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「やる」のも「やめる」のも同じ。

こんにちは♬
やっと長い長い連休が終わり、家族が学校や仕事に行きました〜。
しかし!
娘が楽器を学校まで運んでほしいとのこと。。。
朝からラッシュの渋滞に巻き込まれながら学校に楽器を届け・・・
帰路についている時に娘からLINEが。
「スリッパ忘れちゃったんですけど・・・無理ですよね?」
・・・・・・。

(あとで届けに行きます)

そんな訳で(どんな訳で)連休中はおかげさまで4つの現場で演奏させていただきました。
この連休中の仕事に関しては、自分が動くお仕事ではなかったので演奏に集中させていただけて、とてもいい環境でお仕事させていただきました。
どこの現場に行っても、本当にそこを取り仕切る方々には頭が上がりません。大きなイベントで人やお金を動かすって本当に大変なことだというのを知っているので、こうして現場に出ている人が気持ちよくお仕事ができるというのは凄いことだと思います。

コンサートを開催するっていうのは演奏するだけではなくて、それ以上にやるお仕事がたくさんあります。
告知、集客だけでなく、本当に細かいことまで打ち合わせたり指示したりと、次から次へと課題が現れます。
運営する側はそういったトラブルをできるだけ予想して少なくしたり工夫をするけれど、必ず想定外のことが起こるんですよねえ。

でも「やります!」と言ったからには止められない。
音楽と一緒でコンサートも開催することを決めて、告知をすると終わるまで止まることができなくなります。
それはいい意味で自分のモチベーションを上げることになりますし、その規模が大きければ大きいほど難関もありますが、それによってたくさんの人が動き出し、終わりまで走り切ることで色んな物を得ることができます。

悪い意味ではもう止められないのに、途中で燃え尽きてしまったり止められないことに戸惑いを覚えてしまうこと。
周りが動き出すことについて行けなくなったりすることも出てきます。

ただし、リスクは大きいですが、「やめる」ということも選択肢としてはあると思うのです。
「やめたい」と「やめる」っていうのは似ているようで全く意味が違ってきます。
「やめたい」というのは願望で、「やる」ことに対して不満やもやもやした気持ちがずっとついて回りますが、
「やめる」というのは決断で、「やる」ことと同じ意味合いがあると思うのです。

そう、どちらにしても大切なのは「決断する」ってことだと思うのです。

その決断力というのが、コンサートやイベントを運営する立場になると必要になってくるのかなあといつも考えます。
決断できないままでいると、現場で動く人たちがどうしていいかわからずモヤモヤするけれど、
決断できる人が運営側にいるとそれだけでものすごい安心感があります。

自分もコンサートを運営する立場になることも多々あるので、現場の人達が気持ちよく参加できるように、これだけは心の中にしっかり持っておきたいなあと思います。


この連休中、どこの現場でもやっぱりトップの人の働きというのは勉強になりました。
さて、自分も色々とこれから動かなくてはならないので、「決断力」を磨いて頑張りたいと思います♬


ではまた。ばいば〜い!

トランペット奏者、作編曲家の岩田恵子と申します。 お仕事の話やトランペットの奏法などについて色々と発信していきます♬