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【通信】NTT西日本の企業分析&クイズ #43

前書き

就活生や株式投資向けの企業研究をどこまでやるべきか?の疑問に答えます。
今回は通信サービスの「NTT西日本」を取り上げます。
通信という身近な存在の企業で、お世話になっているという方も多い会社です。
顧客情報が子会社から流出した問題の責任を取って、森林社長が辞任するというニュースが出ています。

情報流出でトップが責任を取り辞めるのは異例としています。
企業としての姿勢は責任感があると評価できるものだと考えます。
少なくとも面接では前社長の森林氏の話を出すのは避けておくのがベターです。
社長として人柄の良さそうな方だったので、惜しいなと感じました。
新社長はNTT東日本の北村 亮太副社長が務めることが決定しています。

NTT西日本は日本電信電話(NTT)の100%子会社となり、NTTの有報などからも情報を収集しています。(NTTの中核子会社、上場企業の子会社とも表現ができる)
NTT東の中心は言うまでもなく東京ですが、NTT西日本は関西が3割ほどで東海、中国、九州、四国、北陸とバランスのよい構成になっているのが大きな違いです。
産学連携も事業上のポイントで、「関西の大学は純粋な研究に留まらず、その成果を実際のフィールドに活かしていくことに関して、すごく先進的」という副社長の言葉もあります。
QUINTBRIDGEというオープンイノベーション施設も運営しています。
事務系総合職の倍率は30倍前後、技術系は10倍未満と超高倍率ではなく挑戦したい企業と言えます。
親会社であるNTTの決算説明資料にも情報があります。
Smart10xという10の分野を定義しています。
どこかに面白そうと思える部分があれば、検討してみたい企業です。
NTTグループという巨大なノウハウやリソースがあるため、幅広い領域でチャレンジが出来る会社と言えます。
職種別採用では財務や法務があるので志望の方は要チェックです。
社長他のインタビューも多めなので、情報は取りやすいです。


内容について

最終面接など就活や転職、合わせて株式投資などに使える企業分析対策の資料まとめとなります。
その企業独自の取り組みや役員のプロフィールほか幅広くまとめています。
最終面接前の仕上げや企業研究の助けとしてご活用頂ければと思います。
※記事の値段は購入者が一定数を超えた場合、値上げします。(今の値段が現状で一番安いという意味です。)
後半部分では会計クイズを10コ×2セット用意しています。
志望度の高い企業であれば、1次や2次用に購入頂くのもアリです。
企業研究に使う時間を外注する、そんなイメージで考えて頂くと良いです。(このnote作成には3時間以上かけています)
今、自分が就活生や転職でこの会社を受けるならここまでまとめておくという感覚を意識しています。
一度購入して頂き、しっかり内容を読み込めば同じやり方で他の企業の分析もできるようになるはずです。
資料の引用は決算説明資料、有価証券報告書、会社HPなどで基本的に無料で入手可能なもので経理マンの視点でまとめています。
逆質問にも活用できる内容なので、ご自身の意向に合わせ考えて頂くとその部分でもプラスになるはずです。

ちなみに万が一この記事を削除したとしても、記事そのものは購入した方に限り閲覧が可能です。

https://www.help-note.com/hc/ja/articles/360011270754

なお本noteは情報の提供を目的としており、本資料による何らかの投資行動などを勧誘するものではありません。
他の企業についてはマガジンで確認が出来ます。

1.基本情報

西日本電信電話株式会社(本文上ではNTT西日本と記載)
設立:1999年
連結従業員数 : 34,900名、単体 : 1,400名
本社:大阪市都島区
ホワイト指数(10点満点):10
求める人物像:変化や困難に対しても、柔軟な発想と行動をもってやり遂げられる人など

クイズのサンプル
NTT西日本のメタルサービスからの移行計画において、2023年度に撤去した地下ケーブルの距離はどれか?
A) 300km
B) 500km
C) 700km

※回答は本編にて

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