見出し画像

世界で最小の空母 タイのサタヒップエリアに停泊中のチャクリ・ナルエベトを見にH.T.M.S. Similan へ

久しぶりに大失敗でした。サタヒップの海軍のベースキャンプに行けば空母が見れるんだろうなあと漠然と考えていて、パタヤ現地に着いてグーグルで調べると空母は全く別の場所に停泊しているようでした。
そうなんです。列車で降りる駅を完全に間違えたんです。

パタヤ駅でタクシーかソンテウをチャーターできるかな?と思ったのですが、なかなか見つからず。。。

やっと見つけたソンテウに乗るとあっさっての方向に向かってしまい散々な目に合いました。

事情を話すと別のソンテウのおじさんが、またさらに別のソンテウ仲間のおじさんに取り次いでくれました。

われわれをバス停まで無料で連れて行ってくれて何とかサタヒップ方面に向かうためのスタート地点に立てました。パタヤの人たちは本当に親切でした。

いつ来るかわからないソンテウを待ち続けて1時間。。。相方の機嫌もどんどん悪くなり、炎天下の真昼間からまるで罰ゲームのようなありさまでした。

途中の街でソンテウを降り、近くでバイタクおじさんを見つけバイクをレンタルできるお店に連れて行ってもらいました。なぜなら空母が停泊しているところにはソンテウとモーターサイの人たちは待機していないからです。行ったらヒッチハイク以外の選択肢がありません。

バイクをレンタルすることは出来たのですが、ガソリンが入っていませんでした。Googleマップで近くのガソリンスタンドを探しても見つからず。。。

途中のセブンイレブンで屋台飯を販売しているおじさんに無理を言ってガソリンを分けてもらい空母の停泊している場所に何とかたどり着くことが出来ました。
もう完全にリアルロールプレイングゲームでした。

最初から車かバイクで行けばよかったのですが後の祭り。最近バンコク市内をふらふらしていたのでタイの田舎は移動手段が極端に少ないのを完全に忘れ去っていました。

そして来てはみたのですが、余計なことに気を取られ過ぎた上に海沿い特有の湿った空気と暑さでグッタリしてしまい全く集中することできません。

アイスを食べて一息ついた後、気を取り直して受付に行って空母に入れるか確認してみました。

外国人は手書きで手紙を書いて海軍のオフィス宛に投函してアドミンから承認を得ないと空母の中に入ることが出来ないようです。メールではなく手書きの手紙だそうです。きっと軍隊式なのかもしれません。チャレンジしたことがないのでわからないのですが承認まで1ヶ月くらいかかるようです。

入れないのは最初からわかっていたのですが、タイなので、もしかしたらと思ってダメもとで来てみました。
外観は見れるのですが艦内は見ることが出来ません。空母を目の前にして自分が撃沈。

結局、船内は相方に撮ってきてもらいました。
ダメだった時のオプションBです。
撮影したビデオを見返すと直線が美しいです。無駄なものが完全に省かれています。

世界最小の空母とは言ってもかなり大きいです。バイクで走っていて目の前に空母が見えた時は気分が高揚しました。引退した軍艦と違って現役は貫禄があるような気がしました。

今回は時間がギリギリでたどり着けるかどうかわからず、ダメ元でチャレンジするような感じで来てしまったので次回は計画をしっかり立ててから来ようと思いました。

良い歳して小学生のように好奇心と勢いだけで行くと、田舎なので思わぬ障害が待ち受けていて想定外の時間を失います。

そして障害を何とか克服できても疲れで感動が半減します。賢い人は真似をしないでください。絶対に後悔します。

空母を鑑賞後に流されるように訪れたお寺です。バンコクのようにGoogleマップで近場の面白そうな場所を探しても見つからず、もう自分の意思で考えて動ける感じではなかったので相方の言いなりです。

ここ行ってみる?行きましょう。即答です。

このエリアは軍が管理している島とミャンマー人がたくさん住んでいて面白そうだったので、今度は時間をとって滞在してみようと考えています。レンタカーは必須です。

海に浮かぶ白い灯台がひときわ綺麗でした。

お寺をひと通り見学した後にバイクを返却してロトゥでバンコクに向かいました。帰りはバンコク行きのロトゥターミナルを運良く見つけることが出来ました。


この記事が参加している募集

旅のフォトアルバム

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?