お独り読書会vol5「すべての知識を「20字」でまとめる紙1枚!独学法」
こんにちは!SportsmanBookClubの坂野です。
SportsmanBookClubは「アスリート」と「社会」を「本」で繋ぐをテーマにした読書会です。
アスリートや社会人、学生なんかがごちゃ混ぜになって読書会をやって、色んな価値観が交わる場になれば良いと思っています。。。
と、一応SportsmanBookClubの宣伝は毎回しますが、お察しの通り今回も読書会は開けずお独り読書会になりました、、笑
こんな状況なので当分この形が続くかと思うので、Youtubeの動画を一本見るのをやめて、10分だけぼくの記事にお時間をいただけると幸いでございます。
(最近ぼくはヒカキンTVをエブリデイで見てます。)
さて、今回読んだ本は
「すべての知識を「20字」でまとめる 紙1枚!独学法」です。
SportsmanBookClubはアスリートが読書(独学)をして、自らの世界をもっと広げていって欲しいというテーマのもと開かれています。
とはいいつつも、どのように本を読んでどんな風に読書会で話したらいいかわからない。そんな人も沢山いると思います。
ぼく自身もこの読書会をはじめてみて、インプットとアウトプットの難しさにぶちあたっています。
今回は「すべての知識を「20字」でまとめる 紙1枚!独学法」からすぐにでも実践できる独学法を抜粋してお届けします。
みなさんの読書の助けになれば幸いです。
それでは、はじまりはじまり〜
独学の基本!インプットのコツ
独学と聞いてみなさんが最初に思い浮かべるのが、インプットですよね。
本を読んだり、インターネットで動画を見たり。
現代人は一日中インプットをしているといっても過言ではありません。
でも、みなさん今日スマホで見た記事の内容を何件思い出せますか?
ほとんど思い出せないのが正直なところではないでしょうか。
ぼくも本当に記憶力が悪くて、読んだ本や読んだ記事を片っ端から忘れていってしまいます。
そんなすぐに忘れてしまうインプットを劇的に改善する方法が本著には書かれています。
それは、
目的を持ってインプットすること
です。
目的がないインプットは現代のインプットの濁流に飲まれすぐに消えていってしまいます。
それに対し、目的のあるインプットは目的とがっちり結びついているため簡単にに記憶から消えることはありません。
これはスポーツでも同じで、
目的が明確ではない漠然とした練習と比べ、試合や身体能力の向上という明確な目的がある練習では効果が全く違ってくる。というのはアスリートなら誰でも体感的にわかっているはずです。
スポーツでは出来ているのに、読書となると読んでいるだけで勉強した気になってしまう。
ぼくをはじめ多くの人に起きている現象なのではないかと思います。
では、目的をもって読書をするためには、具体的にはどのように読書をすれば良いのでしょうか?
その方法はとてもシンプルで、読書をする前に目的を設定し紙に書いておき、そのメモをチラチラ見ながら読書をする。
こんな簡単な方法で良いそうです。
この方法によって、目的に合致する内容が自然にセンサーにかかるようになります。
とても簡単な方法なので皆さんも試してみてくださいね!
続いて、もう一つ独学法を紹介します。
これはインプットとアウトプットのちょうど中間にあたる方法ですね。
それは、
本の本質を自分の言葉で20文字でまとめる
という方法です。
著者は
・人は長すぎることは覚えていられない
・人は自分の言葉で咀嚼しないと覚えていられない
という考えからこの20文字要約法をオススメしています。
具体的には、読み終わった本を振り返り、どんどん自分の琴線に引っかかったキーワードを抜き出していきます。
そのキーワードから、その本の本質だと思った内容を自分の言葉で20文字前後でまとめるというものです。
ぼく自身、この読書会をやりはじめて改めて思ったのですが、丸暗記ではなく、自分の言葉にして咀嚼するというのはとても大事です。
記憶への定着はもちろん、思考の整理という面でも、ただ本を読んでいるのとは全然違ってきます。
スポーツでも、最初はみようみまねでやっていた技術が「ああ、こういうことか」と自分のものになる瞬間ってありますよね。
そして、そこで培った技術はかなり時間が経っても意外に廃れていなかったりするものです。
それほどまでに、「自分のものにする」ことの効果は絶大です。
みなさんも、スポーツだけでなく、読書でも繰り返し自分の中で整理を繰り返してみて知識を「自分のもの」にしてみてください!
これまでインプットの方法をお伝えしてきたので、最後にアウトプットの方法をお伝えして締め括ろうと思います。
そのアウトプットの方法とは
What(なに)
Why(なぜ)
How(どうやって)
を盛り込んで説明する。
という方法です。
この方法で、大体のアウトプットは納得してもらえると筆者は言っています。
「なんだ、簡単じゃん、国語で習ったよ」と思う人もいるかもしれません。
よく国語の試験問題とかでは、5W1Hを意識して解答しろって言われたりしましたよね。
この説明法は、そこからWho When Whereを除いて簡略化したものです。
ただ実際に自分たちが仕事や面接において、この2W1Hを取りこぼさず話せているかというと、自信を持ってYESと言えるでしょうか。
緊張したり慌ててたりしていると、意外にWhyが抜けていたりHowが抜けていたりしてWhatの説明だけになってしまっているという人も多いのではないでしょうか。
この2W1Hは、5W1Hと比べてたったの3要素なので、急な説明の前でも自分の説明に足りていない要素がないかささっと確認が出来てとても良いなと思いました。
一点、気をつけたいのがHowが具体的な動作に落とし込まれているかどうか。
例えば
「5000mでタイムを15秒縮めます。(What)
なぜならそれが県大会の入賞ラインだからです(Why)
そのために頑張ります(How)」
だとHowが抽象的すぎて説得力がないですよね。
それよりは
「5000mでタイムを15秒縮めます。
なぜなら、それが県大会の入賞ラインだからです。
そのために、欠かさず毎日朝練をやります。」
の方が具体的で説得力がありますよね。
みなさんも、ぜひアウトプットする際は2W1Hを、特にHowの具体性を意識して言葉を考えてみてくださいね!
まとめ
さて、こんな感じで今回は独学法について紹介をしてきました。
今回この本を読んで思ったのは、空手や柔道などの武道に「型」があるように、アウトプットやインプットにも「型」があるんだな、ということでした。
頭の良い人は、「型」とかを知らなくてもどんどん頭に入ってきたり、文章が書けたりするだろうけど、ぼくみたいな凡人は「型」を使うのも悪くないなーと思いました。
この本で独学の「型」を学ぶことが出来たので、自分のものになるまでまずは、「型」通りやってみようかなーと思います!
本著にはここに書いた以外にも様々な独学メソッドが書かれているので、気になった人は、ぜひ読んでみてくださいね!
それでは、また来週〜
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