KEIRIN MAGAZINE

競輪、トラックサイクリングその他の自転車競技を取材、報道しています。

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最近の記事

第65回朝日新聞社杯競輪祭(GI)優勝は眞杉匠!!

皆様のレース展開の予想はどのようなものでしたでしょうか? レースをみて感じたことは色々な思惑が絡み合ったレースだったということです。 前日のコメントから色々な気迫が感じられました。 グランプリに松井宏祐をのせたい深谷、太田海也をのせたい松浦悠士、単騎で良いポジションを取りたかった眞杉匠と北津留翼。復帰2戦目でGI決勝に進出した脇本雄太の調子など気になるところが多くありました。 そしてレースは深谷の先行で端を切り番手捲りの松井宏祐、南関の後ろからから攻めた眞杉、引いた脇本。入

    • 第65回朝日新聞社杯競輪祭(GI) 5日目レポート

      第65回競輪祭(GI)準決勝は熾烈というか嵐のような3レースでしたね。 10レースでは簗田一輝が突っ込んで3連単848,700円(445)という車券が飛び出し 11レースは新人・太田海也の激ツヨな逃げ切りと地元・北津留翼の怒涛の追い込みでした。 12レースは脇本雄太がしっかり強いレースを見せてくれました。が、勝ったのは3番手から追い込んだ深谷知広でした。 そして、2024年のS級S班が大きく変わった準決勝戦でもありました。 残るは明日のファイナルレースです。 2023年を締

      • 第65回朝日新聞社杯競輪祭(GI)4日目レポート

        伊集院静氏の訃報が飛び込んできてびっくりしています。 30年以上も前になりますが、とある雑誌の編集をお願いする(結局はお願いできませんでしたが)とか、全く別な原稿をお願いした事がありまして、個人的なお付き合いは全くありませんでしたが無縁ではなく、お亡くなりになったという事をニュースでみてショックです。 また、競輪祭開催中の事でもあり競輪との縁を感じています。 いまは無き大津びわこ競輪場で開催されていた高松宮杯の関係者用車券売り場で束になった一万円札を穴場に突っ込んでいたのを間

        • 第1回競輪祭女子王座戦(GI)優勝は梅川風子!!              第65回朝日新聞社杯競輪祭(GI)の3日目レポート

          初代女王に輝いた梅川風子選手、最後に地元の立川グランプリの出場を決めました。 いつでも初物には、色々な苦労があると思います。 とりあえず万全を期そうとすればするほど、疲れる…。 なわけで、無事にレース、表彰が終われば色々な課題は来年にぶん投げられるわけですね。 さて、ガールズケイリン。もう、今の現行ルールでは限界がきていると思います。特にトップクラスのレースになればなるほど、限界だと思います。各選手が勝利に向かって100%の力を出せる出させる競技規則にしなければ、ギャンブル

        第65回朝日新聞社杯競輪祭(GI)優勝は眞杉匠!!

          第65回朝日新聞社杯競輪祭(GI)・第1回競輪祭女子王座戦(GI) 2日目レポート

          競輪祭も女子王座戦もレースが面白かったですね。 競輪祭では先行逃げ切りが決まって、流石、風がないバンクと思いましたし、女子王座戦はもうUCI準拠ルールのレースなんかやめてしまえ! と思うぐらい激しいレースが続いていました。マーク戦となって競るのは良いですが落ちないでね! 本日は誰も落車はありませんでしたけど。 なわけで、男子はスピードバトル、女子はマークバトルが見どころでしたね。 また毎レース、ドラマが生まれるのですが、特に女子王座戦準決勝11レースはまさにドラマ。なんと初

          第65回朝日新聞社杯競輪祭(GI)・第1回競輪祭女子王座戦(GI) 2日目レポート

          第65回朝日新聞社杯競輪祭(GI)・第1回競輪祭女子王座戦(GI) 初日レポート

          第65回競輪祭&第1回女子王座戦初日はいかがだったでしょうか? 女子王座戦では児玉碧衣が飛ぶ大波乱がありました。 レース後の児玉選手は目がリアルに漫画みたくなっていました(CMのパクリ?) 身体が動かなかったと反省しきり。相当悔しいだろうなと表情からみて取れました。 はたと思えば、11月20日が競輪発祥の日と登録され、競輪祭がいままで続いてきました。6日制から4日制になって現在また6日制になり、競輪祭の予選はポイント制となりました。昨年までのガールズグランプリトライアルも予

