見出し画像

NZの子ども向け痛み止め探し

誰だって年に1度くらい体調崩します。それが子どもだと大変です。息子に痛み止めが必要そうな事態があったので、飲める薬を探しました。

まずはググる

大抵のことは誰かが日本語で発信しているだろうということで、日本語で検索。よく見かけるブログに情報がありました。

頭痛薬はスーパーマーケットでも普通に買うことができます。銘柄はいくつもありますが、もっとも一般的な銘柄は2つです。
Nurofen(イブプロフェン)、Panadol(アセトアミノフェン)
編注:カッコ内は成分名です。

候補の薬とそれが売っている場所はわかりましたが、子どもに適用できるかが不明なままです。そもそもこの記事の内容が医学的に問題ないのかも怪しい(検索結果の上位記事のコピペで記事を作る悪質な連中もいます...)

そこで専門家に、上記の薬を子どもに飲ませて良いのか相談することにしました。

専門家に聞くする

餅は餅屋。訓練された専門家を頼る方が、独学より早く確実に正解に辿り着けます。父が薬剤師免許持ちなので、子どもに適用できる成分を聞きました。

画像1

候補のうちNurofen(イブプロフェン)はNGということが判明。代わりにロキソニンとボルダレンも小児用ならOKだとわかり、選択肢が増えて買いやすい状況になりました。

現地の人にも聞く

先に結論。薬局でPamol(アセトアミノフェン)を買いました。

画像2

事前に成分名から薬品名を逆引きして探したものの、箱に成分表が記載されていないので、念のため薬局の店員にも確認。

Do you have any painkiller for Child?

と聞いて、すぐにこの薬をオススメしてくれたので問題ないはず。

画像3

箱にはイブプロフェン不使用(Ibuprofen free)の記載。やはり子どもにイブプロフェンはダメなようです。

おまけ:ニュージーランドでの扱い

息子も妻も私も日本人なので、日本人への成分適用がわかればそれで十分です。好奇心で、この国ではどんな扱いなのか気になり調べようとしたところ、小学校入学のための事前承諾書類の中にこんな記載が。

I do / do not give permission for my child to be given Panadol / Pamol if required.

子どもの体調が悪化したとき、必要なら飲ませる薬としてPanadolとPamolが挙げられていました。この2つは、ニュージーランドでも子どもに飲ませて良いものとして扱われているようです。

まとめ

1. 子どもの痛み止めはPanadol / Pamol(アセトアミノフェン)を選ぼう
2. 成分がわかればロキソニンやボルダレンの小児用もOK
3. Nurofen(イブプロフェン)を飲んでいいのは大人だけ