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マレーシアのビザ取得経緯 (海外赴任者 本人編)

2022年の2月中旬の内示でマレーシア(クアラルンプール)への内示を頂いた。
コロナ下でもあったので翌年かな、と想像していたのに加え、シンガポール赴任が有力かな、と考えていたので、まさに青天の霹靂だった。

引継ぎなどもあってマレーシアに渡航したのが4/9(土)にビザなしで渡航。
そこから2ヶ月ほどでビザを取得することが出来たので、その経緯を記したい。
なお、私のやり方は日本に一時帰国するために時間がかかるやり方だったので、早い人は1ヶ月ほど短縮できたのでは、推察する。

1)VISAの種類について


 企業からの海外派遣は、基本的にEP(Employment Pass/雇用パス)と呼ばれるものに該当する。有効期間が1~3年?と分かれているが、滞在実績がない初年度は1年のみとなる。

2)VISAの取得手順


必要書類は下に記載

 ②の在日マレーシア大使館へのアポは電話(03-3476-3840)で取る。
  なお、在日マレーシア大使館の情報は日本語検索だと見つけにくいの
  で、こちらのリンクを登録しておくと便利だった。
  なお、私の場合は渡航直前(4/5)に電話したところ、最速が6/7(火)となっ
  た。コロナの影響で大使館の営業日数が半分ということが影響している
  模様。なお、私の前任者はコロナ前の2017年4月に着任したが、彼の場
  合は4月末のアポだった。
 
 ※大使館の方にも電話で説明されたのだが、混雑対策としてweb(eVISA)
  での申請がコロナ期間に対応可能となった。ただしマレーシア国内から
  の申請は対応不可。
  現地会社も知らなかったことに加え、6月に一時帰国してプライベート
  の整理と打ち合わせをしたかったので、私は利用しなかった。

 ③日本に一時帰国して大使館に赴き、SEVを申請。
  なお、申請してから通常は3日?後にSEVが発行されるが、マレーシアへ
  の渡航日程が2日後と伝えたら、特別に翌日に発行してくれた。
 ※逆に言えば、申請日の翌日のフライトで渡航となるとSEVを受け取れな
  いので、要注意となる。

  SEV取得後にKLIA空港のイミグレ窓口は、誰もいないようなスカスカな
  最右側の窓際での対応となる。それ以外の列に並んでも対応はしてくれ
  ず、並ぶだけ時間の無駄になる。

3)VISA申請必要書類

 ④戸籍謄本(全部事項証明書)は多くの自治体は日本語しか発行しておら
  ず、英訳は自分で行った(VISA手配会社がやってくれるところもあるよう
  だが、当社は対応してくれなかった。)
  ハンドメイドな書類で大丈夫なのかな、と思ったが、結果的にはこの書
  類で問題なかった。

 ⑥証明写真は、濃紺のスーツで取ったので問題なかったが、別途手配した
  家族が白いシャツで移ったところ、差戻となったので注意したい。

 ⑦レジュメもネットを含めて色々と調べた。アメリカ用のVISA書類を参考 
  にしたが謙虚に書くのではなく現地の人ではなく、日本から送り込むの
  はこういう優秀な人間だからVISAをよろしく、という目的のため、過大
  表記となった。参考になればと、私が作ったファイルは添付の通り。

 ⑧大使館訪問の際に航空券のEチケットのコピーを忘れ、近くのコンビニ
  に行って印刷することとなった。携帯に入れたデータでは対応不可だっ
  た。

 ⑨Letter of Appointmentは、その後の自動車免許や住居を借りる時、電話
  を銀行口座を開く時にも必要になるので、データで持っておきつつ常に
  携帯しておきたい。

次は家族用のVISA取得経緯について記載を予定。

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