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殺人犯がいた職場での話 【前編】



これは公に書くことが出来ない、
書きたかったけど書けなかった。

ひとりの元警察官とひとりの元受刑者
そんなエッセイをひっそり書こうと思う。

■ 「そして彼はまた人を殺す」

「どうして殺したの?」

あの夜、私は一生で一度きりになるだろう質問をした。

この問いかけに人殺しである彼はこう答えた。

「アイツは決まりを破ったんだ・・死んで当然だろ?」

死んで当然・・・彼は自分や自分の周りにある、
流儀や掟に反したものを殺すことは・・・当然。

「悪いことでは無い」と考えていた。

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あまり多くの人には読まれたくない話。公には書けない話を書きます。実験的な記事も書きます。日記・エッセイ・創作漫画の定期更新。そのほか要望や質問などあればお答えすることもあります。

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