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行動力は鍛えられる

最近ふと思いました。


「行動できる人」と「行動できない人」の差ってなんなんだろうか?と少し前から断続的に考えていて、解みたいなものが一定言語化できた。もちろん、この言語化には終わりはない。

人間の全てのアクションを行動と定義してしまうと、「お箸を持った」も行動となってしまうため、本noteの指す「行動」は「必要はないけど、やるとメリットがあるかもしれないこと」と定義することにする。

・自分磨き
・やらなくてもいい仕事
・早起き
・元気のいい挨拶
・世界一周
・新しいコミュニティに入る
・帰り道にいつもと違う道で帰る
・筋トレ
・このnoteを書くこと(笑)

必要はないけど、やるとメリットがあるかもしれないことは、たくさんある


では、なんで人は必要ではないことをやるのだろうか?大きくは下記の二パターンに分類できるのではないかと考える。

①好きだから、やりたいから(感情的な理由)
②やることによるメリットを想像できるから(打算的な理由)



行動力というものを分解してみた

感情的な理由で行動が起こるのは、正直言って「どれだけいろんなものに興味を持てるか?」と「自分の興味があるものにたくさん囲まれて生活しているか?」というところに依存していて、努力だけではどうしようもないことが多いように思える。

今回このnoteを書こうと思ったきっかけは、むしろ打算的に行動力を高めていこうぜという趣旨にある。

特に仕事において、行動力を高めていくことは非常に重要だと思っていて、想像力を高めることによって受ける恩恵は長い年月で考えると非常に大きな差になると思う。


「すぐにやる」は短期的にメリットやリターンが大きい

世間的によく言われていることで、わざわざ言うまでもないが、
仕事において、一次回答が早かったり、クオリティよりもまずは納期を守ってアウトプットすることは、信頼獲得において非常に重要だと考える。

これに関しては、短期的にメリットを享受できることも多く、小さな成功体験を積み重ねることで、このような仕事のスタイルになっている人は多いと思う。

あくまで、仕事においてレスが早い人は、暇なのではなく「自分のために」レスが早いのだ。レスを早くすることによるメリットを想像できるから。


「粘り強くチャレンジしていく」ことは、中長期的にいいことがたくさんあるが、メリットが想像できない

一方で、短期的にデメリットが多い(大変、失敗のリスクがある、評価されづらい、慈善活動に近い)仕事は避ける人が多いのではないだろうか?

一見すると自分の何に繋がるかわからないから、どんなメリットがあるかわからないから、行動の源泉となるモチベーションが湧かないのだ。

しかし、仕事において正しいこと・良いことをしていると、巡り巡っていいことが起きる。これは逆算が難しく、信じてやるしかない。

いつメリットがあるかわからないことに対して、将来的な小さなリターンを想像して打算的に行動する。これが結構他人と差がつきやすい。みんなわかりやすくリターンが想像できることに取り組むのが故に差がつきやすい。


筋トレをしていて享受したメリット

自分は元々2~3年筋トレをしていたのですが、ここ半年間は正しい知識をつけた状態で科学的なアプローチでボディメイクを行いました。

体重は4ヶ月間で16キロも落ちて、見違えるように見た目も変わったのですが、受けた恩恵はそれ以上のものがありました。

■想定しきっていたメリット
・身体がカッコ良くなる
・筋トレが上達する
・健康的になる

■なんとなく想定していたメリット
・痩せ方の知識が確信に変わる(痩せ方が身に付く)
・いつもと違う服が着たくなる
・トレーナーに一目を置かれる

■想像していなかったメリット
・周りの人から教えてくれとたくさん連絡がくる
・コミットできるすごい人だと思われる
・宮脇の知識はホンモノだと思われる
・一緒にトレーニングしたいと誘われる

筋トレを始めた当初は、体型が変わるとか健康的になるとか、わかりやすいメリットを求めていましたが、どちらかというとそれ以外のメリットが大きくて、減量後もしっかりトレーニングも続けています。

想定外のメリットを享受できる経験を通し、仕事でも私生活でも、本気で取り組んで成果を出すことは、想像できないメリットを享受できるなと信じています。想像できないメリットが、他人との差になりやすい。また、その想像できないメリットを享受したいというモチベーションが、行動力の源泉になるのではないかと考えています。

そんなことを本noteで伝えたかった次第です。

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