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ラーメン屋さんとバイブス

こんにちは。数日前にラーメンを食べたのに、今日はどうしてもつけ麺が食べたくなって、食べに向かいました。

僕は、「接客」を観察するのが好きだ。何故だろうか。これは、接客のスキルうんぬんではなく、コミュニケーションについて興味があるからだと思う。

どう接されると嬉しいのか、安心するのか。また、その逆は?この引き出しを収集しておくと、自分が人と接する時の戒めにもなると思うのだ。

ラーメン屋さんから受け取りたいものの一つに「バイブスの高さ」がある。

バイブスって、なんか良い雰囲気って言ったら良いのかな。「バイブスアゲ!」「バイブスイエ〜イ」なんて言葉があるから、言葉にはできない「いい感じ」だと思ってます。「ナイスバイブスで最高」という感想は、とにかく感じる印象が良い雰囲気で最高だってことです。以下は補足。

バイブスの高いラーメン屋さんを見ると、わかってるな〜と思う。わかり手の店員さんは、目を合わせて「いらっしゃいませ」「ありがとうございます!」を言ってくれる。結局、美味しいラーメンと共に、元気の良さをいただいている。そういうお店には通いたくなる。

美術のワークショップでも「安心と集中」の場作りをするのが大事らしい。飲食店も同じかもしれないです。

一方で、めちゃくちゃ美味しいけど、負のバイブスを放つラーメン屋さんもある。美味しかった〜とはなるが、元気にはならないのだ。まあ、結局、暗い、活気がない、元気が無い、お店が汚く散らかっている、雰囲気が悪いお店だ。

味が普通のラーメン屋さんでも、バイブスが高いと行きたくなる。元気をもらうからだ。バイブスというのは、交換するもの、呼応するものだと思う。バイブスを交換できないなら、それはコミュニケーションは断絶しているのではないか。笑顔で来てくれたら、つい笑顔で返してしまうみたいな。

このバイブスというものは、言葉の世界でないかもしれない。自身の身体の佇まい、振る舞い方、相手に注意を向けているか。相手を思いやる気持ちが行動と所作になって表れるのだ。

何故、ラーメン屋さんでバイブス感じやすいかと考えると、お客さんとの距離感が近いからじゃないかと思う。カウンターから直接出されたりするし、作っているところも見えるから一種のショウみたいなものだ。

ただ、ここで気をつけたいのは、色んな「好み」があるということだ。バイブスの低さが心地良いという人もいる。そして、バイブスが低いからこの人はダメだ、という決めつけもよくない。見た目が怖いから、その時点でダメ、というのも違う。見た目が怖い人がフッと見せる笑顔にホッとしたりすることもある。きれいでお洒落な店内に、逆に「居づらさ」を感じることだってある。一概に言えないので、これまた難しい。ダメダメな雰囲気にホッとしてしまうことだってある。負のバイブスのお店でも、良いところを探したい。

バイブスを表出しやすい体質の人と、表出が苦手な人がいるのではないだろうか。心では思っていても、表に出すのを好まない人もいるだろう。それぞれの個性がある。それを、受取る側が勝手に印象づけて、あーだこーだ考える。てか、ラーメン食べるだけなのに、考えすぎ。。(いや、されど、ラーメン!なのだ。)

まあ、ラーメンを食べるときは、食べた後にバイブスアゲ!な状態になるのが最も美味しいラーメンだと思う。皆さんも是非、ラーメン屋さんでバイブスを感じとってみてほしい。

「ごちそうさま」を言うタイミングすら計ってしまう人間ですが笑。

そうそう、つけ麺でスープ割を店員さんに頼む場合もありますよね。タイミング計るよね。。マチーデフさんの歌がぴったりです。是非聴いてみて!

スープ割りください!


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