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【書評に出た本】2022年9月

9月に書評掲載された本を紹介します。

■河野 龍太郎【著】『成長の臨界——「飽和資本主義」はどこへ向かうのか』

ローマクラブの『成長の限界』から50年、世界経済は新たな局面に突入している。地球風船は永遠の繁栄が続くという幻想を極限まで膨らませ、いつ破裂してもおかしくない緊張の中を漂っている。現状はもはや維持できないのか? 新しい秩序はどう形成されるのか? 著名エコノミストが経済・金融の視点からのみならず、政治学・歴史学・心理学などの知見も交えて現況を怜悧に分析し、迫り来る次の世界を展望する、読み応え十分の一書!

『経済セミナー』2022年10・11月号(p.109)「BOOK ANGLE・新刊紹介」で、本書が紹介されました。
『中央公論』2022年10月号(p.222~p.223)「新刊この一冊」に書評が掲載されました。評者は諸富徹氏(京都大学教授)です。
『日本経済新聞』2022年9月10日(29面・読書面)「短評」に本書が掲載されました。本文はこちら(※有料会員限定記事です)
『朝日新聞』2022年9月3日(27面・読書面)に書評が掲載されました。評者は神林龍氏(一橋大学教授・労働経済学)です。本文はこちら
『財界』2022年9月7日号(p.118)「Essay・ずいひつ」に、著者のエッセイが掲載されました。

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■谷原 吏【著】『〈サラリーマン〉のメディア史』

「サラリーマン」という戦後の成人男性の典型的な表象が揺らぎつつある昨今。
昭和・平成の映画、雑誌、ドラマ、漫画など…サラリーマンがサラリーマンをまなざすメディアの分析を通じ、大衆化と差異化という視点から、日本社会を支える〈普通の人々〉の通史を描く。
我らしがない「サラリーマン」なのか?

『宮崎日日新聞』『山陽新聞』『静岡新聞』『東奥日報』『大分合同新聞』『中國新聞』「記者のおすすめ」欄に書評が掲載されました。評者は高見浩太郎氏(共同通信記者)です。

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■佐藤 文香【著】『女性兵士という難問——ジェンダーから問う戦争・軍隊の社会学』

女性兵士は男女平等の象徴か?
戦争や軍隊は、どのような男性や女性によって担われ、
いかなる加害/被害関係を生起させているのか。
既存のジェンダー秩序を自明のものとすることなく、批判的に検証する。

『毎日新聞 経済プレミア』2022年9月27日に本書の紹介記事「「女性兵士の活躍」は男女平等の証しなのか」が掲載されました。筆者は、山田道子氏(元サンデー毎日編集長)です。本文はこちら(全文は有料会員のみです)
▶福間良明氏(立命館大学教授)による地方紙での書評が掲載されました。(『琉球新報』(9/25)『下野新聞』(9/25)『中國新聞』(9/25)『福島民報』(9/24)『高知新聞』(9/24)『沖縄タイムス』(9/24)『北日本新聞』(9/24))
『西日本新聞』2022年9月24日(8面)に書評が掲載されました。評者は、松村由利子氏(歌人)です。本文はこちら(全文は有料会員のみです)
『ニッポンドットコム』2022年9月22日に著者のインタビュー記事「自衛隊という職場―女性自衛官から考える軍隊とジェンダー」が掲載されました。本文はこちら
『東洋経済オンライン』2022年9月12日「話題の本 著者に聞く」に、著者のインタビュー記事が掲載されました。本文はこちら(※会員限定記事です)
『朝日新聞』 2022年9月10日(18面・読書面)に書評が掲載されました。評者は藤野裕子氏(早稲田大学教授・日本近現代史)です。本文はこちら

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■高槻 泰郎【編著】『豪商の金融史——廣岡家文書から解き明かす金融イノベーション』

「あさが来た」のモデルになった豪商廣岡家。彼らが活躍した江戸時代から昭和までの波乱の歴史をたどる。
現代金融取引の先駆でもあった大坂豪商の様々な役割を現代的な視点と一次史料の精査によって明らかにする!

『朝日新聞』2022年9月24日(12面・読書面) に書評が掲載されました。評者は澤田瞳子氏(小説家)です。本文はこちら
『日本経済新聞』2022年9月17日(30面・読書面)に書評が掲載されました。評者は根井雅弘氏(京都大学教授)です。本文はこちら(※有料会員限定記事です)

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#読書 #書評 #慶應義塾大学出版会 #新聞書評 #書評紙

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