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「イタリア展」で横山さんのエスプレッソを味わう

先週池袋東武の催事「イタリア展」に行ってきました。
お目当てはというと日本のバリスタの第一人者、横山千尋氏のエスプレッソです。(先日テレビにも出てたらしい)

直々にエスプレッソを淹れてもらえる機会なんてそうそうないので、これはもう行かなきゃということになりました。久しぶりの池袋に迷いながら催事場に到着したら本人がほんとにエスプレッソ淹れてる!嬉しい!

ということで、
ティラミス
ピスタチオ入のカフェマッキャート
オレンジとチョコのカフェシェケラート
エスプレッソ

上記メニューを張り切って堪能いたしました。
ちなみにピスタチオのやつには隠し味に塩がはいっていたり、シェケラートにも隠し味にオリーブオイルが入っていたりと、アレンジドリンクもほんとにハイレベル。行った時間がたまたま空いてる時間だったこともあり、いろいろお話しもできました。

気さくに世間話とかお店の話とかいろんな話をしていただいて&聞いていただいてただただ楽しかったんですが、途中ちょっと強調されてたのが、”エスプレッソって本来は特急って意味だから、注文を受けたら1分以内にお客様に出さないとそれはエスプレッソとは言えない、だから丁寧に時間をかけて提供するならそれはそれで別の名前をつけたらいい。“ということ。

ともするとサードウェーブ批判のちょっと乱暴な言い方にも聞こえるかもしれませんが、、笑 そういうわけではないんです。

でもこれはやっぱり横山さんのルーツがイタリアでの修行にあるからだし、修行中イタリアで暮して毎日イタリア語を喋っていたひとからすると当たり前のことなんですよね。

たとえば和食のコースで"一番最初の料理"という意味合いの先付けが、食事の中盤に「お待たせしました先付けです」って出てきたら、、むむ妙だな と感じると思うんですよね。(いま知ったばかりの先付けのことをあたかも前から知っていた風にかいています)

横山さんにとっては、特急です!ってエスプレッソがゆっくり出てくる気持ち悪さがあるんだろうなーと思います。いやダメじゃないけどさ、、なんかへんじゃない?みたいな。

あっちなみにここまで触れるのを忘れてたエスプレッソの味についてですが、それはそれは美味しかったです。イタリアの美味しいエスプレッソです。
イリーのピエトロさんとか横山さんが淹れたエスプレッソってほんとに不思議なんだけどやっぱりちょっと違う。バランスがいいしうまいです。

でも味だけじゃなく、気さくで優しい人なんだけどシャキッとした接客とか、ドリンクの品質とか、細部まで作り込んでるドルチェとか全部が一体となってるのがそのすごさだと思います。いや貴重な体験でした。


次回は別世界。エスプレッソを20分かけて飲んだお話を。ではまた来週☺️

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