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第18回サマーナイトフェスティバル(GII)&ガールズケイリンフェスティバル決勝戦レポート

11レース、12レース、両決勝だけ雨になってしまいましたが、エキサイティングなレースが繰り広げられました。
佐藤水菜選手の強さもすごかったですし、地元地区でしっかり優勝を決めた松浦悠士選手も流石でした! 
そして、犬伏湧也選手というニューヒーローの誕生を感じさせましたね!!

賞金ボードを持つ佐藤と松浦

■11レース ガールズ決勝戦

最終ホーム
最終1コーナー
最終2コーナー
ゴール
ゴール後の佐藤

●優勝の佐藤水菜

佐藤水菜

「1周駆けて、逃げ切れたことは率直に嬉しいです。決勝は尾方さんが仕掛けにくいタイミングで行こうと決めてました。私が、人のタイミングではなく自分のタイミングで踏めていることがアドバンテージだと思ったので、同じタイミングで前も外にはずしていましたけど、そこは自信をもって前だけ見ていました。後ろが強い自力選手ということで、並ばれてもゴール前で抜かれないような走りをしようと思っていたので、自分の得意な戦法で臨めたと思います。日に日に緊張が高まって眠れなかったんですけど、この高いレベルで走れることもそうそうないし、もう気持ちで乗り切ろうと、優勝だけを見てました。昨年と違うのは、今年はアジアチャンピオンということを背負っているので、自分にとって大きな責任が生まれたので、負けられない、勝たなきゃいけないと思っています。オールスターは猛暑の中だと思うんですけど、もっと白熱したレースを見せられるように一生懸命に練習して頑張りたいと思います」

●2着の鈴木美教

鈴木

「今回は落ち着いて走れました。3コーナーから横に碧衣ちゃんがいたので、いなかったら自分も外踏みたかったけど、流れで内にいった形になりました。かなり伸びていたので届くかなって思ったんですけどね…。落車が最後あったのは残念でした。今回はかなり収穫があったので引き続き頑張りたいですね」

●3着の山原さくら

山原

「自分にしては上出来な開催だったんじゃないかなと思います。色んな方々に支えてもらっているので、ちょっとずつ恩返しができたらなって思って、これからも頑張りたいですね」

●5着の尾方真生

尾方

「さくらさんの後ろがよかったんですけど、そうしたら自分のタイミングで出れるしって思ったんですけど、ほしい位置を取れたけど、(鈴木さんが来て)そこで粘っておけばよかったんですけど、それができなかったし、力の出せないレースになってしまいました。自分のダッシュ力がないことはよくわかっているので、帰って練習して、出れる力をつけてまた頑張りたいと思います」

●6着の吉川美穂

吉川

「できればサトミナの後ろを取りたかったんですけど、一回りゆちゃんが外した時にいこうか悩んだんですけど、それで変に横ごちゃついてもイヤだなって思ったんです。でも、結果的にみればごちゃつても取りにいけばよかったですね」

●7着の太田りゆ

太田

「4車並走だったので、踏みやめてしまったけど、結果的はサトミナについていけばよかったです。そこが敗因ですね。普段自力なので、そこでどういう判断をすればいいのかはちょっと難しかったですね。いい舞台だったのに人に任せてしまったのはつまらないので、すぐに地元のオールスターがあるし、思い切りのいいレースもしたいし、勝ちたいのでちょっと考えて頑張りたいと思います」


■12レース 決勝戦

最終ホーム
最終3コーナー前
ゴール
松浦のガッツポーズ


●優勝の松浦悠士

松浦

「犬伏湧也がしっかり頑張ってくれて、優勝するチャンスを作ってくれたので、頑張りに応えなきゃって思いました。理想通りの位置取りではあったんですけど、犬伏君がすぐに叩こうとしたので、そこはいったん待って、そこからは落ち着いて行ってくれました。決勝の犬伏君は準決勝程めいっぱいではなく、しっかりいいペースで駆けてくれたので、ワンツーを狙って仕事しようと思ったんです。けど、ホームからグーンってかかっていって、3コーナーくらいから失速してきたので、3回目の連携になりますし、彼の踏み方をわかったきたのがよかったなと思います。けっこう岩本(俊介)さんとは別線なのにワンツーが決まることが多くて(笑)、最後は飲み込まれなくてよかったです。サマーナイトフェスティバル連覇は嬉しいですし、(清水)裕友と合わせれば3連覇になるので、相性のいい大会だと思います。連日たくさん応援をいただいて、その期待に応えられたと思いますし、ファン投票も2位に選んでいただいているので、その期待に応える走りをしていきたいと思います」

●2着の岩本俊介

岩本

「思ったよりも練習の成果が出ました。(山田が来たのは)その位置にいたけど、ああなっても慌てないというか、力は出せると思ってました。また頑張るしかないですね」

●3着の佐藤慎太郎

佐藤

「中途半端な突っ込みをしちゃったなっていう感じがしますね。ちょっと松浦が岩本を振るタイミングかなって思って一回待ったけど、結果的にはセンターでスポっと入ればよかったのかな。新田も外々に浮いていたんでいけないなって思って。悔しいね」

●4着の荒井崇博

荒井

「今回はしょうがない。オールスターで獲ろう」

●5着の和田健太郎

和田

「岩本の内から山田に来られて位置取られた時に、これは岩本が一番嫌いなパターンだぞって思って、どうしようって思って、そこで岩本を信じ切れませんでした。でも、岩本の方が決勝は冷静でしたね」

●6着の犬伏湧也

犬伏

「僕がもっと楽に風を切っていたら、松浦さんももっと楽に優勝できてたと思うので、もう一回鍛え直して、次はもっとちゃんと引っ張れるように頑張りたいですね。毎回、松浦さんや小倉(竜二)さんや師匠(阿竹智史)のおかげでいいレースができているのかなと思うので、これからもっとレベルアップしていきたいです! あの小松島の失敗で9車の流れもわかったし、少しずつはレベルアップできていると思うので、次のオールスターに向けて頑張りたいと思います」

●7着の新田祐大

新田

「仕掛けるところまではけっこう余裕があって、一発で仕掛けようと思ったんですけど、内にいた選手が犬伏君や松浦の動きに翻弄される感じになって、その影響で外伸びずに全然勝負にならなかったですね」

●8着の山田英明

山田

「自分的にホームで整っていたし、ここまで後輩が頑張ってくれて決勝までのれたのでその想いもあって仕掛けてやろうと思ったんですけど、この調子で出ずに悔しい思いをしました。この舞台で走れたのは自信になるし、課題も見つかってきたので、オールスターに向けて頑張ります」

●9着の森田優弥

森田

「内に差しにこられたのが全てでしたね。スピードも違い過ぎましたし、前を追って無我夢中でした」

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