育休問題を考える

男女の平等化が大事なのでは

どちらも育休が原因での裁判ではあるが
エグゼクティブ層のグレードでポストは少ない
意外と平社員は自由気ままに取れるのだが
部長級であっても取れないというのは古い考えという指摘は最もだと思う。

https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/71-r03/02.pdf

https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/71-r03/03.pdf

専門家でないので擬似相関かわからないが
男性は育休を取らないことでポストを守ってきたのではなかろうかと
上に提示した03の資料は育休の取得率や期間の資料であるが

「女性の育児休業期間は、「12か月~18か月未満」が34.0%(平成30年度29.8%)と最も高く、次いで「10か月~12か月未満」が30.0%(同31.3%)、「18か月~24か月未満」11.1%(同4.8%)の順となっている。」
「男性は「5日~2週間未満」が26.5%(平成30年度35.1%)と最も高く、次いで「5日未満」が25.0%(同36.3%)、「1か月~3か月未満」が24.5%(同11.9%)となっており、2週間未満が5割を超えている」
(厚生労働省令和3年度雇用均等基本調査より)

まあ、とってはいるとはいえ2週間・・・・が5割

02の資料では女性の管理職で部長級の割合だが7.8%
03育児休業終了後の復職状況においても退職では女性の方が多い
育児休業取得者がいた際の雇用管理の内容別事業所割合(複数回答)
では、同じ部門の他の社員で対応したが8割と平成30年に比べると増えている一方、派遣労働者やアルバイトなどを代替要員として雇用したが15%に減少している。

ちまたで聞こえてくる育休への代替要因のなさはここからきているのかと

僕は地方行政における子育て支援、少子化対策をモットーにやっているが
確かに平等ではないなと
西田先生は「業務内容の質が著しく低下せずキャリア形成に影響を及ぼしにくい」ポストを用意する努力が企業に求められるということに尽きる。
と述べている。
これは、男性にも同じでこの努力が企業がしてくれるのであれば安心して男性も育休を長期間取れるのではないか。男性も育休を取ることでポストの流動性が高まり女性の管理職も増えるのではないかと考える。

僕も育休とったのだが単純にお金が1馬力でなかったから復帰した
そもそも、僕なんかど平社員なので交代要員はいるわけで
4人子どもいたけど・・・結局1ヶ月くらいで戻った記憶がある。
妻の方も昭和なのか育休があまりない職場で子供が生まれたら辞めるという環境であったのもある

同僚は2馬力なので2/3を二人とももらってもやっていけるわけだが
1馬力だとしんどい

というわけで、
1.男性の取得率と期間を女性と同等にする目標を掲げる。
2.給付金の上限を取っ払い100%支給(ボーナスは・・・)
3.戻ってきた時のポストを用意する

戻ってきた時のポストは僕の時はチームが解散して違う人が上司になったけどまあ、そんなもんかと思ってたくらいよく再編されてたから違和感がなかったんだけど
今のスピード感のある企業だとキャリア形成に影響しないってのはポイントだと思う。

結果的に4人も子どもいると大変なので僕はジョブグレード下げたし
(全然幸せだけどw)
子どもができたのが遠因と言われるとそうかもしれないけど幸せならいいのではと思ったりもするw

気になるのは、人員の補充がされないことだろうか。
もともと余剰人員がいるのであれば問題ないのだが
他の人の負担を気にしてしまう方もいるので……

話は少しずれてしまうが
部長級は組合員ではないわけだけど
組合は今後給与面よりかは育休後のポスト保証や
育休による人員補充で非正規の正規化を打ち出したりすると加入率は増えるのではなかろうか。
なんでもそうだけど、自分の方をみて考えてくれるってのは安心や信頼につながる。
育休でなんかあったら組合が助けてくれるなら安心して育休入るなぁ
僕なら。


はまぞえけいすけ
https://lit.link/KeisukeHamazoe

https://twitter.com/Keisuke_Hamazoe

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?