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大好きな建築物たち

私は建築物が好き
とある理由で急にハマったの。
それまでもレトロな建物は好きだったけど。
ここでは私が数少ない建築物訪問の中でも
お気に入りをご紹介。

金沢21世紀美術館

妹島和世+西沢立衛 / SANAA設計

細い丸柱を多用する、妹島氏らしさが出てて
とても好き。
まだまだ彼女たちの作品群を見てきたわけでは
ないけど、
女性らしい曲線美とはかなげな感じが感じられる作品はとても好き。
だからここは一度は訪れてみたかったところ。

白を基調とした美術館は、
それはそれは美しかった!
一度は訪れてみる価値はある!!

そして私、美術館も好き
なので、この美術館のオススメを一つ。

『スイミング・プール』

レアンドロ・エルリッヒ氏の作品。
これを見るには一般のチケットで良かったはず。
企画展のを買わないで。
訪れた時期と変わってたらすみません。

で、これが何かというと
その名の通りプール
中にも入れる
とはいえ、そのまま中に入ったら
濡れちゃうでしょ?
水着がないと入れないでしょ?
と思われるかもしれない。

それが全く違うの。

金沢21世紀美術館 『スイミング・プール』紹介より引用
透明のガラスの上に深さ約10センチの水が張られているだけで、ガラスの下は水色の空間となっていて、鑑賞者はこの内部にも入ることができます。
金沢21世紀美術館 『スイミング・プール』より引用

ってことで、
上から見ると中にいる人が水中にいるように
見えるし
中に入ればまるでプールの中にいるかのように
思えるの。

とてもワクワクした!!
人が多いからシャッターチャンスは難しいけど、そこはみんなで譲り合い。
こういうところ、日本人って素敵だな。

そしてこれはぜひ、数人で訪れてほしいところ。
なぜって、上からの写真もほしいから。
撮ってもらうととっても楽しいよ。

東京都庭園美術館

美術館としても建築物としても
素晴らしい。
重要文化財。

当時フランスは、アール・デコの全盛期で、その様式美に魅せられた朝香宮ご夫妻は、自邸の建設にあたり、フランス人芸術家アンリ・ラパンに主要な部屋の設計を依頼するなど、アール・デコの精華を積極的に取り入れました。また建築を担当した宮内省内匠寮の技師、権藤要吉も西洋の近代建築を熱心に研究し、朝香宮邸の設計に取り組みました。さらに実際の建築にあたっては、日本古来の高度な職人技が随所に発揮されました。朝香宮邸は、朝香宮ご夫妻の熱意と、日仏のデザイナー、技師、職人が総力を挙げて作り上げた芸術作品と言っても過言ではない建築物なのです。
現在は美術館として使われていますが、内部の改造は僅少で、アール・デコ様式を正確に留め、昭和初期の東京における文化受容の様相をうかがうことができる貴重な歴史的建造物として、国の重要文化財に指定されています。
東京都庭園美術館HPより引用

私はアール・デコ調の建築物も好き
だから建築物として見に行ったんだけど、
内装もとっても素敵!

入口からしてルネ・ラリックのガラス
翼を広げる女性像の作品がお出迎え。
とーーーーーーーーっても素敵!!!
さすが宮様の旧御住い!!
こんな邸宅に住んでみたい!!!
いや、いたってふつーの一般庶民だけど。
大食堂にはルネ・ラリックの照明まである!
あ、天井吊のね。

そして建物好きなわたくし。
この大食堂でやらかしてしまいました。
これは木なの?鋼製なの?
と、思わずコンコンと叩いてしまったwww
すかさず係員に「重要文化財ですから」
と注意されてしまった。
そりゃそーだ。

で、ちょっと離れたすきに一緒に行った友人。
戻ってきた私に、階段にあった丸いものを
コロコロ回しているではないか!
「ねぇ、見て、回るの!」
いやね、共に建物好きだからね。
「ダメだよ、また怒られちゃう!」
うっかりな類友。
「良い子は真似してはいけません。」

とにかく大きなお屋敷で、見ごたえ十分
HPにも全室紹介されているけど、
実物を見て欲しい!
そんな邸宅。

旧岩崎庭園

旧岩崎邸は、1896(明治29)年に三菱を創設した岩崎家の第三代当主・久彌の本邸として建てられ、往時の3分の1の面積を持つ園内には、洋館、和館、撞球室の3棟が現存し、洋館と撞球室は、日本の近代建築史に名を残す英国人建築家、ジョサイア・コンドル。洋館に併置された和館は、名棟梁大河喜十郎の施工と言われています。
上野の文化施設より引用

