#8 「文芸入門」レポート:日常にある事象や事物の観察

「文芸入門」のレポートお題が、「『日常にある事象や事物』をよく観察して、その結果を文章として表現してください。」というもの。


観察する対象に迷う

レポートお題はシラバスに掲載されていて、わかっていたので、講義前から何を書こうかな?と考えていました。
対象としては、2つ候補がありました。
1つは、自宅ベランダからの景色。
自宅は一戸建て住宅の中にあるマンションの4階。
ぽつりぽつりと高いマンションやホテルが見えたり、電車の高架や高速道路が見えたり、その先には大阪府と和歌山県との境に横たわる和泉山脈が見えたり、そこそこ景色がいいんです。何よりもベランダから見える空や雲を見ているのが好きだったので、文章で表現してみようかなと思っていました。
もう1つは、空港の様子。特に国際線。
コロナ禍を乗り越えて、活気が戻ってきている様子を表現したいなと思いました。なんせコロナの影響で閑散とした時期が続いたから、復活劇のように表現するのもいいかなと思っていました。

観察しに空港へ

ベランダからの景色はいつでもできるので、空港の様子を見に行くことに。
場所は関空の第2ターミナル。
到着すると、搭乗手続きや手荷物の受託が始まるころ。
お客様が列を作っていて、賑わいを見せていました。「賑わいが戻ってきて、よかったー」と感情に浸っている場合でもなかったので、ノートパソコンを開いて、目に入ったものをひたすらメモを取っていきます。
2時間弱、観察をして、2,000文字超。
レポートの字数が800字程度に対して、約2.5倍。
「3倍ぐらい書いて圧縮すると、密度が高くなる」という話もあるし、
文字数が足りなくなることもなさそうなので、帰宅することに。

うまくまとまらず…

 帰宅後、時系列に沿ってメモを整理していくものの、
冒頭の30分ほどを書くだけで1,200字。
このペースで書いていくと800字には収まりそうもない。
ポイントを絞って書く方へ、方向転換。
すると、600字程度。ちょっと足りない。
エピソードを足して、800字の後半。
んー、なんかしっくりこない…
寝かしてみて、もう1回、書き直してみるかな。

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