stand by me 読書
スタンド・バイ・ミーを現在読んでいる。
まだ、前半しか読んでいないのだが、感じることが沢山あるので、書いていこうと思う。
スタンド・バイ・ミー(前半)を読んで気づいたことがある。
いつか父が言っていた。
「自分の敵になるのも、味方になるのも、人間だから」と。
父は知っていたのだ。人はときに、人を駄目にしてしまうと。そして、人を幸せにするのも人なのだと。
それを知っていたから、父は私の好きなようにやらせてくれていたのだと思う。感謝している。
そして、私もその意味を分かりつつある。
残酷なことに、一緒にいて良い人間と、悪い人間がいるらしい。それは、決して表では言えたものではないのだろうが(世間に)、どうも違うようなのだ。
人間一人ひとり違うのだから、みんな仲良く一緒にやっていこうなんていうものは、不可能に近いのではないか?
そんなことは不可能だ。利害があって当然なのだ。それが、望まぬ形で表れているのが、このスタンド・バイ・ミー。
「俺のそばにいて」という題名には奥深い意味がある。
文才のゴーディ
厄介な事情を持つ、クリス
すれ違う、バーン テディ
才能をとるか、友をとるか、ゴーディは決断に迫られる。
子どもながらにして、人間関係の本質を明確に付いている。
乱暴な父と兄をもつクリスは少し大人だった。
ゴーディの文才がわからない、バーンとテディのことを言った文がある。
「人が、人の足をひっぱるんだ」と。
そして、私もときどき思うことがある。
ひとりで物事をするとき、大きな夢を持ち、行動を起こし、自分の成長を目指していると思う。ようになったのは最近のことだが。
それは、巣に帰る鳥のように、自分の居場所を私は知っている。
私にも、大切な友人がいる。
しかし、クリスから見たらどうなのだろう。
クリスは、ゴーディの幸せを心から願っている。
本当の友情とは。
彼らは、私の幸せを本当に願ってくれるのか。
まて、、私が友人の幸せを本当に願えているのか。
自分の場所を再確認させてくれる。同時にあるべき友の姿がそこにある。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?