桂馬(keima82)

詰将棋メーカーとスマホ詰パラに不定期に投稿。

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最近の記事

詰将棋メーカー 矢倉崩しコンテスト解答解説

本ページは詰将棋メーカーで私が開催した、初型が美濃囲い(のようなもの)の詰将棋だけのコンテストに出題した作品の解答と解説を記したものです。元リンクはこちら。 https://tsumeshogi.com/contests/u2a0rogpst 第1問 作意手順 ▲1三金 △同 桂 ▲3二龍 △同 金 ▲2一銀 まで5手詰 級位者向けの作品。 初手は▲32竜でも良さそうです。△同金なら▲13金と打って作意手順に合流します。しかし、▲32竜には△22桂という粘りがありました

    • 詰将棋メーカー 美濃崩しコンテスト解答解説

      本ページは詰将棋メーカーで私が開催した、初型が美濃囲い(のようなもの)の詰将棋だけのコンテストに出題した作品の解答と解説を記したものです。元リンクはこちら。 第1問作意手順 ▲8四桂 △同 金 ▲7四角 △同 金 ▲9三銀 △同 桂 ▲8二金 まで7手詰。 初手は▲84桂か▲93銀。紛れ筋として、▲93銀△同桂▲84桂△81玉▲72桂成△同玉▲54角というものがあります(紛れ図1) ここから△73玉と逃げたりすると▲62角成で事件ですが、△63桂合くらいで大丈夫。▲62

      • フェアリー詰将棋(ほぼ)初心者がフェアリー短コンの感想を書いてみる

        久々の記事となります。今回は、駒井めい様が主催された「第4回フェアリー短編コンクール」の感想を書きたいと思います。ただし、「私(keima82)が解けた問題」または「解こうとした問題」に限ります。具体的には、1,2,4,5,6,7、8,9,11,24番の10問のみに言及します。また、どちらかというと鑑賞寄りの感想ではなく、解いてみて難しかったとか簡単だったとかそういう感想になります。  なお、元記事は、下記リンク先から第174号のpdfをDLしていただき、その35ページからで

        • 取る一手将棋を詰将棋に応用(4)

          前回までの続きです。 取る一手詰将棋(仮)のルールを再掲します。 攻方・玉方ともに、取れる駒がある場合は、必ず取らなくてはいけない。但し、取る手が通常の将棋の反則手(王手放置・自爆手)に当たる場合を除く。 取れる駒が複数ある場合は、(反則でなければ)どれを取っても良い。 攻方は、①「王手」、または、②「玉方の手を、駒取りに限定する手」のいずれか(または両方)の連続で玉を詰める。②は王手でなくても良い。 今回も、取る一手詰将棋ならではの手筋を紹介していきます。 自分の

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          取る一手将棋を詰将棋に応用(3)

           本記事は、「取る一手将棋」を元にした変則詰将棋(?)の話の続きです。その1とその2を読んでない方は先にお読みいただけると幸いです。  さて、前回決めた「取る一手詰将棋」(仮)のルールを再掲します。 攻方・玉方ともに、取れる駒がある場合は、必ず取らなくてはいけない。但し、取る手が通常の将棋の反則手(王手放置・自爆手)に当たる場合を除く。 取れる駒が複数ある場合は、(反則でなければ)どれを取っても良い。 攻方は、①「王手」、または、②「玉方の手を、駒取りに限定する手」の

          取る一手将棋を詰将棋に応用(3)

          詰将棋メーカーコンテスト 「第一回四季杯」感想

          詰将棋メーカーさんの短手数コンテスト「第一回四季杯」の感想です。 コンテスト自体は終了していますが、作意および作者のコメントは一切見られない状態なので、作者の意図を十分に汲んでいない感想である可能性ありますが、ご了承ください。 第1問 celafim様作  作意手順(予想) ▲12飛 △同玉 ▲24桂 △同香  ▲23金 △11玉 ▲12飛 △21玉 ▲22飛成 まで9手詰  作者のCelafim様は、と金一色のような難解作から簡素型まで様々なタイプの作品を投稿されてい

          詰将棋メーカーコンテスト 「第一回四季杯」感想

          取る一手将棋を詰将棋に応用(2)

           前回の記事で、「取る一手将棋」という変則将棋を紹介しました。特に、終盤の手筋は通常の将棋とは感覚が大きく異なり、できれば詰将棋にも応用できないかと考えました。  「取る一手」「詰将棋」というと、フェアリー詰将棋に詳しい方は、「強欲ルール」を思い浮かべると思います。しかし、「強欲ルール」だけでは、前回の記事で述べたような、駒を取らせている間に詰み形を構築するような手筋は表現しづらいのではないかと思いました(もしかしたら私が知らないだけで可能なのかもしれませんが・・・)。  そ

          取る一手将棋を詰将棋に応用(2)

          取る一手将棋を詰将棋に応用(1)

           今回より、数回に分けて、「取る一手将棋」を基にした、変則(フェアリー)詰将棋の記事を書こうと思います。といっても、これが「詰将棋」と呼べるものかどうかは微妙かもしれませんが、その辺は次回以降で述べます。本記事では、詰将棋の話はせず、「取る一手将棋」という変則将棋がどういったものかを説明します。「もう知ってるよ、詰将棋の話はよ!」という方は第二回の記事をご覧ください。 取る一手将棋とは  取る一手将棋は、1991年の書籍「おもしろゲーム将棋入門」(湯川博士著、週刊将棋編)

          取る一手将棋を詰将棋に応用(1)

          第2回Youtube詰将棋感想

          天月様の主催された第2回Youtube詰将棋コンテストについて。 作者および解説を見た上での各問題の感想を簡単に。 全問はさすがに厳しいので、自分が4点以上付けた問題+解説を見て4点以上の評価に変わった問題のみ(漏れた方ゴメンナサイ…)。 図面・作意等は当該動画を参照してください。 No.4 「бを超える数」 裏短コン解説待つ様  投稿時はタイトルの意味がわかっていませんでした。「超える」というのは「全日程完了が、第6回よりも後になってしまう」という意味だったのですね。動

          第2回Youtube詰将棋感想