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水餃子は汁なしで

おはようございます。
今日も食日記ご覧いただきありがとうございます。

餃子LOVERの僕が水餃子に出会ってしまった体験記。




今日の食日記

前々から何度も何度も餃子好きを公言している僕。

餃子の街宇都宮に行っては、餃子病にかかったのか、あの焼き目、神経にまで響き渡る効果音を思い出しては唾を飲み、結局自宅の近くで餃子を食べて家に帰ったほど。

今でも毎晩食べているわけではないが、何食べたいかって想像すれば、すぐに餃子の羽がフラッシュバックしてしまう(もうやめて。耐えられない。また食べるから、餃子よ、と話しかけては首を振り)。

大抵餃子=焼き餃子を餃子のプロフィール画像にしてしまっていたのだが、餃子のお店で食べる水餃子に仰天を食らわせられて目覚めてしまった。

これまで家庭で水餃子を食べてきた時には、鍋に冷凍餃子をまるで魚の餌やりのようにこれでもかと放り込み、水餃子として食べてきた。

びたびたになった皮、緩んだあんを鍋のスープと共に啜り込むように食べていた。熱々でどこかワンタンのようで豚こまをそのまま入れるよりも好きだったりした。

だが、餃子専門店にいくと水餃子は湯がかれて、お風呂から上がった状態で運ばれてくる。
天と地がひっくり返ったように驚いた。そしてこれがたまらなく美味しいのだ。

最近名古屋でも餃子を席巻するお店が現れた。
丸の内というオフィス街で、サラリーマンの胃袋を鷲掴みにしているそうだ。




今日のお店

それはそれは目立つ異質な明るさが特徴的で。


餃子ニュー伏見
とにかくいつも混んでいる何度も挫折してきた。だから、この日は17:30に準備万端で。

入れば右手には餃子工房らしい手づくの職人さんが一つ一つあんをたっぷり入れて餃子を作り続けている(注文が入ってから餃子を包み始めるスタイルと聞いて、その新鮮さとライブ感がたまらなく麗しいと思った)。

やっぱりビール以外は考えられないので、キンキンの生ビール、そしてたっぷりの搾菜が一緒にきた。


独言乾杯をフレッシュに唱えると5秒間の大きな一口。

外は寒かったから、まだアウターは着込んでいて。そんな時のキンキンなビールは、暖房に逆行するようにとてつもなく身体中を駆け巡り、一気にテンションを最高潮に仕立て上げる(整った)。

今しばらくすると右手にはサラリーマン1人が黙々と餃子にビールを食べていて、これから始まる自分のビールと餃子との一対一を大きく肯定しておいた。

2枚の焼き餃子を。
美しすぎる整列に一旦拝むしかなかった(餃子様)。


伏見餃子はかなり大ぶりだ。
皮もっちりしっかり硬めで、かなりの弾力を施す。でもそこには黄金の肉汁が詰まってて、歯応えの先にそのサプライズをしっかりと感じることができる(飛び散る肉汁が危ない)。
甘くてニンニクの効いた旨味。
途端に唇がテカテカにリップを塗ったようになり、セクシーに拭く。何で幸せだ。
なんでこの旨味を表現するか、、甘いんだよなぁ。と感想が漏れる。

気になる水餃子。
それはつやつやでまた麗しい。

ツヤプルお団子のような水餃子だ



スープに入ってくると思いきや、の水餃子だった。
海老水餃子(やっぱ海老だね)

湯がいて器に盛る。これが水餃子の正解だったのだ(もっと早く気づきたかった、、)。
食べれば、なんか飲み物の塊かって、ジュワーと旨味の詰まったスープが広がる。小籠包のように、旨味がつまり、コクと、ニラの香りが広がる(貝柱のような旨味のスープか?)。
その先に海老のぷりぷり。水餃子は飲み物だと。
一個、また一個となくなる。カウントダウンが辛い、、

キンキンのビールを飲みほすペースで餃子がなくなっていった(焼きも水も)。その度にプハーっと気持ち良くなる、ただただ至福のその先で。

水餃子の正解よ。
湯がいてそのままで食べれば、つるり滑りと分厚いもちもちをそのまま感じ、弾けるスープをごくりと飲み干す。水餃子の旨みを感じた。そんな体験だった。



美味しいひと時にごちそうさまでした。
では、また次回。




今日のお店:餃子ニュー伏見(愛知県名古屋市中区錦2丁目16-16金春ビル)



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