『増補版 三田文学名作選——創刊八二〇号』刊行のおしらせ
こんにちは!『三田文學』編集部員Aです。
春の陽気が心地良いですね。みなさん、お花見はもうされましたか?
先日、ようやく2023年春季号(153号)の校了日を迎えてほっとしています。こちらは来月、4月12日発売予定なのですが、併せてご紹介したいものがあります。
それは……
前々回の、“一年の振り返り”noteの最後あたりでちらっとお話しした、
創刊八二〇号『増補版三田文学名作選』です!!
↓書籍詳細や目次はこちらから
実は今月頭はこの校了があり、月末には今回の通常雑誌の校了があり……という、W校了の月だったのでした。こちらも来月、4月14日から発売予定です!
(コロナ禍で延期していたため、長らくお待たせしました……!)
創刊者・永井荷風から谷崎潤一郎、芥川龍之介、井伏鱒二、石坂洋次郎、松本清張、安岡章太郎、遠藤周作、三島由紀夫、小川国夫などの、「三田文學」に掲載された名作を135篇収録。2010年発売の『創刊一〇〇年 三田文学名作選』に、安岡章太郎・津島佑子・立松和平などの21作を新たに追加した、決定版と言えるものです。小説、評論、戯曲、詩歌、随筆、追悼文など幅広く掲載しています~!
この2つの名作選を比べてみると……
旧名作選:114篇、728ページ、約2.7cm
新名作選:135篇、872ページ、約3.1cm
という具合なので、恐らくほぼ10年後になるであろう次の名作選は1000ページを越えて2巻立てになるかもしれませんね。
今回の装丁は、雑誌と同様、服部一成さんにご担当いただきました。表紙の絵は創刊号をモチーフとした、前田ひさえさんによるイラストです。このお花のデザインにはある秘密(?)があるのですが、みなさんおわかりになりますでしょうか……。
(答えはコチラ↓)
創刊八二〇号『増補版三田文学名作選』は税込み2860円で、4月14日発売予定です!
ぜひ通常雑誌と併せてお手にとってみていただければ幸いです♪
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