          第65回朝日新聞社杯競輪祭(GI)・第1回競輪祭女子王座戦(GI) 初日レポート

          第65回朝日新聞社杯競輪祭(GI)・第1回競輪祭女子王座戦(GI) 前検日レポート

          グランプリ出場をかけ、最後の戦いが11月21日から26日にかけて開催されます。 GIの第1回となった競輪祭女子王座戦、彼女たちの熱い走りも楽しみで仕方ありませんね! ジャパントラックカップが18日まで開催され、ちょっとお疲れ具合が気になりますが… せっかくのドームなので、ナショナル旋風をおこしてほしいですね。

          第65回朝日新聞社杯競輪祭(GI)・第1回競輪祭女子王座戦(GI) 前検日レポート

          京王閣競輪開設74周年記念 ゴールドカップレース(GIII)決勝&ルーキーシリーズ2023プラス結果

          ルーキープラスは1番車の棚瀬義大選手が優勝。師匠の川口公太朗選手と同じ開催で勝利を飾りました。 普段は山口拳矢選手や志田龍星選手、橋本優己選手らと練習しているそうで、岐阜のニュースターの誕生を予感させますね。 今日は、昨日の悔しさを晴らすかのように関東の活躍も目立ちました。 そして、決勝戦は北井佑季選手の単騎のカマし、それを新田祐大選手が捕らえて、見事に優勝を飾りました。新田選手やはり京王閣の相性バツグンですね。 ■3レース ルーキーシリーズ2023プラス ●優勝の棚

          京王閣競輪開設74周年記念 ゴールドカップレース(GIII)決勝&ルーキーシリーズ2023プラス結果

          京王閣競輪開設74周年記念 ゴールドカップレース(GIII)&ルーキーシリーズ2023プラス 3日目レポート

          決勝戦はなかなかユニークなメンバーがそろいました。 最終日の3レースにはルーキーシリーズプラスも行われますので、そちらもお楽しみに。 ■10レース ●1着の藤井侑吾 「踏んだ瞬間に行けるなって感じました。あとは柴崎さんお願いしますって感じで。もうゴールまで無我夢中でしたね。日に日によくなっているし、決勝も頑張ります」 ●2着の柴崎俊光 「最近はFIでも優出していないのに、GIIIでできるなんて(笑)。いつ以来のGIII決勝か覚えないくらいです(笑)。藤井がかかってました

          京王閣競輪開設74周年記念 ゴールドカップレース(GIII)&ルーキーシリーズ2023プラス 3日目レポート

          第32回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI) 古性優作選手が優勝!

          古性優作選手が今年3つ目のタイトルを獲得しました! ■6レース ●逃げ切り1着の中野慎詞 「今回は失敗があって、悔しいを通りこしてガッカリしました。今日は先輩たちにアドバイスをもらって、小さな一歩かもしれないけど、こうやって学んでいって進化していきたいです!」 ■1レース&6レース ●親王牌を盛り上げる小林潤二&泰正 俊敏な動きで2着の潤二 潤二「またやる気が出たので、地区プロから頑張ります!」 泰正は逃げて2着に 泰正「同期の眞杉(匠)や森田(優弥)が頑張っているの

          第32回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI) 古性優作選手が優勝!

