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「箱根駅伝を走りたい」という欲

更新が遅れてしまい申し訳ありません。あべりくから引き継ぎました、3年の尼子夏年です。

就活をする場所として最近は矢上キャンパスのメディアを利用することが多いのですが、まだ学校再開まで一ヶ月ある中、理工学部生はゴリゴリに研究やら何やらで登校していて、改めて理工学部のエグさを感じています。あべりく、鳥塚、ばなや、共に頑張ろう。笑


あべりくからもあったように、僕は今絶賛就職活動中で、喜んだり落ち込んだり焦ったり叫んだりする毎日を送っています。

就活は言い訳にならない!というのは重々承知しているのですが、今の状態だといくら時間をかけても良い文章が書ける気がしないので、ちゃんとしたブログは次回にご期待ください。今も油断したら、なりたい社会人像についてつらつら語ってしまいそうです。


予選会の振り返りをすると止まらないのでお気に入りの写真だけ載せておきます。


さて前置きはこのくらいにして、今回は自己分析について少しだけ書こうかなと思います。

就活生が誰しも通る道である自己分析。簡単にいうと、過去の記憶に残っている思い出や人生の分岐点などを書き出し、一つ一つ深ぼっていくという作業なのですが、これがまあ面倒くさい。幼少期のことなんてあんまり覚えてないですし、その時何を考えていたかなんてもっと覚えていません。なのでやらなきゃとは思っていたのですが、ついこの前までずっと逃げていました。

しかしあるOBの方とお話しする機会があり、その時にこんな質問をされました。

「自己肯定感は低い?」


僕は間髪入れずに「はい!」と自信を持って答えたら「じゃあまだ自己分析が足りてないんじゃない?自己分析は自分の『良い』と『悪い』を挙げて、『悪い』を『良い』にする作業でもあるんだから。」と言われました。


ハッとしました。だとしたら僕は自己分析が全くできてない。だって自分の良い点と悪い点を挙げたら、悪い点の方がすらすら出てくる状態だから。そりゃあ「あなたの強みは何ですか」というド定番の質問に言葉が詰まるわけです。


鹿児島全体合宿① 怪我で鳥塚と一生walkしてました。ダブルベッドで二人で寝たのも良い思い出です。


この一件があって、すぐに自己分析を始めました。
まずは幼少期から覚えている限りエピソードを挙げていき、一つ一つに対して「なぜ」を繰り返しました。
すると、高校まで終わったタイミングで、自分の行動の根底には一貫して二つの「」があることがわかりました。

それは
褒められたい」と「すごいと思われたい
です。


結構萎えました。こいつ主体性なさすぎやろ、と。
自分を好きになるために自己分析を始めたのに、始める前より嫌いになっていました。
しかし大学になって、この二つの欲の存在感は薄まり、新たな欲が登場します。

それは
「箱根駅伝を走りたい」
です。

大学時代に出てくるエピソードの根底には大体これがありました。
しかし「箱根駅伝を走りたい」という文面上同じ欲でも、全部が一緒というわけではありません。
この欲は、二つの日を境により強固なものになっていきます。


まずは大学1年の10月15日
この日は僕が初めて5000mを14分台で走った日です。

以前ブログに書いたことがあるので詳しい説明は省きますが、この日を境に「」から「目標」に変わったと思います。
入部時の5000mの持ちタイムは15’50”で、口では箱根を目指すというものの、実力が伴っていないという思いがずっと心の中にありました。しかし復帰から4ヶ月で自己ベストを1分更新できたという事実は自分の中で大きな自信になり、ようやく心の底から箱根を目指すと言えるようになりました


そしてもう一つは大学3年の8月30日
紋別合宿の最終ポイントである20km走があった日です。

こちらも以前ブログに書いた気がするので詳細は省きますが、この日、「箱根駅伝出場」という目標が現実味を帯びたように思います。
8月の初めは選抜合宿の当落線上、つまり15、16番手の選手。この時は「まずは予選会メンバーになる」という思いが強かったです。
しかしハーフを見据えた実践的な練習でチーム5番手でゴール、かつラスト5kmは14’56”でほぼPB。
予選会のメンバー入り、だけじゃなく本選のメンバー入りが初めて見えた瞬間でした。


2021年10月15日と2023年8月30日。
この「箱根を本気で目指すようになった日」と「箱根駅伝出場が現実味を帯びた日」に味わった達成感と感動は今でも鮮明に覚えています。

この達成感と感動をもう一度味わえる日は2025年1月2、3日だけです。
ラストイヤー、後悔がないように1日1日を全力で駆け抜けていきます!


鹿児島全体合宿② walkで行った「蓬の里」。めっちゃ水綺麗だった。


だいぶ駆け足になってしまいましたがお許しください!
次は木村です!
普段はお互い貶し合ったりしますが、実は恋愛観や価値観は似たものを持っていて、飲みにいくと一番楽しいタイプです。(おれはね)
よろしくお願いします!


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