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# 216_催し

オススメな記録物の見方

 「なるべく編集しない編集」という方針で編集された、ほぼ素材に近い記録物が上がっています。興味のある演目名があったり出演者がいたりしたら、その記録物から視聴等してみましょう。記録物の量が膨大ですので、その全てをきっちり観る必要はございません。虫食い状態のようなかたちで、興味のあるものだけちょこちょことつまみ食いしていただけるとよいかと思います。
 そもそもの手かがりがない方は、まずこちらの「走馬灯」のページに行ってください。そうしますと本展の記録や島影へのインタビューで構成された短い映像がいくつかございます。それらを観てみて、興味を持った催しがありましたら、その記録物を観てみていただけると幸いです。

 またポッドキャストに関しては、基本が二時間超えなど一般的なコンテンツと比べると異様に長いのが特徴です。なので家事をしているときや一人で食事をしているときなどに「ながら聴き」してもらうのがよいかと思います。聴いているときに「いまここで言及しているスライドやビジュアルが見たい」と思ったら、そのポッドキャストの定点映像版がありますので、そちらを観ていただければと思います。
 ではご視聴等、ぜひお楽しみください。


  • 演目

    • 形式

    • 入り時間

      • 場所はいずれもN&A Art SITE

      • 出演者の入り時間であり、催しの開始時間ではない

    • 出演者(敬称略)

      • いずれの催しも島影が入る

    • 概要

      • 演目も同様であるが内容も随時更新を前提としている


  • サンポマスター

    • 非公開ワークショプ

    • 2022年1月8日(土)13:30

    • beta post、楠見清、荻原林太郎

    • 散歩の達人たちと共に中目黒を散歩し、街の新たな見立てを発見する。そこで得た身体性を元に本展の空間構築を試みる。


  • 多元的なデザイン

    • 公開インタビュー

    • 2022年2月14日(月)14:00

    • 上平崇仁、林園子、濱中直樹、津田和俊

    • 個別の現実を立ち上げるためのデザイン。そのために3Dプリンターなどをはじめとしたデジタルファブリケーションを扱うファブの実践者やデザイン研究者にインタビューを行なう。


  • 翻訳するからだ

    • 公開対話

    • 2022年2月15日(火)13:00

    • ドミニク・チェン、和田夏実、清水淳子

    • 独自の翻訳実践を行なっている人々で集まり、その身体感覚を言葉にしていくと同時にそれをグラフィックレコーディングする。


  • 情報工学“研究”の民主化

    • 公開インタビュー

    • 2022年2月16日(水)10:00

    • 加藤淳、菅野裕介

    • 情報技術の民主化を前提に、それを扱う「研究」という型の民主化はいかに可能か。それを実践する情報工学研究者にインタビューを行なう。


  • 中目黒すごすセンター

    • 公開実践

    • 2022年2月17日(木)10:00

    • タカハシ ‘タカカーン’ セイジ

    • すごすことを実践してきたアーティストと共に本展企画運営者がすごすことを実践する。


  • 木材を持ってあるいてみる

    • 非公開実践+公開インタビュー

    • 2022年2月18日(金)10:30

      • ※集合場所は都内のホームセンター。そこから木材を持って歩きN&A Art SITEに向かう。N&A Art SITE到着時間は未定。

    • 山本千愛、タカハシ ‘タカカーン’ セイジ

    • 木材を持って歩くことを実践してきたアーティストの方法論を本展企画運営者が実行し、そこで得た身体性を元にアーティストにインタビューを行なう。


  • unbirthdays

    • 体験型インスタレーション

    • 常設

    • 平尾修悟

    • 記録をリアルタイムに記憶的な描写に変換する装置の制作をしてきたアーティストが、会場内に設置した監視カメラや一人称視点の映像を撮影できるメガネなどによって、さまざまな視点を記憶的な描写に現像していく。


  • SFドローイング&ライティング

    • 公開ワークショップ

    • 2022年2月19日(土)10:00

    • 青山新、東谷俊哉、吉村佳純、菅野裕介

    • 本展を企画運営者らによって立ち上げられたひとつのフィクションとして捉え、SF小説やSF漫画の執筆を実践してきたアーティストや情報工学研究者とその物語の次の展開をドローイングの生成や架空の論文執筆を通じて夢想する。


  • University

    • ライブパフォーマンス+公開インタビュー

    • 2022年2月19日(土)13:00

    • Aokid、田中堅大

    • 都市に対して、またそれと自らの関係性を自身の身体表現や音楽制作を通じて思索してきたアーティストがライブパフォーマンスを行なう。加えて彼らに対してインタビューを行なう。


  • 辺境の教育

    • 公開インタビュー

    • 2022年2月21日(月)13:30

    • 角田陽太、金森香、福田敏也

    • 企画を生業とする人を対象とした私塾、アートプロジェクトにおけるエデュケーションプログラム、前線での実践によって生まれた方法論の提供、これら辺境の教育の実践者にインタビューを行なう。


  • 個別の現実を立ち上げるために

    • 公開インタビュー

    • 2022年2月22日(火)14:00

    • 秋山孝幸、梶谷真司

    • 目が見えづらくなっていくという自らの身体の変化に合わせて、民主化された情報技術を組み合わせ自らの仕事や生活を構築する実践者にインタビューを行なう。インクルージョンのための哲学を実践する者が聞き手となる。


  • Nekoverse, Nawaverse, Shimaverse

    • 非公開インタビュー

    • 2022年2月22日(火)19:00

    • 落合陽一、南條史生

    • 本展の会場になっているギャラリーのオーナーであり、本展の母体となっている事業の運営者の一員であるキュレーターと、計算機自然における土着的な民藝としてメディアアートを読むメディアアーティストに対して、本展で現れた様々な視点を切り口にインタビューを行なう。


  • Transition

    • 公開上映会+公開レクチャー

    • 2022年2月24日(木)14:00

    • 大橋香奈、水野大二郎

    • ままならない状況下の生活を記録する。そしてそれを映画として編集する。ここではその映画の上映会と、その実践者である映像エスノグラファーやデザインリサーチャーによるレクチャーを行なう。


  • 怪談:コインパーキング(目黒、東京)

    • 遠隔で制作

    • N/A

    • 内田聖良

    • 民話などが持つ社会的な機能に焦点を当て、情報技術環境を扱った制作を通じて、現代においてありえるその姿を考えるアーティストが本展会期中に遠隔で制作を行なう。


  • 論理生活規範設計

    • 遠隔で制作

    • N/A

    • 大野睦昌

    • 日本国憲法などのルールをプログラムで記述することによって、ルールを改変可能なものとして社会にひらきなおす実践をするアーティストがウェブ上で制作を行なう。


2023-01-06_更新 

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