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シナリオを書いていて思う事。

脚本家を目標にするという事

数ある創作という世界の中でなぜ脚本家やシナリオライターになりたいと思ったのか。

それはひとえに私が映像作品であるTVドラマから数多くの事を学び教わったからだと思います。
これは漫画にもいえる事です。
日本の漫画は昔から今までずーっと世界のトップランナーだと思います。

しかし、TVドラマはどうなのか。
例えばコンクールに応募したり、受賞作の講評を読んだり
3ヶ月毎の連続ドラマの変遷を見てきて、色々思う所はあります。

でも何でTVドラマがいいのかは、やはりドラマというリアル性の高い物語に揺さぶられ、感動し、夢中になってきたから。

嬉しくて震えた日

昔、シナリオスクールに通っていました。(某有名シナリオスクールです)
そこでは毎週課題に応じたシナリオ発表がありました。

私はなるべく毎週課題を発表出来るように仕事の合間を縫って
(でも大体書き上げるの前の日の夜か直前だった)
シナリオを書いてはコンビニで印刷し、学校に持って行っていました。

発表後の感想は「意味がわからなかった」とか「タイトルがいい」
とか良い評価も悪い評価も様々でしたが
一度だけとても嬉しい評価を頂いた時がありました。

シナリオ読み上げの時、笑いが起こったのです。
読みながら嬉しくて声が震えました。
こんなに、自分の書いた物で人に笑って貰ったり、感情を動かす事が出来るのって嬉しいものなのだと。
(お笑い芸人さんとかすごい気持ちいいんだろうな)

その時の経験が忘れられません。それが映像化なんてされたらどうでしょう。
ワクワクが止まりません。

毎日年を取って、目標にはまだ全然届く気配が無いけれど
あんな経験がしたいから、まだこの気持ちにしがみついているのかもしれません。

シナリオに毎日真摯に向き合っているか、と問われたら
たぶん出来ていないとは思います。

でも、TVドラマや映像のシナリオにしか出来ない事や伝えられない事があるんじゃないかって思うから、そう思いながら書いて行きたい。
そして、これからもたくさん素晴らしいドラマが生まれ、幸せの種が蒔かれていくのを切に願います。

<原稿進捗>
11P
ヤンシナに出すかテレ朝に出すか迷い中。
ヤンシナは複数出したかったですが、難しいかなぁ。


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