【岡田啓佑のNY日記/20日目】2019/10/13(日)
朝9時半に家を出て、ハーレムに向かう。ゴスペルの礼拝を聴きに。
移動しながら、昨日出会ったサティさんのラジオを聴く。
サティさんと風水の専門家が話しているときに、「断捨離」という話題がでてくるのだが、私が旅でリュックを失くしたことも、強制的な断捨離と思えばいいのかもしれない(ただの不注意だが)。
結果的に断捨離!ということにしておく。
11時過ぎに、ハーレム初上陸。
125stは、観光地で、何も危ない感じはない。昼だし。
かの有名なアポロシアターもあった。
Greater Refuge Templeに着き、ゴスペルを聴く。
タイムズスクエアチャーチとはまた違った雰囲気。
教会をあとにして、ブロンクスへ向かう。
昨日はずっと人と会っていたが、今日はずっとひとり。気ままな旅。これもまた良し。
昼過ぎに、ブロンクスの、ヒップホップ誕生の地に到着。
同じくヒップホップのルーツめぐりをしていた女性とツーショット。
ひとしきり写真を撮ったり、動画を撮ったり、スケッチしたのち、ブロンクスをあとにする。
マンハッタンをウロウロする。
夕方にbar nineに到着。NYでの16回目の演奏。
1 嫁のおまけ
2 太陽
2曲演奏。つながり増える。
疲れていたからか、歌詞を間違える。
bar nineを出て、creopatora's needleへ。NYに来たからには1回は参加してみようと思った、ガチのジャズセッション。
基本中の基本、「枯葉」を、ギター、サックス、ベース、ドラム、そして私がピアノ。
五人編成で演奏がはじまったが、全然うまくできず、とても恥ずかしくなる。
ギターの方は日本人だった。
やはりジャズは、畑が違ったか、、
でも、挑戦をした上でそれがわかったから、よかった。
やはり私は、オリジナルを作り、自分で歌い、演奏していきたい。進むべき道がわかった。
ひどい演奏だったが、これも一応NYでの演奏と数えると、17回目。
これはこれで、とてもいい経験になった!!
挑戦せずに燻ってるよりは、ダメだったという結果が出ただけスッキリした。
これも断捨離。
私はジャズが好きだが、やはり初期のものに限る。現今のジャズと、アーリージャズのオリジネーターたちの音楽は、別のものだ。
私はピアノとラップを同時に演奏する音楽のオリジネーターになる。その道だ。
ニューヨークでも、やってる人はほとんどいない。
日本語でやってる人は、私しかいない。
類を見ない音楽を作ろう。
孤独な道を行こう。
KEISUKE OKADAというジャンルを作るしかない。
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