ジョサイア・コンドル設計

この建物も何回も訪れた場所。
何度行ってもいい!!!!
上野からほど近く、ちょうどいいお散歩コース
なんとこの建築物、洋館と撞球室は、
英国人建築家、ジョサイア・コンドルの設計
あの歴史の教科書で見ていたコンドル!!!
ちょっとコーフンしたよね!
コンドルやん!!!って。
え?私だけ?www

もうね、階段とか壁紙とかがかわいいの!
昔のトイレまである!
マイナーなことにもコーフンしちゃう私www
秋には入口の大銀杏がお出迎えして
とても綺麗。
同時に中の庭園では紅葉も紅葉して
とてもいいよ。

ビリヤード場も見られるこの建物。
もちろん外から覗くんだけど。
それでも、嗚呼、きっと昔の人たちの
楽しみだったんだろうな
今のように娯楽が少なかった時代。
楽しみの一つだったんだろうな。
でもそれもこんな豪華なところに住める身分
だから。
いつの世も格差社会。
と、ちょっと世知辛くまとめちゃった。

東京カテドラル聖マリア大聖堂
通称 カテドラル教会

丹下健三氏作

もうね、ここは本当に大好き!!!
会社のOGが結婚式を挙げられたところらしく、
とーーーーっても羨ましいかぎり!!

椿山荘から道路を挟んで向かいにあるこの教会。
友達と行ったんだけど、まず、入口探すの
手間取った。
え?
私達だけ???www

で、やっと中に入ったら、

天井の高さ、広さ、光の入り方、荘厳さに息を飲んだ!!!
さすがは丹下健三氏の作品だ!!!


教会繋がりでもう一つ。

規模は小さくて本物ではないけど、
安藤忠雄展で見たのが下に書いた光の協会。

光の教会
安藤忠雄氏作

Het*architecture より引用

もう見て!この光の射し方!!
実際には大阪府にある教会
今回の美術展ではそれをそっくりそのまま
再現されていたの。

カテドラル教会と違ってこじんまりは
してるんだけど、
この光が射し込む部分の作りは
相当難しかったんだろうなということが
容易に想像できる。
そこが安藤氏のこだわりだったことも
容易に想像できる。

こちらの教会も、ぜひとも行ってみたい
建築物の一つなのよね。


アルマーニ 銀座タワー

なんと、リニューアルオープンしていた!
ここはバンブータワーとも呼ばれ、
竹のイルミが印象的な建物
私はその頃見ててすごーーく気に入ってた。
その意匠はそのままにリニューアルされた
とのこと。

あの流行病であまり出かけられないうちに、
銀座の建築物も変わりつつあるのね。

光を通すと素敵にキラキラしたガラスブロックがあったシャネルもリニューアル
シャネルの上階にある
ベージュ アラン・デュカス』もとっても
美味しい。ご褒美ランチだね。

また色々見に行きたいな。

トッズ表参道ビル

さすがの伊東豊雄氏

この建物も楽しかった!
まず外観が楽しい
遊び心がある!!1
さすが伊藤豊雄氏!!
そう、かの伊藤氏の作品なの。
中にも入ったけど、
遠い過去すぎてちょっと思い出せないwww
ごめんなさーい。
だけどオススメしちゃう。
行って損はないし、楽しかったもの。
わーーーーーー!!
って盛り上がった
もの。
伊藤氏の作品も好きだな。

GYRE

建物は、オランダの建築事務所MVRDV(ロッテルダム・オランダ)を共同設計者に迎え、「渦、回転する」というコンセプトのデザインとしました。一層一層が回転したようにねじれており、それにより生じる空間にテラスを設け、豊かな環境を創出しています。それらテラスを繋ぐように設けられた外部階段を、外周を囲うように上っていくことも出来、渦、回転を体現しています。
竹中工務店 GYRE紹介ページより引用

ねじれる建物

ここはもう外観が好きな建物。
このねじれ具合が面白くて
中にはMOMAショップやらファッション、
ブルガリイルカフェなどが入っている。

商業施設よりなにより
私はこの外観が特に面白くて。
S造で一体どう鉄骨を組んでいるんだろう?
と、構造に興味を持つ建物。


最後は変わり種。

江戸東京たてもの園

ここは小金井公園にある施設

とにかくいろんな家屋が並んでて楽しい。
小金井公園にあるから家族連れでも楽しめるよ!

私は中でも『前川國男邸』が好き。

江戸東京たてもの園より引用

前川國男氏はかの、ル・コルビュジエの弟子
でもあった人物!
ひゃー!すごっ!!

詳しくはここにある通り。
説明をひとにまかす私www
でも、
建築好きならこの『東京江戸たてもの園』は
行って損はないはず!!


あとはもう、藤森照信氏の藤森建築を
見てみたいなー!って密かに狙ってる。

中々行けないんだけどね。

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