紙の部分や、
祖父の友人たちとの会話の部分では沢山の気づきを得たり、
勇気をもらえる本著。

是非チェックしてみてください♪

最後まで読んでいただきありがとうございました!
宜しければスキやフォローをお願い致します👐

編集後記:
週末の試合でやっと今シーズン1勝目を上げる事ができました!
劇的な試合展開で、見ていてかなり疲れましたが(笑)。
シーズンもあと少しなので、最後まで頑張ります!


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