こんにちは!編集部員Aです。9月に入り、そして終わりに差しかかってきました。夕方にふと窓の外を見やると、いつの間にかしっかり暗くなっていて、毎日驚いています。
今回は、現在発売中の2024年夏季号(158号)こぼれ話をご紹介します。
今号の特集は「台湾現代詩——輝ける海洋の花」。2023年1月に台湾・高雄市で4日間にわたり開催された国際詩祭「高雄世界詩歌節」の中核を担った高雄の青年詩人6名の詩作品をご紹介しております。この詩歌イベントでは日本からの参加詩人も多くいらっしゃり、その1人、柏木麻里さんの「黒鍵の虹、宝石の液」というエッセーも掲載しております。
こちらの原稿、私が担当させていただいたのですが、漢字だけの詩の朗読が、「宝石のぶつかり」や「ピアノで飛び飛びにある黒鍵」というイメージで、それをつなぐ白鍵がひらがなだと表現されていて、その朗読を聞いたことがない私の目の前にもとても美しい光景として広がり、うっとりと引き込まれました。(ちなみに遣唐使が最初に漢詩に出会った時のときめきもこのようなものだろう、と仰られており、その時代にまで遡って思いを馳せる空気感にもロマンとときめきを感じました……!)
この本誌掲載原稿のやり取り後、柏木さんから編集部宛てに、詩祭の余談として素敵なメッセージをいただきました。その内容が編集部内だけに留めておくにはもったいなく感じましたので、先日、三田文学会会員のみなさまに最新号と共に同封している会報誌にてお知らせしました。
せっかくですので、noteでもご紹介させていただきます。(柏木さん、ご快諾ありがとうございました!)
ちなみに今回の会報誌では、三田文学会会員限定で参加できる「三田文学会総会」と「三田文學新人賞授賞式」、読書会「三つの顔を持つ作家 瀬戸内寂聴」のイベントレポートも掲載しました。
会報誌は、三田文学会会員に各号の雑誌と共にお送りしています。
ちなみに会員特典は……
・年会費10,000円(学生会員は5,000円)
・年4回の雑誌をお届け
・会員限定の情報として、雑誌と共に会報誌を送付
・三田文學メールマガジンの配信(主催イベントやその他催し物のご案内)
・三田文学会総会、三田文學新人賞授賞式、会員限定企画、懇親会へのご参加が可能
・『三田文學』本誌の随筆欄「ろばの耳」、会報誌への寄稿
・『三田文学名作選』やオリジナルグッズの進呈
※詳細はこちら
ぜひ入会もご検討ください♪
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