2024年6月に売れた本ベスト10!
2024年6月に売れた本をご紹介します。
(2024年5月26日~6月25日までの売上データをもとにしています。)
第10位
■井下千以子[著]『思考を鍛えるレポート・論文作成法 第3版』
▼ 累計5万部超の好評レポート・論文入門書の第3版。
▼ 文献の調べ方・読み方から、型に沿った書き方までを丁寧に解説。
▼ 「引用」時の注意点の追記や重要単語の索引を付し、利便性を向上。
好評のレポート・論文作成手引書の第3版!
旧版と比べて――
● 索引を付すことで利便性を向上。
● 「読む力を鍛える3ステップ」の項目を加え、論理的・批判的に考えて読むことについて段階を踏んで学べるように改良。
● 初学者が迷い易い「引用」について、より詳しく取り上げ、「なぜ引用する必要があるのか」、「コピペはなぜダメなのか」、「どこをどう引用すればいいのか」を、形式だけでなくその目的や意味も具体的に解説。
● レポート・論文を書くにあたって不可欠な「資料」の取り扱いについての記述を増量。
課題内容やテーマに応じた資料の選び方や、ネット・紙などメディア別の機能、特徴、用法を一覧でまとめ、「調べる力」の充実が図られた1冊。
第9位
■河野龍太郎[著]『成長の臨界――「飽和資本主義」はどこへ向かうのか』
河野龍太郎氏の新刊『グローバルインフレーションの深層』の売上好調にともない、2022年刊行の既刊も一緒に売れています。
「別の未来」は手にできるのか?
ローマクラブの『成長の限界』から50年、世界経済は新たな局面に突入している。地球風船は永遠の繁栄が続くという幻想を極限まで膨らませ、いつ破裂してもおかしくない緊張の中を漂っている。現状はもはや維持できないのか? 新しい秩序はどう形成されるのか? 著名エコノミストが経済・金融の視点からのみならず、政治学・歴史学・心理学などの知見も交えて現況を怜悧に分析し、迫り来る次の世界を展望する、読み応え十分の一書!
↓「序」の試し読みができます。
第8位
■クラウディア・ゴールディン[著]/鹿田昌美[訳]『なぜ男女の賃金に格差があるのか――女性の生き方の経済学』
著者のクラウディア・ゴールディン氏がノーベル経済学賞を受賞したこちらの本、引き続き売れています。勢いが止まりません!
「男女平等」の先進国アメリカでも、男女の間に残る格差。これは決して人ごとではない――。
女性たちはどのように「家族」と「仕事」を選択してきたのか。ウーマンブ、「静かな革命」、リリー・レッドベター公平賃金法など、20世紀以降を振り返りながら、各職業のデータを経済分析し、女性の賃金の上昇を阻む原因を抉り出す。アメリカのみならず世界の先進国の男女の「働き方」を見直すきっかけとなる。
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第7位
■細谷雄一・板橋拓己[編著]『民主主義は甦るのか?――歴史から考えるポピュリズム』
歴史は繰り返すのか――。
ポピュリズムは民主主義をどのように崩壊させていくのか。また衰退した民主主義はどうすれば再生できるのか。現代の難問を解く上で、歴史からのヒントを与える注目作。
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第6位
■ギャレット・ジョーンズ[著]/飯嶋貴子[訳]『移民は世界をどう変えてきたか――文化移植の経済学』
・移民と、移民がもたらす文化が与える影響は何か、経済にとって本当にプラスなのか?
・移民文化の多様性、習慣、政治文化などがもたらす変化とは?
――世界史的なスケールの視野で計量分析された諸研究を整理・紹介
↓ 冒頭部分の試し読みができます。
第5位
■パトリシア・B・マコーネル[著]/村井理子[訳]『犬と会話する方法――動物行動学が教える人と犬の幸せ』
翻訳家・村井理子氏絶賛!
カリスマ・ドッグトレーナーが伝授する最高のコミュニケーション術。大の愛犬家である村井理子氏による優れた翻訳で全ての犬好き、動物好きに贈る。「著者は、愛する動物との別れにもページを割いている。その記述を読んだとき、私は自分の犬に対する愛をこれからも大いに語ろうと心に決めた。なぜなら、彼らとの別れ以上に悲しい出来事は、そうそうこの世には存在しないからだ。だからこそ、その日に備えて、今を生きる動物に対する愛を私たちは大きな声で語るべきなのだ。」(訳者あとがき)
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第4位
■佐藤望[編著]/湯川武・横山千晶・近藤明彦[著]『アカデミック・スキルズ(第3版)――大学生のための知的技法入門』
累計12万部を超える大学生向け学習指南書のベスト&ロングセラーを8年ぶりに改版。
ノートの取り方や情報の整理法など、大学生の学習の基本を押さえた構成はそのままに、第3版では最新の情報環境との付き合い方や活用法に関する内容を追加。文献表記の書式についても一新するとともに、既刊「アカデミック・スキルズ」シリーズのどの部分を参照したらよいかについても追記。
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第3位
■井伊雅子[著]『地域医療の経済学——医療の質・費用・ヘルスリテラシーの効果』
地域住民の安心感をどう高めるか
世界の最先端を走っているようで実は不備が目立つ日本の医療体制。人々が安心して暮らしていくためにはどんな情報やサービスが必要かを、地域医療の視点から丁寧に解説。診療や医師の「質」の問題、統計・エビデンスの扱いの問題、医療情報の開示、国民の健康に対する理解度など、国際比較を交え斬新な切り口から検討する、新しい医療経済論。
第2位
■田中泉吏・鈴木大地 ・太田紘史[著]『意識と目的の科学哲学』(慶應義塾大学三田哲学会叢書 ars incognita)
5月刊行の本ですが、好評につき早くも3刷です!
進化論的アプローチで「意識の難問」に挑む
科学哲学、生物学、心の哲学の学際領域への招待
私たちの主観的経験に結びつけられる意識。この意識は脳・神経系という物理的な存在から発生するにもかかわらず、科学的な解明が難しいとされる。本書は「意識の難問」に対して進化論的アプローチから挑み、意識科学の方法論の再構築を目指す。
第1位
■河野龍太郎[著]『グローバルインフレーションの深層』
「大いなる過熱」の後に何が起きるか――。
コロナ禍を機に急激なインフレが世界を襲った。第一の原因は、先進各国の大規模な財政政策だ。第二の原因は、インフレを一時的と誤認し、サプライチェーンの寸断など供給ショックに怯えた中央銀行が利上げに出遅れたことだ。今や米国の高金利が誘発する超円安は、供給能力の低くなった日本のインフレを助長し、同時に財政インフレリスクも忍び寄る。局面打開に何が必要か。著名エコノミストが理論・歴史・政治・国際的視点から金融経済の行方を読み解く得心の一書!
↓一部試し読みはこちらから
6月のベスト10は以上の結果となりました☆彡
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