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自己紹介 石井蒼馬

ちは!
體育會端艇部カヌー部門に漕手として入部しました、理工学部1年の石井蒼馬(いしいあおば)です。

このブログに書く内容は入部する前から考え始めていたんですが、テスト勉強に追われている間に提出日になっていました。無事にテストも終わり単位も来そうなので手を付けたいと思います。

僕はカヌー経験者です。中学1年生で競技を初めて今年で7年目になります。新入生ブログのテーマは自己紹介ということで、今回は自分のカヌー人生について振り返ってみたいと思います。長くなりますが、お読みいただけると嬉しいです。

小学生編

小学生の頃から、レジャーでカヌーに乗るのが好きでした。僕の地元の江東区はカヌーが盛ん(?)で、小学生を対象としたレジャー艇での大会や、カヌーの体験施設、区立中学校の連合のカヌー部もあります。

小学5年生で大会にエントリーした僕は、半ば父にそそのかされながら、夏休みに毎日のように体験施設に通って練習しました。もちろんその大会のためにそこまで本気で練習している人などおらず、僕は5年生の部門で無事優勝しました。
翌年もぶっちぎりで優勝してやろうと体験施設に通ったんですが、その年の大会は台風により中止になってしまいました。

中学生編

中学に入学した僕は、連合のカヌー部に入部してカヌースプリント競技を始めました。
この部に入部したのは、小学生のときにお世話になった体験施設のスタッフの方の言葉がきっかけです。
「全中優勝できるかもよ」
そう言われた僕は、全中優勝のすごさを何もわからないまま入部を決意します。これを言ったスタッフの方も、この言葉がこんなにも僕の人生に影響を与えているとは思っていないでしょう。

週3回、たった数時間の練習によってぬくぬくとカヌー部を満喫していた僕ですが、2年生で初めて出た全中で衝撃を受けます。

1つ上の先輩方が、フォアで優勝したのです。もちろん我が部で初の快挙でした。

僕はそのときBフォアに乗っていて、7位と惜しくも入賞を逃してしまいました。めちゃくちゃ悔しくて泣いたんですが、それと同時に優勝した先輩たちがすごくカッコよくて、本格的に全中優勝、いや全中連覇をめざして練習に打ち込むことを決意します。

しかし、冬を越えて順調にタイムが縮まってきた春に、コロナが流行り始めます。練習はできず、もちろん目標としていた全中は中止になりました。

夏になると練習は再開されましたが、乗れない間にタイムは5秒ぐらい落ちていました。大会もないため練習のモチベーションもそこまで上がりませんでした。しかしそんな時期でもカヌーは楽しく、受験勉強のストレスを晴らしてくれました。

高校生編

このまま不完全燃焼でカヌーをやめるわけにはいかないと思い、カヌー部出身者が所属するクラブチームで競技を続けることにしました。

1年生の時にはフォアで国体出場を決めたにも関わらず、またもコロナにより中止になってしまいます。国体で引退を決めていた先輩と、最後に一緒に表彰台に乗りたかったと今でも思います。

2年生では、運がよかったのもあり3つの国際大会へ出場しました。シングルもフォアもレース本番でベストタイムを更新できましたが、海外の選手にはボロ負けでした。
日本代表として海外で過ごした2週間はとても貴重な経験になりました。この頃までは高校でカヌーをやめようと思っていたんですが、この2週間で大学4年分のモチベーションが湧きました。

3年生ではついに国体に出場しましたが、表彰台に乗ることはできませんでした。ペアを組んでくれた後輩には申し訳なかったです。中2の関東スプリントで沈して以来ペアには苦手意識があったんですが、ちょっとペアが好きになりました。

大学生編

そんなこんなで端艇部カヌー部門に入部しました。入部動機はもちろんカヌーがしたかったからです。

入部してから今までを振り返ってみると、4月には試乗会と早慶レガッタ、5月はGW合宿、長距離選手権、TT、国体都予選と、入部してから毎週末イベントがありあっという間の2か月でした。高校の頃から練習日数が倍になりレストも短くなりきつかったですが、最近ようやく慣れてきました。

大学では、インカレ上位入賞を目指して頑張っていきます。それと、今年度の目標は体調を崩さないことです。そのためにたくさんご飯を食べ、たくさん寝ようと思います。

書きたいことを全部書いたらとても長くなってしまいました。自分でも今までのカヌー人生を振り返ることができ、ちょっとだけモチベーションが上がった気がします。

僕は今まで「無理はしない」をモットーに生きてきたんですが、引退するまでの3年半、ちょっとだけ無理しながら突っ走りますのでよろしくお願いします。
ここまでお読みいただきありがとうございました。


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