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お久しぶりです、こんばんは。オフ期間で自然に帰った貝川です。

帰省したのは半年ぶりのことで、かなり充実したオフを満喫できたのではないかと思います。ただコロナワクチンを打ってから帰省し、その翌日に39度の発熱、前半は寝たきり状態が続き、過酷なオフでもありました。(大澤くんの話を聞いたときはまだ自分はマシな方だったのだと衝撃を受けましたが、、、)やっぱり生まれ育った地元は居心地が非常に良かったです。次の帰省は年明けの箱根駅伝の後の予定です。箱根を走って自信を持って帰れるよう、精一杯努力する所存です。

ブログを書いていたらみんな大好きあべりくくんが僕の部屋に入ってきました。洗濯物待ちのようです。

では本題に入らせていただきます。

陸上を大好きになれた3ヶ月間

まずは前半シーズンの振り返りから。

11月から3月にかけての5ヶ月の離脱期間を経ての2021年前半シーズンは本当に楽しかったです。長い期間走れない辛さを知ってるからこそ、走れる喜びが人一倍あったと思います。練習で自分を追い込み、それが成長につながっているという実感、何より試合で自分の100%をぶつけられるということが非常に嬉しかったです。陸上やっててよかったなと思えた前半シーズンでした。関東インカレ、全日本大学予選と大舞台での貴重な経験もさせていただき、自分として大きく変われたシーズンにもなったと思います。

関東インカレ

巡り巡ったチャンスの到来でした。関東インカレのハーフマラソンのメンバーに選出していただいたときは復帰最初のレースがハーフマラソンになった驚きと1年生のときから憧れだった舞台にようやく立てたという喜びで胸がいっぱいでした。早朝のよみうりランドでの異例のレースとなり、過酷なシーズンインではありましたが、21kmにその時の自分の全力をぶつけられたのではないかと思います。チーム内でトップを取りたかったのですが、1年の田島に全く歯が立ちませんでした。1年とは思えない堂々とした走りに頼もしさを感じたとともに、負けてられないなと感じました。箱根常連校の選手と走れたことで、大きな刺激をもらい、彼らに勝つためにもっと頑張らねばと改めて思いました。

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全日本駅伝予選

関東インカレの次は慶應21年ぶりの出場となる全日本駅伝予選。離脱期間ずっと出走することを目標にしてきた大会だっただけに、チームメイトが出場を決めてくれたとき感謝の気持ちでいっぱいでした。「ここで箱根常連校と勝負して箱根予選会に向け勢いをつけたい!」この大会に向けてチームとしても個人としても気持ちが高まっていくのを実感するとともに自分の調子も上がり、離脱期間になくしていた自信が戻ってきていたと思います。この時期が本当に楽しかった!メンバーに選出していただき、2組への出走が決まって当日まで緊張とともにワクワクしたのを今でも覚えています。前日興奮しすぎてあまり眠れなかったのも、、

結果はチームは20位、個人では組内24位と物足りない結果でまたしても悔しい結果となりましたが、ここまで他大と戦えるようになったという成長を感じることできたし、まだまだ伸びていけると実感し、7月からの練習も楽しみになっていました。

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↑前原との箱根予選会ぶりの同期レースともなりました!

順風満帆のはずが、、、

夏合宿に向け、走り込みをがんばっていこうと気合いを入れて挑んだ7月。最初のポイントで股関節に謎の違和感。次の日には痛みが出ており、離脱することとなりました。整形外科で診察していただいた結果、仙骨の疲労骨折の症状が、、絶望感と焦りで心が折れそうでした。せっかく陸上のことを大好きになれたのに、

「予選会で大泣きしないように後悔のない離脱期間を」

疲労骨折で心が折れかけていたときに司代さんに言われた言葉です。故障期間となるとどうしても投げやりになってしまうところ、この言葉がものすごく刺さりました。ここで走れないからといって、怠惰な取り組みを続けていれば、箱根予選会で結果を出すのは遠のくわけだし、そこで自分はものすごく後悔するに間違いありません。「全ては予選会のために」そのぐらいのつもりで競技に捧げなければいけないと改めて感じました。

まだ完治はしていませんが、今は少しずつリハビリ段階へと入っています。「果たしてこの取り組みで10月に悔いることはないか」ということを常に自分に問い続け腐らず頑張っていこうと思います。


「次があるという言い訳を強制的になくしたくて」

世間は今東京オリンピックで盛り上がってますね。合宿所内も毎日大盛り上がりです。どんな形であれ、改めてオリンピックが日本で開催されていること、本当に嬉しく思います。陸上に限らず、どの競技も魅力たくさんで、普段見ないような競技でも毎日楽しく観戦しています。それでもやはり僕の1番の楽しみは8月8日の男子マラソンです。

見出しの言葉、これはマラソン日本代表の大迫傑選手が現役引退発表した際の言葉です。大迫選手は東京オリンピックのマラソンを現役選手としてのラストレースとし、出し切ることを誓いました。日本の長距離界のスターとして活躍してきた大迫選手の引退は悲しいものでありますが、大迫選手らしい決断で、本当にかっこいいなと思います。

「次があるという言い訳」

自分の中で非常に響きました。チャンスが何回もあるものと捉えないこと。学生スポーツという、アマチュアスポーツをする僕らが特に大事にしなければいけないことだと思います。

僕には実際箱根駅伝出場するチャンスは2回あることとなりますが、2回「も」ではなく2回「しか」だと思います。4年生にとったらもうラストチャンス、、

実際今年が本命の年、勝負の年です。次があるという言い訳は一切持たず、全力で今年の10月の予選会にぶつかりたいと思います。4年生には最後の最後に笑ってほしい。予選会でチームが大泣きしないためにも悔いのない取り組みをして最高のチャンスを掴みに行きます!

大迫選手の大舞台は8月8日の7時から。合宿中ではありますが、大迫選手の走りを目に焼きつけたいと思います。


どうやらあべりくの洗濯が終わったみたいです。ここでこのブログを終わりにしたいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました!次は櫛野くんとなります。この夏一緒に復活しましょお

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