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静岡茶 / しずおかちゃ - 藤田さんちのインク沼

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。
今日はお茶の緑のインクを2本。

文具館コバヤシ
静岡茶 / しずおかちゃ

静岡にある文房具店、文具館コバヤシさんのオリジナルインクに、
お茶の名を冠するインクが2色あったので手に入れてきました。
日本茶カフェに通う身としては、持っておきたいアイテム。

同じ『静岡茶』という名前で、
ちょっとずつ違う表情を持っていたので、それぞれ見ていきます。

静岡インク / 静岡茶

まずは漢字の『静岡茶』の方から。

箱のラベルの奥にうっすらと見えていますが、SAILORさん製のインク。
50mlと比較的大きめのボトルになっています。
こちらの『静岡インク』シリーズは、静岡を旅するようなイメージで作られていて、
名産、地名、歴史などから名付けられた24色が揃っています。

色はこんな感じ。

全体的に深く鮮やかなグリーン。
インクがたっぷり乗ったところは黒に近い緑で、銅のような赤みを帯びたメタリックな光を放ちます。
左上のインクをベタ塗りしたところを見ると分かりやすいですね。
文面は、インクに入っていた説明文のカードをなぞりました。
ラベルよりは青みが強い(というよりは、黄みが抜けてる)感じです。

※オンラインでは売り切れでした。


しぞーかインク / しずおかちゃ

もう1本は、Tono&Limsさん製でひらがな表記の『しずおかちゃ』。

箱・ボトルのラベルのイラストが、ほっこりしてて可愛らしいですね。
内容量は30mlで、ほどよく使えるサイズ。
こちらはなんと香り付き!
香りは強くなく、ほんのりと漂うくらい。
個人的には、淹れたお茶というよりは、カゴで晒されている茶葉そのものを感じました。

ちなみに、『しぞーかインク』シリーズは、静岡産業大学コラボ企画で生まれたインクだそう。
こちらも名産、名所をメインにしていますが、ラメ入り・香り付きのものも含んだラインナップになっています。(他にも香りならメロンやイチゴ、ラメ入りなら魚系など)
名前がすべて『ひらがな』なのも可愛らしい。

色はこんな感じ。

あ、Tono&Lim(s)さんになってる…。

こちらは自分の感想をしたためています。
色合いは落ち着いた黄緑系で、お茶らしいイメージですね。
ガラスペンで書いたので、濃い・薄いはありますが、色も均一で優しい感じ。
乾いた後は、インクが濃い部分でも、お茶の香りはそれほど残らない印象でした。


同じ文房具屋さんが作る、同じ名前のご当地インク。
それぞれに特徴があって、書いていてとても楽しかったです。
前者の『静岡インク』シリーズは他にも3点ほど手に入れたので、また追ってご紹介できればと思います。
名前の響きがどれもカッコいいのでお楽しみに。

文具館コバヤシさんのオリジナルインク紹介ページはこちら。
他にも富士山や、刀などをイメージにしたインクが揃っています!


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