マネージャー、箱根へ
こんばんは。
三年長距離マネージャーの鯉渕です。
ブログの存在をすっかり忘れていました。本当にごめんなさい。
六大前のブログがマネージャーは笑えないので、ぜひ六大正選手の河野くんは六大への意気込みor出してくれるであろう最高の結果に対する振り返りなんかを期待したいです!
4/18(日) 鴻巣市立陸上競技場にて東京六大学対抗戦が行われます。
無観客試合ではありますが、ご声援の程お願い致します🔥
とりあえず更新遅れて本当にごめんなさい。
今日は対部内・対ブロック内に向けてというよりは、ぜひ新入生に長距離ブロック・長距離マネージャーの魅力を知っていただくための内容にしようと思います。
あくまでマネージャーとしての私の目線です。
長距離ブログなので遠慮なく長距離マネージャーの魅力を伝えさせていただきます!なんて言ったって今のところ志望者ゼロなので笑
ぜひ選手の皆さんは拡散だけお願いしますね🥺
①自分に使える時間が多い!?
長距離は基本的に水曜日と土曜日にマネージャーのサポートを必要とするポイント練習があります。そのため、火曜と木曜は授業やその他のやりたいことに充てることもできます。
もちろん、授業なしに集合を休むことは競走部のルール上難しいですが、集合の時間さえいればあとは基本的にフリーです。私は入部当初司法試験の塾との両立をしていたので、授業が入っていない日でも塾に行けるように集合欠を調整していただいていました。
また、一つのブロックを相手にするためポイント練習時間自体も短いです。これは競技の特性かもしれませんが、他のサポートよりも長い時間競技場に残っていることは少ないです。
ただ、私たちの掲げる目標は箱根駅伝出場です。年々競技のレベル自体が桁違いに上がっていく駅伝界の中でのトップを目指しています。努力量もそれにかける時間も甘くありません。
そのため、8月に1ヶ月の合宿があったり、試合ために遠方まで帯同したり、冬季には朝昼夕の三部練があったりと、普段の日吉の練習以外でかける時間が多いのもまた事実です。
でも、日吉以外での練習において参加を強制することは基本的にはありません。もちろん箱根駅伝を目指すにあたっての私たちと同じレベルの熱量は持っていていただきたいですが、中には資格試験や他の目標がまた別にある方もいるかもしれません。
それとの調整はいくらでも利きますのでまずはご連絡ください☺️
②実は駅伝部女子マネは希少、、?
2年マネージャー空岡をはじめとした駅伝ファン(通称エキジョなんて言われたりしますね!)の増加ぶりからもわかるように、昨今の駅伝ブームは留まる所を知りません。”チームスポーツではない、でもチームで戦う”駅伝は観る者の心を強く揺さぶります。
そのため、箱根駅伝に少し興味があってマネージャーになってみたいなんて方もいると思います。しかし、多くはありませんが女子マネージャーは募集しない大学もありますし、陸上経験のある男子選手をスポーツ推薦でマネージャーとして入学させている学校も多いです。強豪校や強化校には特に多く見られるケースだと思います。
しかし、慶應競走部では大学駅伝界で最も成長しているチームで女子でもマネージャーをすることができます。さらに自分次第でコーチからもブロック長からも選手からも信頼してもらえます。私たち(女子)サポートの意見にここまで耳を傾けてくれる駅伝部はないのではないかと思うほど、私たちの存在を必要とし信頼してくれる環境があります。
こんなことを書きましたが、”女子だから”なんてことで引け目に感じたりすることも、悩んだことも特にありません。
そのため、男子だからどうってことももちろんありません。
ジェンダーフリー??です!笑
③感謝されない存在=選手との距離の近さ
個人的には”感謝されない存在”であることがとても嬉しいです。
まず、感謝されることをしていません。馬鹿じゃないのと思われるかもしれせんが、選手が箱根に出場するために練習をするように、自分が箱根駅伝の舞台に立つための手段としてマネージャー業務をやっています。選手が必死に練習しても感謝されることがないのと同じです。
空岡はこれをNiziU(虹プロ)のサポートキューブと呼んでいます笑いい例えですよね。箱根駅伝出場のキューブがあるとすれば、選手が速くなることによって手に入れる選手キューブ、コーチ方が指導によって手に入れるコーチキューブがあるのと同じく、私たちマネージャーにしか手に入れることのできない”マネージャーキューブ”があると考えています。これがすべてそろった時に慶應がチームとして箱根に出場できるんだという考えです。
したがって、感謝されることをそもそもしてないのです。
ただ、選手はこんなこと考えてはいないと思います。
では、なぜ感謝されないのか。
もちろん計測やビデオ撮影の後に「ありがとうございました」とか言ってくれますよ笑
でも「今日の練習に来てくれんるんだ!」と驚かれることも、「今日練習メニュー多いから自分の練習はサポートしてもらわなくていい」と遠慮されることもほとんどありません。
これは私の希望的観測ですが長距離選手の中で、私たちの存在が”当たり前”になっているからだと考えます。(てかそう願いたい。)
そんな距離の近さも魅力の一つです。
どうせマネージャーになるなら、自分を主人公に、自分を主体に、サポートしてみませんか?
④體育會のサポートが”自己成長”するために
大学生活で多くの学生が力を入れる場所として、留学やインターン、資格勉強などが主流だと勝手に思っています。
それに比べて體育會でマネージャーをすることは、ほぼ100%劣後するイメージがあります。
なぜでしょうか?
おそらく先に挙げたものは、得られるもの到達するべきゴールが最低限明確に見えています。(その価値の大きさは言うまでもありません。)
留学だったら英語力やコミュニケーション能力、資格勉強であれば資格取得の先の安定した将来、、、といったように。
一方で、體育會のマネージャーをして何を得られるのか、どう自分が成長できるのか見えにくいところがあると思います。
しかし、それが體育會で生きることの真理だと私は思います。
目指すべき目標を簡単に与えてはくれないのが體育會のサポートと言う選択肢です。目標設定をも自分で行い、自分がどうありたいか・なりたいかを徹底的に模索する、それが體育會での生き方です。
それゆえ、なんとなく言われたことをやって4年間を淡々と過ごすこともできてしまいます。
それでも、感謝されない存在がゆえに、叱ってくれる人・アドバイスをくれる人が體育會競走部長距離ブロックにはたくさんいます。
目標設定の道しるべを示してくれる人たちがいます。
入部当初はこんなことを考えて入ったわけではありませんが、二年間をここで過ごしてみて、得られる能力や到達するゴールさえも自分自身で探すことの難しさを痛感すると共に、やりがいを感じています!
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これらほかにもまだまだ魅力はたくさんあります。
実際に活動してみないとわからない、文字では伝わりにくい魅力をお伝えしてしまったので堅苦しく感じたかもしれませんが、どこかのだれかに”慶應體育會競走部の長距離マネージャー”と言う選択肢が1ミリでも生まれれば幸いです。
皆さんの大学生活が実り多きものになりますように!!
次は河野君です!
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