          第32回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI) 3日目レポート

          地元の諸橋愛選手が走る時は場内が大声援に包まれました。 その声援を背を押され諸橋選手が決勝進出を決め、インタビューで声援の話になると涙ぐむ諸橋選手の姿がありました。 河端朋之選手と渡部幸訓選手が特別競輪初優出を果たしました。 小松崎大地選手も優出し、本当に親王牌は相性がいい大会のようです。 そして、古性優作選手の強さが光りますね。 本日、ホテルのある燕近辺にぶ厚い雨雲が漂っているのを見ました。もう完全にこれは雨が降っていると認識できるぐらい酷い天気というイメージしか無かった

          第32回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI) 3日目レポート

          第32回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI) 2日目レポート

          二次予選から雨が降ってきた弥彦。走った選手たちは「昨日と違うバンクみたい」と言うくらい雨と風がすごかったです。 そうなんです。7レースが終わったあたりから雨が降り出し、そこからが悲惨。土砂降り状態になったり小康状態になったりで、ローズカップまで雨。 参りましたが、今回は雨仕様で臨みましたのでまあ何とか。 明日も雨模様なので頑張っていきたいと思います。 明日は準決勝ですよ! ■6レース 二次予選B ●1着の渡邉一成 「急に風が吹いてきたので、向かい風ではなく楽なところで踏む

          第32回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI) 2日目レポート

          第32回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI) 初日レポート

          今日の弥彦は、かなり暑かったですね。 寒そうだと思って厚着をしてバンク内で撮影をしていると、汗が流れて来るほどでした。 本当に暑かったです。 が、しかし、明日からは天気が崩れそうでいろいろ工夫をしないと大変そうです。 これがかなりハード。雨降りを阻止できるグッズが心底欲しい秋の長夜に成りそうな初日の夜です。 二日目は二次予選Bは1着2着、二次予選Aは1着から4着が準決勝に進出できます。 ローズカップは全員準決勝。 この辺りを考えながら、車券戦術を立てて車券購入してみてはい

          第32回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI) 初日レポート

          第32回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI) 前検日レポート

          10月19日から22日にかけ、『第32回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)』が行われます。 寛仁親王牌は一昨年の弥彦開催では、弥彦に隣接している岩室生まれの平原康多選手が優勝、昨年は新田祐大選手が優勝してグランドスラム達成とドラマチックな結果が待っている印象があります。 今年もどんなドラマが生まれるか楽しみですね。 閑話休題 昨晩、燕三条の居酒屋で地酒を飲んでいました。 地元の酒を飲んでいたのですが、これが甘い。新潟の酒ってさらっとしている印象があったのです

          第32回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI) 前検日レポート

          開設73周年記念 熊本競輪 火の国杯争奪戦 in久留米(GIII)決勝&ルーキーシリーズ2023プラス結果

          最終日は熊本旋風がすごかったですね!  6レースのルーキープラスも半田誠選手が先行し、佐藤壮志選手が優勝し、熊本勢の先輩たちにいいバトンを渡しました。 そして、松岡辰泰選手の先行、嘉永泰斗選手の番手捲り、4番手をかためた塚本大樹選手、そして中本匠栄選手が優勝を決めました。 優勝インタビューでは中本選手は目を真っ赤にして、熊本の仲間や応援してくれたお客さんに感謝の言葉を口にしている姿が印象的でした。 ■6レース ●優勝の佐藤壮志 「(半田)誠が気風よく行ってくれたので

          開設73周年記念 熊本競輪 火の国杯争奪戦 in久留米(GIII)決勝&ルーキーシリーズ2023プラス結果

          開設73周年記念 熊本競輪 火の国杯争奪戦 in久留米(GIII)&ルーキーシリーズ2023プラス

          3日目の久留米はあいにくの雨模様となりましたが、レースは面白かったですね。 新山響平選手の強さに地元・熊本勢の意地と見所たくさんでした。 明日の決勝は、熊本VS北日本VS単騎の2人は見応えあるレースになりそうで、わくわく! 最終日の6レースは、ルーキーシリーズ2023プラスが行われます。 ホームバンク久留米の梶原海斗選手をはじめ、123期7名の走りも楽しみです! 「決勝にのる先輩たちにいいバトンを渡せるためにも頑張りたい」と言ってた半田誠選手&佐藤壮志選手の熊本コンビも注

          開設73周年記念 熊本競輪 火の国杯争奪戦 in久留米(GIII)&ルーキーシリーズ2023プラス