見出し画像

【書評に出た本】2022年10月

◆『日本のキャリア形成と労使関係——調査の労働経済学』(梅崎修 著)が
2022年度「労働関係図書優秀賞」を受賞しました。(受賞に関する記事はこちら

↓本書の詳細はこちらから

◆『毛沢東の強国化戦略 1949-1976』(山口信治 著)が第34回アジア・太平洋賞 大賞を受賞しました。(受賞に関する記事はこちら

↓本書の詳細はこちらから

そのほか、10月に書評掲載された本を紹介します。

■佐藤 文香【著】『女性兵士という難問——ジェンダーから問う戦争・軍隊の社会学』

女性兵士は男女平等の象徴か?
戦争や軍隊は、どのような男性や女性によって担われ、
いかなる加害/被害関係を生起させているのか。
既存のジェンダー秩序を自明のものとすることなく、批判的に検証する。

▶福間良明氏(立命館大学教授)による地方紙での書評が掲載されました。(『神戸新聞』(10/1)『信濃毎日新聞』(10/1)『宮崎日日新聞』(10/1)『山陰中央新報』(10/1)『大分合同新聞』(10/1)『徳島新聞』(10/2)『佐賀新聞』(10/2)『愛媛新聞』(10/2)『上毛新聞』(10/2)『新潟日報』(10/2)『岩手日報』(10/2)『長崎新聞』(10/2)『神奈川新聞』(10/2)『熊本日日新聞』(10/2)『日本海新聞』(10/2)『静岡新聞』(10/9)『福井新聞』(10/9)『山形新聞』(10/9)『河北新報』(10/16)『京都新聞』(10/22))
『北海道新聞』2022年10月9日(9面)に書評が掲載されました。評者は、松村由利子氏(歌人)です。

↓本書の「はじめに」を試し読みできます。

↓本書の詳細はこちらから

■谷原 吏【著】『〈サラリーマン〉のメディア史』

「サラリーマン」という戦後の成人男性の典型的な表象が揺らぎつつある昨今。
昭和・平成の映画、雑誌、ドラマ、漫画など…サラリーマンがサラリーマンをまなざすメディアの分析を通じ、大衆化と差異化という視点から、日本社会を支える〈普通の人々〉の通史を描く。
我らしがない「サラリーマン」なのか?

『サンデー毎日』2022年10月13日号(p.72~p.73)「遠回りの読書」に書評が掲載されました。評者は武田砂鉄氏(フリーライター)です。
『朝日新聞』2022年10月29日(18面・読書面)「時代の終わり告げるレクイエム」に書評が掲載されました。評者は石飛徳樹氏(朝日新聞社編集委員)です。本文はこちら
『上毛新聞』2022年10月2日(8面・読書面)「Bookおすすめ」欄に書評が掲載されました。

↓本書の詳細はこちらから

■高槻 泰郎【編著】『豪商の金融史——廣岡家文書から解き明かす金融イノベーション』

「あさが来た」のモデルになった豪商廣岡家。彼らが活躍した江戸時代から昭和までの波乱の歴史をたどる。
現代金融取引の先駆でもあった大坂豪商の様々な役割を現代的な視点と一次史料の精査によって明らかにする!

『読売新聞』2022年10月23日(22面・文化面)「本よみうり堂」に書評が掲載されました。評者は牧野邦昭氏(経済学者・慶応大教授)です。
『週刊エコノミスト』2022年10月11日号(p.54~p.55)「Book Review」に書評が掲載されました。評者は平山賢一氏(東京海上アセットマネジメントチーフストラテジスト)です。本文はこちら

↓本書の詳細はこちらから

■村上 しほり【著】『神戸 闇市からの復興——占領下にせめぎあう都市空間』

「日本一の大闇市場」とも称された神戸 三宮の闇市。
1945年夏以降、戦災復興とGHQによる占領政策が同時期に進むなか、
多様な人びとがひしめき、せめぎあって、神戸の都心は形成された。

語り継がれてこなかった当時の人びとの活動を、新聞記事の引用と聞き取り調査、
豊富な視覚資料にもとづき生き生きと描く、新たな都市空間の近現代史。

『週刊現代』(2022年10月3日発売)著者が取材協力された記事が掲載されました。

↓本書の詳細はこちらから

■高橋伸夫【著】『中国共産党の歴史』

日中戦争、大躍進、文化大革命、天安門事件など、幾多の困難にもかかわらず成長し続け、国際的影響力を強める中国とその政権を握る中国共産党。  
壮大な理想とリアリズムの間で揺れ動いた毛沢東、鄧小平、習近平らの思想と行動、そして彼らが引き起こした歴史的事件を通じてその実像を解き明かす。

『朝日新聞』2022年10月15日(17面・読書面)「ひもとく 中国共産党の行方」で、本書が紹介されました。紹介者は川島真氏(東京大学教授・アジア政治外交史)です。本文はこちら(※有料会員限定記事です)

↓こちらから序章の一部を試し読みできます。

↓書籍について、詳しくはこちらから

■髙木佐保【著】『ネコはここまで考えている――動物心理学から読み解く心の進化』

人類のきまぐれな親友ネコ。そのミステリアスな心を覗く!?
世界のネコ好きが大注目のネコ研究最前線。
ネコは物理法則上、「ありえない事態」に対し、どんな反応を見せるのか。
飼い主や他の同居ネコをどう認識しているのか。
高度な認知能力が必要とされる、「たまたま覚えた記憶から推論すること」はできるのか。
これらの課題に対し、生育環境の違いが認知能力に与える影響を考慮して、
「家庭」と「ネコカフェ」で飼われている500匹近くのネコに協力してもらい検証する。

『読売新聞』2022年10月30日(13面・文化面)「本よみうり堂」に書評が掲載されました。評者は西成活裕氏(数理物理学者・東京大教授)です。
『マネー現代』2022年10月24日で、本書が紹介されました。紹介者は飯田一史氏(ライター)です。本文はこちら

↓試し読みはこちらから

↓書籍について、詳しくはこちらから

#読書 #書評 #慶應義塾大学出版会 #新聞書評 #書評紙

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?