ナコンシータマラートの街中をふらふらと散策 4日目
ラックムアン(City pillar Shrine)
ナコンシータマラートの散策はまだまだ続きます。予定をいっぱい詰め込んだので早朝からラックムアンを見に行きました。7時からオープンしています。リノベーションをしたようで真新しいです。
通常はリンガですが、中に入ってみると顔が4面あって珍しいです。
Wat Phra Mahathat Woramahawihan
8時からお寺がオープンします。このお寺は良かったです。ナコンシータマラートで一番良かったと言っても過言ではありません。パゴダの塔の先端はアユタヤ/ラタナコシンスタイル。台座の丸い部分はスリランカ様式。周りには仏陀が設置されています。
パゴダの建物の中に入ると通常のタイのお寺とは違う世界が広がっています。
ヒンドゥーっぽい像やガルーダの像が設置されています。階段を登った先の装飾も綺麗です。
仏像を見てまわったのですが、アユタヤやスコタイのものとは若干違います。南スタイルの仏陀という感じでした。顔がどことなく違います。どの仏像も古そうな感じでした。
ERGO COFFEE
Wat Phra Mahathat Woramahawihanの真前にあるカフェです。実はこのカフェのルーフトップに登るとお寺が見渡せるとのことで訪問してみました。
アユタヤの遺跡が見渡せるブッサバカフェのような感じです。
注文したスペシャリティーコーヒーも美味しいです。ナコンシータマラートのカフェはレベルが高いです。
YongKang Cafe ยงคังคาเฟ่ 永 康
華人の建物を改装したカフェに立ち寄ってみました。古いものを現代に蘇らせるのがこのカフェのテーマなようです。食事は普通でした。
内装は中華モダンで良かったです。井戸もありました。映え写真を撮るにはいいかもしれません。
キリウォン村(Kiriwong Village)
市内から車で30分位のキリウォン村へ訪問しました。 正直に言うとピンと来ませんでした。ドローンを飛ばしてみたのですがダメでした。
日本の田舎の方が数倍良いかもしれません。もしかしたら訪問した季節が悪かったのかもしれません。
山の方のお寺に行くつもりでしたが予定をキャンセルして市内へ引き返しました。
Bannang Thalung Suchart Subsin
街に戻ってきてすぐにタイの伝統芸能の影絵ミュージアムに行ってみました。南部からバンコク、アユタヤ、イーサンには影絵が伝わったようですが北部には何故か伝わらなかったようです。
カラフルなのは中央エリアで黒いのは南部エリアのものです。南部はムスリムが多く羊の皮で作られています。ムスリムではないエリアでは牛革で作られています。オーナーさんはかなり貧乏だったようですが、影絵の技術を身に付けて財を築いたようです。予約をすると作業を見学することができます。
The National Museum of Nakhon Si Thammarat
ナコンシータマラートの歴史が何となくわかりました。南部エリアでは仏教の中心都市だったようです。インド、スリランカから仏教から伝わり、このエリアで広まったようです。
アユタヤとも交流があり仏陀をみると影響を受けているのがわかるようです。自分はよく見分けられなかったです。
南部の仏陀とアユタヤ、スコタイと比較するとやはり南部の仏陀は特徴があるのでわかりやすいようです。
สะพานยาวอะควาเรี่ยม
アクアリウムの立て看板があったのでふらっと入ってみました。熱帯魚や鯉がいっぱいいました。2年前は家を建てて大きな池を作ろうと妄想していたのですが、あちこち違う場所で過ごした方が楽しそうなので計画が頓挫しています。アクアリウムを見てもその気持ちは変わりませんでした。同じ場所に定住するのはひどく退屈です。たぶん一生ふらふらするのでしょう。
พิพิธภัณฑ์เมือง นครศรีธรรมราช
最後に時間が余ったのでミュージアムに立ち寄りました。ナコンシータマラートで毒殺された山田長政の記念碑と展示です。記念碑には何故か森総理の名前が刻まれています。 情報量が少なく特に見ても見なくても良い内容でした。
ナコンシータマラートを総括してみると 全体的に歴史的建造物がワットマハタートくらいしかありませんでした。他のお寺はリノベーションされていて原型をとどめていなかったです。仏教の中心地でありながら、チェンマイやチェンライのように保存活動されていない感じでした。一方で海沿いは面白い写真撮影スポットなんかがあってまた再訪してみたいと思いました。やはり1週間くらいは欲しいです。